目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
w212後期型のステアリングに交換しました。ステアリングを交換しただけでは、パドルシフトやステアリングスイッチが使えません。裏技を使って、スイッチが機能するようにしました。ステアリングの外し方は、2019年4月4日の「ステアリング交換」の記事を参照してください。必ずバッテリーのマイナス端子を外してから作業します。
2
前期型ステアリングからエアバック入りパッドを外した状態です。茶色のコネクタが、ステアリングスイッチやパドルシフトスイッチ系の配線です。
3
茶色の大きなコネクタを外し、上部のコネクタ(3個)を外します。
4
T25のトルクスボルト4本を外して、金属のプレートを取り外します。そして、ステアリングを外します。(2019年4月の記事「ステアリング交換」を参照)
5
外したプレートを裏返すとこのような状態になります。上部の台形の黒い樹脂ケースの蓋を開けます。蓋ははまっているだけですので、爪をミニドライバーなどでこじって取り外します。
6
中に電子基板があります。この電子基板を後期型のステアリングに移植します。これにより、後期型ステアリングのパドルシフトやステアリングについているスイッチが機能する様になります。
7
基板を引っ張って、ケースから外します。針のような複数の端子が基板のコネクターに刺さっています。端子を曲げない様に垂直に引き抜きます。基盤を壊さない様に慎重に作業します。金属のマイナスドライバーは、プリント基板を痛める可能性があるので、プラスチックのヘラなどを使うといいです。
8
左が(私の)前期型W212から外した基板です。右が後期型のステアリングから外した基板です。そもそも、リード線の本数が違います。
9
後期型のステアリングからエアバックを外し(外し方は説明が長くなるので検索してください。)T25のトルクスボルト3本とトルクスネジで留まっている茶色の配線を外して金属のプレートを取り外します。
10
次に、金属プレートの下にある黒い樹脂プレートを上側を支点にしてひっくり返すようにして持ち上げます。ひっくり返したら、下部の樹脂の蓋を開けます。開け方は旧型のケースと同じです。
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電子基板が現れました。これを外して、前期型のステアリングから外した基板に交換します。
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基板を差し替えたら元通りに組み付けて、ステアリングを車に取り付けます。
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後期型のステアリングに換装できました。スポーティな印象になりました。後期型ステアリングは、オークションで入手しました。エアバック付で安いものはなかなかありませんが根気良く探してみてください。私は2万円以下で入手しました。
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後期型に交換した後にわかったのですが、2014〜15年式のAクラス「A180スポーツ」のステアリング(写真)なら、基板を交換しなくともポン付で全てが機能することがわかりました。同じ中古で入手するならこちらを狙った方がいいです。
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