裸の王様と小さな勇者

社会福祉主事研修に出る前に、私は長男にこう言いました…



私「父ちゃんは遠くにしばらく行かなきゃならない」


長男「うん」



私「だから弟と母ちゃんを、父ちゃんの代わりに守ってくれ！出来るか？」


長男「うん、出来るよ！」



私「寂しくないか？大丈夫か？」


長男「少し寂しいけど、すぐ帰ってくるんでしょ？僕大丈夫だよ！」




正直、小さな子供に言うのは酷かとも思いました。


研修中、三日目あたりから電話で話す事…



長男「いつ帰ってくる？あと何回寝て保育園行ったら迎えに来てくれる(´Д｀)？」


私「今日と明日と明後日だよ(*´∇｀*)」


子供の声を聞くと無性に寂しさが湧きます。



翌日も…



長男「父ちゃんいつ帰ってくる？あと何回寝て保育園行ったら迎えに来てくれる？」


私「明日と明後日だよ(*´∇｀*)もうすぐだよ」


最終日の宿がとれず、ひたすら焦ってジタバタして…いろんな人に頼んで力を貸して頂いた見ず知らずの私に優しくしてくれた人達



自身が怖いのを圧し殺して、毎日本来、私の役割である「家族を守る」という使命感を持った小さな勇者



私が如何に小さく…そして脆い人間であるかを改めて痛感しています。




長男「あと何回寝て保育園行ったら迎えに来てくれる？」




私「あと二回だよ(*´∇｀*)」






長男「お母ちゃん！今日と明日とその次寝たら帰るって！」







……増えましたorz