Bellezza / CSマーケティング D-MAX D1 SPEC マルチカナード type B  

汎用のFRP製カナードです。
S13シルビアに推奨のtypeAと、S15シルビアに推奨のtypeBのラインナップがあります。
とはいえ、汎用品なので現車合わせで加工が必要になるので、シルビア以外の車種でも段取りとしては同じ。
typeAの方が少しサイズが大きいですが、誤ってtypeBを発注しました…。

GDBはイングスのエアロを装着しており、イングスからも専用のカナードは販売されていますが、小ぶりでインパクトも少ないうえに価格も高いので断念。
それなら汎用で安くてインパクトがあり、ダウンフォース効果を期待できるモノをという事でD-MAXの製品に辿り着きました。

製品の品質としては、ハッキリ言ってオススメできないレベルです。
まず、元からカナードが曲がってしまっています。
板金屋の方が言うには、FRPは成形した後に完全に硬化するまで重石などで固定しておかなければ、自然に歪みなどが発生してしまうとの事。
この製品は、明らかに成形後の保管状態が悪かった事が原因で曲がっており、一度曲がったFRPは戻せないとの見解。

また、表面処理もお粗末で、片面は研磨されていますが凸凹は残っておりパテ盛りが必要。
反対の面はザラザラしたままで未処理。
確かに安い製品と言えど、それでもこの完成度は…といった印象でした。

今回、イングスのエアロにサイズが小さめのtypeBとの組み合わせとなりますが、上側のカナードが元々小さすぎて、ほとんど"削りしろ"が無かったため、汎用品の良さとも言える"ある程度 幅のある自由度"がありませんでした。

加工前提とはいえ、ビスやネジ類も一切付属なしで、且つこの品質は…。
それでも、クルマを走らせる時はフロントが先に風を切り裂いて走るので、リヤウィングよりも効果を体感しやすいと言われている通り、高速道路走行時の車線変更がクィックになったのを体感できました。
更に高速域のサーキット走行などでどんな効果が表れるのか期待です。

関連情報URL：http://www.dmax-cs.com/1_7earo-2_kn.html