
以下の写真は今回の試乗とは余り関係有りませんが、MINI横浜都筑ショールームに展示されていたMINI公式キャラクターであるスパイク君のぬいぐるみ(非売品)です!

MINIに輸入車最小排気量の3気筒1.5Lツインパワーターボディーゼルエンジン搭載車が昨年半ばに新発売された時にいの一番でMINIクーパーD5ドアには試乗を済ませていました。今回はMINI横浜都筑の担当営業の方が「何処かご希望の試乗コースは有りますか?」ご好意で提案して頂きましたので、ショールーム〜国道246号線〜田園都市線江田駅付近〜横浜市営地下鉄仲町台駅付近〜第三京浜都筑IC付近〜横浜市営地下鉄東山田駅付近〜と周る周回してショールームに戻る20.9kmを試乗させて頂きました。
担当営業の方は、「日曜日の午前中の割には、結構混んでますね。」と仰ってましたが、わたくしとしては、空いてはいませんでしたが、ストレスに感じるほどの渋滞は無かったので、試乗コースとしては、丁度良いくらいに思いました。
この試乗コースはガラガラに空いている夜間や早朝は、法定速度プラスαで巡航していても煽られるくらいのガラの悪いエリアなので、せっかくのご好意により試乗させて貰ってそんな思いはしたく無かったし、生保レディのカミさんが営業回りする場合の走行パターンも再現出来たので、丁度良かったと思いました。
所で、朝一番の試乗だったせいか、ショールームのパーキングから試乗コースを走り出して見ると、信号待ちで停車してもアイドリングストップが掛かりません。
どうもエンジン、触媒、DPF等が暖機されるまでは排気ガス清浄性能を確保する為にアイドリングストップが掛からない仕組みとなっている模様です。
試乗コースに走り出して7、8kmくらいになってからやっとアイドリングストップが掛かる様になりました。
最初に試乗した時もそう思ったのですが、市街地を加減速し、走行して見ると正にBMW1シリーズの4気筒2.0Lツインパワーターボディーゼルエンジンを搭載する118dを縮小コピーした様な好ましい走行フィーリングではないですか。
市街地の走行パターンでは、アクセルペダルの踏み加減としては1/4ほども踏み込めば全て足りてしまうので、とても走り易かったでした。
又、装着されていたタイヤも大人しめな175/65R15と言うことも有り、乗り心地的には全くネガティヴなフィーリングが有りませんでした。
この175/65R15と言うタイヤサイズはアピアランス的にはむしろ地味ですが、軽量な3気筒エンジンを搭載するMINIには最適なマッチングとなるタイヤサイズだと思いました。

先ほどの周回ルートとなる試乗コースを走り終えてショールームのパーキングに戻り、OBD2診断コネクタにBluetooth発信機を接続してDashCommandと言うiOSアプリで燃費計測した結果を確認したら、20.9km走行し、7.1L/100km=14.1km/Lとなっていました。
昨年新発売早々に5kmほどの短距離の試乗コースでも14km/L台の燃費計測値でしたので、クーパーD5ドアの燃費性能は安定しているのかも知れないですね。
ショールームに戻り、前から気になっていた残価設定ローンのメリットとデメリットを説明して貰いました。
と言うのは、残価設定ローンの一番のメリットは、ご存知の通り月々の支払い金額が少なくなることですが、裏を返すと最終支払月に最初に設定した残価分の負債が残る仕組みなので、そのデメリットも具体的に説明して貰いました。
残価設定ローンは、同じブランドの車種を3年、5年等のサイクルでいつも代替すれば、そのメリットを最大限に享受出来ます。
しかし、予め設定した3年、5年で次期車に代替せずに再ローンを組むのは、最初から残価設定せずに通常のローンを組むよりも残価設定ローンの方が金利負担が嵩んで割高になることを念頭に置く必要が有るそうです。
つまり、同じブランドの車種を3年、5年のサイクルで代替して行くならば残価設定ローンで、気に入った車をじっくりと7〜8年以上乗るつもりならば、通常ローンと言うことになります。
又、特定のブランドに拘らずに色々なブランドの車種を乗り継ぎたいならば、予算の許す限りローン期間の短かめな通常ローンを組むと言うことになりそうです。
(結論)
今回、じっくりと長めの試乗コースでMINIの魅力を堪能して見ると、お値打ちなことと信頼性を第一義に理詰めで検討すると国産車しか次期車となりそうに無いですが、理屈では割り切れない好き嫌いやこだわりで次期車を検討する場合には、MINIの魅力はとても捨てがたく、悩ましい選択肢となりそうですね。
(追伸)
MINI横浜都筑ショールームから自宅への帰り道で現愛車フィットのシートに乗り込んで見ると、フィットのドライビングポジションや目線がMINIと比較すると随分高めなことが少し気になりました。
又、MINIはエンジンフードが視認出来ましたが、フィットはあのワンモーションフォルムのお陰でフードの先端は全く視認出来無いので、この両車種の違いが大きいことが改めて認識されました。
Posted at 2017/02/12 23:25:10 | |
トラックバック(0)