シフトノブ交換 【続編】
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
①デザインとカラーがお気に入りのシフトノブですが、MT兼用の為に根元部分が太くなっていて、ゲート式ATの細いシャフトにそのまま付けると違和感があります。純正やIS-Fノブの様に下方に絞り込むテーパーが付いてると美しいので、パーツを自作して付け加える事にします。
②最近凝ってる100均(ダイソー)で見つけた素材、まさかのネイルカラーです。キャップ部分のみ使います。
③同じくダイソーで見つけた、ジョイントラックの固定部品です。1個だけ使います。
2
純正ノブと、一年間使ってきたレクサスIS-Fノブ、今回のRAZOノブの比較です。
純正ノブは本革とアルミのコンビにシャフト接合部はクロームメッキでシャフト合わせ?の感じ。重量100g。
IS-Fノブは黒のパンチングレザーとステンレスミラーのコンビ、シャフト接合部への滑らかな絞り込みが美しい。重量81gは意外と軽い。
RAZOノブは本革とアルミ(ベロアメッキ)のコンビでいちばん小振りな感じです。アクセラの内装色とはマッチしそうです。重量258gはヘビー級。
純正とIS-Fノブはレザー部分の下地にクッション性がありますが、RAZOノブは下地がカチカチでソリッドな感じです。
3
100均素材の加工に入ります。
①表に見える部分はネイルカラーのキャップを使います。
②キャップを引っ張ったら筆の部分と分離できました。本体は本来の目的に使えそうですね。嫁にプレゼントしました(笑
③下から覗くと、穴は先端近くまで伸びているみたいで加工し易そうです。素材は硬質プラスチックかな?
④ひとまずRAZOノブにあてがってみます。一応測って買ったのですが、接合部の外周はピッタリですね。素晴らしい! アルミカラーの色目は近いですが、表面仕上のグレードはさすがに見劣りします。でも今回は無塗装のまま使うことにします。
⑤アップにして見ると、RAZOノブの下端部がフラットで無い為に少し隙間が空いています。ココは加工が必要ですね。
4
①太い側はRAZOノブの下端に合わせてミニルーターとヤスリで削り込みます。現物合わせで少しづつ慎重に。細い側はひとまず外径8mm位の部分でカットします。
②細い側の穴をリーマーで広げて行きます。シャフト径が8mmなので、ぎりぎり通る位まで現物合わせで・・・
③IS-Fノブの様な接合部を目指したいので、細い側の縁は出来る限り薄めに調整します。少しずつ短くしながら強度の出る所で止める感じです。小口部分は下地の白が出ちゃいますが、下向きになるので取り付ければ見えません。
5
この状態でRAZOノブに直接接着しても良いのですが、将来RAZOノブを原状回復する事も考えて取り外し式にしておきたいと思います。
①RAZOノブの下端に差し込むソケットを設ける為、ジョイントラックの固定部品を接着してプラリペアでガッチリ固定しました。ちょうど差し歯を作る様な感じです。私は歯科技工士ではありませんが・・・(^^; そう言えばプラリペアの臭いって歯医者の薬品の臭いですね。(笑
RAZOノブのソケット形状に合わせて側面を少しフラットに削りました。ちょっと削り過ぎて緩めになっちゃいました。(≧≦)
②最後に振れ止めとして、エーモンの厚さ2mmのショックノンテープ(品番1750)を固定部品の周りに貼り付けます。
6
完成したパーツをRAZOノブの下端に差し込んでみます。
慎重に接合面の形状を合わせたので、隙間なくピッタリくっ付いてます。
実はRAZOノブの下端部の外周は正円では無くちょっといびつな形をしているのですが、下から見上げてもちょうど良い感じで違和感なくフィットしています。
7
交換方法は回して外して差し替えるだけですが、一応前回の整備手帳を関連情報URLにリンクしておきます。
純正ノブ→IS-Fノブ→RAZOノブの三変化を同じアングルで撮ってみました。
8
それぞれの取付状態の側面写真を比較の為に載せておきます。
Nポジションでゲートカバーから先端までの高さがそれぞれ、純正ノブは146mm、IS-Fノブは140mm、RAZOノブは145mmになります。
ちなみにRAZOノブは2段階の高さを選べますが、今回は低い方の設定です。
握った感じはRAZOノブの小振り感が強いですが、意外と高さはありますね。
また、RAZOノブはシャフトに向かうテーパーが緩やかなので、シャフトの大部分が隠れてます。この当たりも満足のいく収まりです。(^^)
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