[PC40後期]CBR600RRのドライブスプロケット交換
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
2024年式(8BL-PC40)って中低速トルクがスカスカで冗談抜きで1万回転以上回してないとまともな加速をしないのですが、その理由の一つがこちら
現行には排気デバイスが付いてないんです。素人考えですがEURO5の排ガス規制を通すためにはエキパイ変更のみでは足りず、排気デバイスを撤去して中低速の燃調を薄くすることでギリ通したのではないかと...
2
こちらが2021-2023の2BL-PC40なんですが、やはり排気デバイスが付いていますし、乗っている仲間に聞いてもそこまで中低速がスカスカとは感じないそうです。
ブン回して乗るのは別にいいんですが、先日ツーリングに行ったらギア比が低すぎてヘアピンの立ち上がりが1速でも5000回転位まで落ちてしまうのでまともに加速しないですし、奥多摩周遊あたりだとずっと1速キープで走るしかなくて色々疲れるのです
3
というわけでドライブ(フロント)スプロケを1丁落として加速に振ることにします。スプロケカバーのあたりをシフトロッドとラジエーターホースが邪魔してますが果たして上手くいくかな?
4
とりあえずシフトロッドを外して養生テープでカウルに貼りつけておきます。上のリンクは硬くて外しにくい(裏側のナットにスパナが届きにくいため)ので、リンクではなくシフト本体の8mmの六角ボルトを上に抜いて外します。シフターのハーネスが来ているので撤去はムズいので貼り付けですw
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カバーはボルト2本で留まっているだけですが、何かのドレンホースを先に引っこ抜かないとカバーが外れません。
ちなみにこのドレンホースを元の通り道に通し直すのは至難の業なので取り付け時はテキトーに下に伸ばしましたw
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これでようやくスプロケが見えてきます。緩み止めワッシャーとかなくて14mmの六角と普通のワッシャーで留まっているだけですね~
7
ラジエーターホースを外すのは大変なのでちょっと曲げてスペースを作ります。14mmソケットとエクスンテンションがあれば何とか作業できるというレベル
8
最初は電動インパクトで緩めようとしましたが、130Nmクラスのインパクトのハズなのに緩みませんでした...
仕方ないので跨ってリアブレーキを踏みながら眺めのスピナーでやったらガキっと緩んで外れました。
指定トルク54Nmのハズなのに新車ってどこも異常に硬いですよね。組み立て時に絶対指定トルクとか守ってないと思います
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ボルトが外れたらリアタイヤのチェーンスライダーを緩めてチェーンに余裕を持たせてからコジコジ頑張ると外れますw
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交換するのはこちら
サンスターで品番411-15が正しいです。他に428-15とかあって最初はそれかと思ったんですが、そちらは海外仕様とかの純正が530チェーンからのコンバート用だったりして色々複雑です
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純正はゴムが付いていて静穏性が高いそうですが、そもそも8BL-PC40はマフラーがうるさすぎてチェーンの音なんか聞こえないですw
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再びコジコジして戻して指定トルクである54Nm(一説では56Nmと言う話もあったので56で締めました)で締めます。
トルクレンチを使いましたが結構あっさりカコン!っと音がして、改めて新車時の締め付けトルクが異常に高かったことがわかりました...
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スライダーを調整してカバーなどを戻して終了です!
1丁減ったので数ミリスライダーが伸びましたがこの程度のホイールベースの変化は私にはわかりません
試走で首都高に上がったんですが、考えてみたら首都高にヘアピンはないので使うギアが一つ上がっただけで顕著な変化はわかりませんでしたw
むしろ街乗り時に発進しやすくなり、気軽に2速に上げられるようになったのでショート化は基本的には正解だと思います。純正ギア比だと街乗りでもツーリングでも1速を多用しまくるので1速ギアだけ先に痛むんじゃないかと不安になるレベルですからね…
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