今日はろくに作業はしてないから、写真なし
最近、Mさんに刺激を受けてるのは恐らく僕だなぁとつくづく思う・・・
国際サーキット(当時TIサーキット)のチューニングフェスタのチューナーズバトル(第1回から毎回参戦)に最後に参戦してから、もう6、7年になるか・・・
あの頃から、ハードなチューニングを避け、極力ファインチューニングメインでやってきた・・・
当時ショップデモカーもマイスタークラスのトップクラスマシンも、勝てるクルマが作れるレースガレージで一からボディの作りこみ(当然お金積んだからってやってもらえるわけじゃない)をして、ミスファイアリングシステムや、シーケンシャルドグミッションなど、当たり前のように装着されてきて、本当にスペシャルなクルマしかレースにならなくなってた・・・
正直アホらしくなったのもあるけど、僕は基本的に全ての作業を自分でやって、お客さんにフィードバックするための実験的な意味合いでデモカーを走らせてて、そんなスペシャルなクルマを5、600万~1000万近くかけるようなチューニングをウチの客層に勧められるわけないから、金があまりかからない加工などをしてレースに臨んでも、芳しい結果が得られるわけでもなく、そういう意味では実験することが底をついた感があって、遠ざかってた・・・他にドライビングが自分の思い通りにならない歯がゆさも大きい要因だった(でもこれは後に眼鏡かけるようになって、乱視が原因でラインやクリップから外れたりタイミングを外してたことが判明)
そこからは、ちょこっとチューニングでベース状態から激変するメニューをピンポイントでやるような作業をメインとしてきたが、僕がフェスタに参戦してたころから、ペースが変わってないことや、時代そのものがファインチューニング主流に逆行してきたこと、・・・結局、僕の持論である”行き過ぎたチューニングは、楽しみを奪うことになる”という考え方に少し業界が戻ってきた(と勝手に僕が思ってるだけかもしれないけど

)・・・
そんな折にスポーツ走行車両のメンテを何台かやってて、MさんのFCのチェックを回ってきた仕事の一環として担当し、サーキットでテスト走行した際に、眼鏡かけてから始めての走行だったけど、僕自身テストドライバーとしてはまだまだ乗れることが分かり(クルマに対する評価は僕はかなり辛口です

)
その流れでM号FDのタービンブローから仕様変更をきっかけに、それまでやってきた、出来るだけピンポイントチューニングで最大の効果を生むメニューの施工とその評価もさせてもらって、完全に刺激されました

デモカーでありとあらゆる失敗パターンを試してる(結果としてそうなってるだけ

)から、何をどうすれば効果がなくて、逆にどうすべきか反面教師として経験値が積み重なってるので、M号FDもベストではないけどそれなりの成果は上がってるとは思う・・・
また、昨今の震災によって自分に何ができるか・・・義援金送金は今月もう2回はしたけど、結局誰かの為に自分に出来るベターなサービスを提供することそのものが産業であり、産業活動の1コマになることが僕らにできること・・・だと考えたりもした・・・
そんなこんな、いろいろ思うところがあって、底なしRが目処がついたら一旦ひと段落つくので、SIDEMAX猿人2号機を復活させたいと思ってる・・・乗って楽しもうって言うんじゃなく、1号機はマイスターカップでも実績が残ってるけど、2号機になってミッショントラブルなどもあって、きちんと評価してあげられてない・・・忘れ物を放置したままにしてはいけない
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Posted at
2011/03/20 00:54:32