
愛車の1台である70スープラが1月頃よりセルを回したり切ったりを短時間に連続すると始動出来なくなる症状が発生!
プラグを外すと何となく被り気味かな?って位だけど点火火花は飛んでいる。
1G-Gなどと違いスタートインジェクターが別にある訳ではないので、燃料ポンプ自体を疑いガソリンタンクを下ろして見た。
タンクを下ろす前に燃料ゲージを外した所、ゲージもタンク内も凄く綺麗で
んん???とは思ったが、新品の燃料ポンプを買ったので、タンクを下ろす事に…

ジャッキアップして馬を掛け作業開始

フューエルキャップ付近のネジを外しタンクを下ろす準備

タンクに当て板をしてジャッキでタンクを下ろします

燃料ポンプを外すとやはり、ゲージを外してタンク内を見た時の通りでした。
私の所に来て3年以上が過ぎていますが、前オーナーがタンクを新品交換していたと思われる。
タンクに錆は全く無く、ポンプもフィルターもゲージも綺麗で全て新品に交換されていたようだ

しかし、燃料ポンプの新品を買ってしまったので、この際なのでフィルター含め効果しておく事に

そして、パッキンも新品交換

しかし、燃料タンクを降ろして燃料ポンプを交換したが何も変わらず、
時々エンジンが始動できない!
では、ポンプリレーを疑い新品を探すが既に製廃。
仕方がないので汎用リレーを加工してポンプリレーを製作して取り付け!

汎用リレーに車両側に合うコネクター付けて、車両に装着
ストラットの上にノーマルポンプリレーがあります

しかし、これを変えても変化なしだったのでコンピュータを疑い、コンピュータを交換したが変化なし!
次はサーキットオープンリレーを疑う!
これは新品が出たので早速交換したが、これまた変化無し

ポンプリレーとサーキットオープンリレーの配線図

どれをやっても症状は変わらず、やっぱエアフローかなぁ?と手持ちのエアフローに交換してみるが変化無し?!
配線図をもう一度良く見てると!!
んん?

エアフローの1と2が短絡しないとサーキットオープンリレーが動かないじゃん!
って事は、この配線の接触不良か断線しか無いなって事で、エアフローのコネクタを外し1と2のメスターミナルをコネクタから抜いて短絡してみる

セルを回してみると、あら何という事でしょう?!
一発始動するじゃん!!

って事で、何をやっても症状改善せずだったが、結果エアフローのしかもエアフローの部分には関係の無い場所が原因だった…
しかし、エアフローを交換しても症状は変わらなかったので、エアフロー側のターミナルの接触不良は考えにくいです。
考えられる原因は、車両側コネクターのターミナル後ろ側の配線の中で断線もしくは接触不良していると思われる。
今日は時間切れなので、後日この辺の配線をバラして15センチ位他の配線に入れ替えてターミナルを元に戻してエアフローに繋いでも同じ症状が出るか確認する必要があるだろうと思う。
それにしても自分の車である事、仕事が忙しく偶にしか触る時間が無かった事、原因追求に遠回りをしてしまったが、こんな事例は私は見た事が無かったので、良い勉強になったのは間違いない!
ちなみにポンプリレーは製廃なので市販リレーで作ってみました。
もし需要がある様なら、交換用リレーとして発売しようかなぁなどと考えています
Posted at 2025/05/04 22:01:58 | |
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