圧入が終わると今度はブロックのクランクシャフト側からとヘッド側から長いドリルでメタルに穴をあけ、油路を作ります。
下の写真は、圧入が終わり穴もあけおわった写真です。
もともとあったオイル穴は、回転させて圧入しているから塞がれており、
クランクシャフト側から6mm、ヘッド側からは、2mmで穴があいています。
この大きさの穴で、ヘッド側には十分なオイルが行き渡りますし、腰下には隅々までしっかり油圧がかかるようになります。この加工をすることによって大容量のオイルポンプにこしたことはありませんが、強化ポンプがなくても大丈夫になります。
ポンプシャフトベアリングは、圧入しなおすとポンプシャフトが入らなくなります。
ですので、ヤスリでスリスリしながらスムーズにシャフトが入るように加工してくださいね。
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2014/06/07 12:55:41