分割式ドライブシャフトブーツを取り付ける
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
分割式ドラシャブーツ自体は各社からありますが皆アウター側(ホイール側)です。
自分はインナー側(エンジン側)が逝ってしまいましたので
普通は純正ブーツでドラシャ引っこ抜いて直すしかないんでしょうが。
調べるとSpeasyというメーカーでは2・3年ほど前にインナー側を発売していて、おそらくインナー側は未だにSpeasy一択では?
分割式だと取り付け不良によるグリス漏れが不安要素ですが、
やっぱり分解清掃の知識が無くてもブーツ交換が出来る事と相場1.5万の工賃が浮く事を考えると、
買っちゃいますよね!
2
ブーツの裂け目から砂埃を噛んだりしないように
とりあえず商品が届くまでビニール袋で保護しておきました。
これで100kmは走りましたが、
意外ともちますね。
3
出ました。
コイツが裂けたブーツです。
周りにグリスを撒き散らした悪いヤツです。
まずはこいつを取っ払います。
インナー側なので手を入れるには狭くてやりづらいです。
金属バンドはきっちり締まってるので
細いマイナスドライバーでこじって
ニッパーで少しずつ切っていきます。
両方のバンドを取り除いたらブーツをニッパーで切って取り除きます。
4
ブーツが取れました。
グリスもかなりの年数が経ってトロトロになっているので
こぼれないように注意。
必要があれば下に新聞でも敷いておきます
散乱しているグリスを綺麗にふき取ります。
特にシャフト部分はこの後の作業に影響しますので
カンペキに綺麗にします。
キッチンペーパー(1巻)とパーツクリーナー(1本)の合わせ技が確実です。
使い切るぐらいの勢いでいきましょう
5
ボールの隙間に付属のグリスを詰めます。
ここでもこぼさないように…付属のグリスはこぼしてもいいほどの量がありません。
つめたらハブからシャフトを回して馴染ませます。
6
付属のグリースプロテクトを取り付けして
いよいよブーツの組み付け。
Speasyは分割式での一般的な高温溶着ではなく
独自のシスナーシステム(凸凹をはめて接着)になります。
ジャージとかによくあるファスナーに近いものかと勝手に思ってます。外れにくそう・耐久性がありそうです。
凹部分に接着剤を薄く均一に塗布し、
凸凹をインナー側からアウター側に向かって嵌めていきます。
これがまた予想以上にキツイのですが、このキツさもグリスを飛散しないためでしょう。
またしっかり嵌まるとそれなりの手ごたえがあります。
全部嵌めたら指でつまむようにして引っ張ってみます。
うまくいってると外れません。
7
金属バンドを締め込みます。
とはいっても引っ張って締まる一般的なバンドと違い
腕時計のようにバンドを折り込んで固定します。
ここもけっこうキツイですが、踏ん張って折り込みます。
あとは折り込んだとこで爪をハンマーで倒して固定してフィニッシュです。
8
台風(それも雨付き)の中で頑張った甲斐がありました。
キッチンペーパー何枚も吹っ飛んでいきましたが(笑)
終盤は手が震えてたような…
とりあえず2日後も異常無しだったのですが
念のため1週間、1ヶ月と様子を見てみます。
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