後期テールLED化【道路運送車両の保安基準・別添94】
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
後期テールLED化に向けて今更ですが自作したLEDの保安基準を確認しました。
各種ライトは取り付け位置などが決まっているため、以下では【純正のライトのバルブを変えた場合+α】として確認します。保安基準を原文で書くと解かり難いので直感的に解かる様に書きました。
※間違っている可能性があります。
※2010/11/23全体的に改定・追記
●ハイマウント
○ 照射光が他の交通を妨げない
○ 赤色
○ 上10°、下5°、内側・外側10°から
【照明部】が確認できる
○ 元々1個の車両は2個つけられない
○ ブレーキ時のみ点灯
2
【照明部】とその数え方は、【別添94】に書いてあります。照明部とは簡単に言うとライトの一番明るい光が当たっているレンズのことです。しかし、ハイマウントのレンズは外してしまいました。ですが、【別添94】によるとレンズがなくてもライトの光の投影面積を【照明部】とすることが出来ます。
私が作成したハイマウントストップランプでは、LEDをリフレクター全体に配置したため、光の投影面積をLED配置部と見積もっても問題はなさそうです。その場合上10°、下5°、内側・外側10°から【照明部】を確認できてます。
したがって、見積もりが荒くなければハイマウントは保安基準を満たしていると考えられます。
実際レンズのことを今日ディーラーで説明したら大丈夫でした。
3
●サイドマーカー
○ 昼間30m先から【点灯】を確認でき
照射光は他の交通を妨げない
○ 橙色
○ 上・下15°、前方60°、後方5°から
【照明部】が確認できる
○ 照明部の面積は10cm2以上
サイドマーカーレンズは純正品なので、最後以外は大丈夫そうです。
4
ここで言う照明部の面積とは、【各照明部の車両中心面への投影面積及び車両中心面と45°に交わる鉛直面への投影面積】のことです。
※これ以降は考えが間違っているかもしれません。
解かりにくいですが、図を描いてみました。求める面積は、図の黒線と灰色の線の面積の和です。それが10 [cm2]以上なので照明部の面積をSとすると
(1+√2)S≧10
S≧4.14 [cm2]
となります。
よって、LEDの光がレンズに当たっている面積が4.14 [cm2]以上あれば保安基準を満たしていることになります。私の自作したサイドマーカーは満たしていないと思うので、これ以上計算しません。
5
●ウインカー
○ 昼間100m先から【点灯】を確認でき
照射光は他の交通を妨げない
○ 橙色
○ 上・下15°、内側45°、外側80°から
【照明部】が確認できる
照明部は、純正のテールなので、レンズ表面を削ったりしていない限り大丈夫です。したがって、写真の自作したLEDは保安基準を満たしています。
6
●バック
○ 昼間100m先から【点灯】を確認でき
照射光は他の交通を妨げない
○ 白色
○ 上・下15°、内側45°、外側45°から
【照明部】が確認できる
○ 灯火の数は2個以下
○ 平成17年12月31日以前に製作された
自動車は光度が5000cd以下(主として
後方を照射するものは300cd以下)
ウインカー同様大丈夫そうです。
7
●テール
○ 夜300m先から【点灯】を確認でき
照射光は他の交通を妨げない
○ 赤色
○ 上・下15°、内側45°、外側80°から
【照明部】が確認できる
●ストップ
○ 昼100m先から【点灯】を確認でき
照射光は他の交通を妨げない
○ 赤色
○ 上・下15°、内側45°、外側45°から
【照明部】が確認できる
○ ブレーキを踏んだとき、テールの5倍以上の
光度(テールと兼用の場合)
これも大丈夫でしょう
8
●反射板
○ 夜間にその後方150mの距離からハイビームで
照射した場合にその反射光を確認できる
○ 反射光の色は赤
○ 面積は10cm2以上
写真のテールにある模様みたいなやつです。私はレンズカットを研磨する予定でしたが、10cm2以上残し、かつ150mの距離からハイビームで確認できるように研磨することになります。研磨しすぎたら、リアバンパーに反射板をつければ大丈夫でしょう。例えばノートにはリアバンパーに反射板が付いてます。
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