なんとなしに海外のWebを眺めていた……というか、貼られていたURLを踏んだら「げげっ!」という動画が組み込まれていたので、忘れないうちに。
1990年の発表当時に本国で広報車として使われていた(つまり、それはヨーロッパ各国の媒体に貸し出された、とほぼ同義に見えるのだが)500Eは、
前回や
それ以前のエントリーでもポロポロ取り上げたように、複数台存在している。その中でも知名度が高いのは、日本では1992年本カタログの表紙を飾ったパールグレー(S-KS8807)であり、また数誌の現地試乗記にも登場したアルマンダインレッド(S-KT5601)だろう。
この二台のナンバープレートを頭に入れたうえで……
http://vanishingpoint.at/wordpress/2010/11/24/wild-at-heart/
記事の下側に動画が貼り付けられているが、走行している2台の500Eが件のパールグレー(S-KS8807)とアルマンダインレッド(S-KT5601)そのものだ!
映像は明らかに古く、いかにも広報風な映像に見える。また中盤でワインディングを駆け上がっていくアルマンダインのシーン、これはNAVI 1991/01の現地試乗記に掲載された広報画像らしきものと、どう見ても同じ峠(余談だが、これは徳大寺巨匠の記事だが、自前で撮影した写真はトビラの1カットだけで、残りはすべて広報画像だと思われる)。
エアクリーナケースをエフェクトかけながらわざわざ外してみたり、市販車としては装着されたかどうか不明なノンエアバッグのスポーツステアリングが付いているインテリアカットが挿入されたりと、これはどっかのTV局が撮影した風ではないな、やっぱり。もちろん雰囲気からして、近年に録った映像ではないだろう……新車の全力加速なんてのは、なかなか貴重かもしれない。
ちなみに動画を貼り付けているWebサイトは、バリバリドイツ語なのでドイツかと思ったら、オーストリアのオンラインメディアのようだ。オーストリアドメインなんて馴染みないから知らなかった……
#ちなみに、これに気付くことになったネタ元が珍しくともなんともないところなので、そんなんとっくに視聴済みという場合は華麗にスルーしましょう(笑)
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500E資料・文献 | クルマ
Posted at
2012/05/15 06:50:53