またまた深く潜行しておりました、ブクブク。
今日は浜名湖オフの日なので、このあとで西へ向かうが、ものすごく早く目が覚めてしまったため、未消化のネタをひとつ投げておくことに。
洋書で定番的なパターンとして、ある程度のテーマでくくり、複数の自動車雑誌から記事を抜粋してきて一冊にまとめる、というものがある。この場合のテーマはメーカーや車種縛りが多い。もっともメルセデスやポルシェくらいだと、あまりにテーマが広すぎて、車種だけではなく年代・世代でさらに区切ることがほとんどだ。
つまり、W124についてまとめた本があってもよさそうなものなんだけど、その立ち位置の地味さゆえか、これまでは出ていなかった。”1980年代のメルセデス”みたいな本に少し載っていたりはしても、一冊丸ごとW124の記事だけ、という本がなかったのだ。W201(190E)ですらそういう洋書は出ていたのに、これはちょいとさびしい。
が、2011年にようやく出た。それが
Mercedes-Benz E-Class W124 1985-1995(Brooklands Books刊)。
内容は書名そのままで、W124のデビューから、W210へバトンを渡すまでの10年間に、英国を中心とした自動車雑誌に掲載された記事をまとめたものだ。つまり500Eだけではなく、300Eやら300E-24 Sportline(しかもMT)やら、キャブ仕様の200すら、載っている。しかし500E関連のボリュームもそれなりにはあるので、紙モノ好きなら、まあ買っても損はないだろう。上に張った紀伊國屋書店へのリンクだと、コンテンツ一覧も掲載されている。なお
版元の紹介ページはこちら。
ちなみに記事はほとんど読んでいないが、興味深い内容としては俳優のローワン・アトキンソン氏(
Wiki)が英国Car誌に寄稿した”Why I bought a 500E”という記事が載っている。Mr.ビーンで一世を風靡した氏は、かのマクラーレンF1をクラッシュさせた(つまり所有していた)ほどのクルマ好きであることでも有名だが、500Eはその氏のお眼鏡にもかなった一台ということか。記事中には愛車らしき500E(ナンバーは”J844 SPB”の前で微笑む氏の写真もあるが、残念ながらモノクロのため、外装色は不明(明るい色のようではある)。
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500E資料・文献 | クルマ
Posted at
2011/04/17 04:56:40