私の仕事というのはとにかく月末から10日にかけて特に仕事が集中するのです。
それはその期間に連休があったとしても、
やらなきゃならない仕事量に変わりはありませんし、納期は待ってなどくれません。
ましてその間に付け加えて雨中走行のツケ
乾燥の為の夜走りなんかもねじ込んだものですから…
やっとの思いで乗り切ったものの、かなりきわどく心底消耗しましたよ
(苦笑)
1日2日は呆けていたいところでしたがそうもいきません。
今日が月曜日として次の日曜日にはもうイタジョブ本番
金曜の仕事終わりには出発する予定ですから準備は実質4日しかなく、
かつ残念ながらその全てを充てられるとも思えないので
いきおい出来る事はかなり限られます。
車育の一環として今年も下の子を同行させるつもりですから、やはり最重要視するのは安全性
たとえ止って(走行不能になって)しまったとしても命には支障をきたしませんが、
止れなくなってしまったとしたら最悪の結果につながりかねません、
制動関係のチェックには惜しみなく時間を割きました。
当日が近づくにつれ天気予報の精度も上がります
やはり今回も往路の雨中走行は避けられそうにありません。
そうなるともし途中で何らかのトラブルが生じた際でも、
運よくそこに屋根が掛かってでもいない限りボンネットを開けての対処が出来ないのです。
どんなに日頃から気配りをしていたとしても、そこは間もなく車齢70に届こうかという事実は、消耗部品として認識していなかった箇所の破損も有りうるのですが
そもそもそんな事態に応急で対処出来はしませんから、まずはしょうもない原因で止まらない事
語弊を恐れずに言いますが、
正しい混合気・正しい圧縮・正しい点火の3つが揃えばエンジンは回ります。
圧縮に関してはコンプレッションテストを実施してもいいのですが、それまでのフィーリングからそこまでの深刻なトラブルは抱えてはいないだろうと判断して割愛
ラジエターキャップを外してLLCにガスケット抜けによるオイルの混入が無い事の確認だけにとどめました。
そもそもソコにトラブルが発生した場合、応急でどうにか出来る範疇にはありませんし。
混合気に関しては
本来ならセッティングを出す時だけ付けるものとは承知の上で、
センサーは消耗品と割り切って付けっぱなしにしている空燃比計で頻繁に観察していましたから、このセッティングで問題はないでしょう。
このPLXの空燃比計、
帰路にいつの間にか外周部のインジケーターは作動するものの、数値を表示しなくなってしまいましたが、
途中SAにてオープニング中に3ヶ所あるセンサー同時押しというモニターのリセット方法を試したところ無事復活しました。
ネットで検索すると出てきますから、よくあるトラブルなんでしょうね
知ってて良かった。
ベルクランクのリンケージと燃料配管を外して
バンド4本を緩めればスピゴットから簡単に外せる構造のキャブレターなのですが、
アルファのエンジン構造上、ウォーターラインが邪魔でそのバンドが緩めづらい(フレキシブルのナットドライバー使用)ので
時間がない今回キャブ本体は外さず
トランペットソックスとファンネルだけ外して点検・清掃
トランペットソックスは購入してあった予備のモノと交換して、
外したのは暇を見て中性洗剤でクリーニングして次回の交換に備えるとしましょう。
プラグは先週の佐倉行きで6番に落としてありますから、
忘れない内にクリーニングしてギャップの調整を済ませてある7番に戻して
外した6番プラグ(B6ES)一番右側の列 奥から1・2・3・4
3番が少しオイリーなんだよな…
ステムシールかな?
プラグはマイナス端子を背にしてインテークバルブ側を向くようにしたいので
本来ならこういったシムがあればいいんでしょうが
キノクニで値段を調べたら結構お高い
なので手持ちのプラグをあれこれ入れ替えて、何とか妥協できる組み合わせが出来たのでそれで良しとしましょう。
お師さんもシム入れてまではやらないそうですし。
デスビキャップも外してみましたところ、結構汚れてる
ということは焼損しているね
キャップとローターセットで交換しておこうとストックから出してきて
ん?
ローターは良いけどキャップのこの形状はボッシュには違いないけれど前期型
今付いている123イグニッションに使われているのは、同じボッシュでも後期型
今から手配したのでは間に合わないからとりあえず
手配だけはしておいて、キャップはハンドエンジンにセットしたシリコンポイントで端子を磨いて今回のところは再使用
やや焼損の進行したローターのみ新品に換えたのでした。
スパークプラグ・デスビときたらコイルは今のと同じのがもう1つあるからソレを持って行けばいいとして、プラグコード
永井電子のULTRAとかNOLOGYのHOT WIREなどを経て今のTAYLORのに落ち着いてからもうだいぶになります。
いったい何時から使ってるんだろうと古いスナップから探してみましたところ
少なくとも2011年の時点では既に使っていることが判明しました。
今のところ不具合なく使えていますが、年数的にそろそろ新調してもいいでしょうと
また同じ物を探しますが見つかりません
PERTRONIXとの合併により、同じ物はもう手に入らないのだそうで…
さて困った
お師さん所に何かストックはないかと尋ねてみても手持ちはないと言う
それどころか今では永井電子もオーダーサイズは受け付けてくれないから現状では作ってくれる所が見付かっていないとも。
迂闊でした、
プラグコードなんてありふれた物、いつでも簡単に手に入るだろうなんて気にした事すらありませんでしたが
今の車は大概がダイレクトイグニッション、プラグコードは使いません
前足車だった2003年製のプジョー106ですらダイレクトイグニッションでしたから
今や需要のないに等しいモノをメーカーは供給し続けてくれるはずもないんです。
キノクニでも自社ブランドの製品は既に廃番で、
MSDのセミ自作キットはまだありそうだけど、でもアレ
ULTRAと同じで銅芯線なんだよなぁ
というのも今使っている123イグニッションのホームページで、
銅芯線のコードは使うな‼って明記されてるんです。
何でも金属芯線のプラグコードが発する電磁ノイズが電子機器に重大なダメージを与えるという理由で、デスビをマグネットピックアップ等のフルトラ化している場合、金属芯線はご法度なのだそうですよ。
お師さんもその事について今まで気にした事がなかったと言われては教えを乞う訳にはいきません、自力で根気よく探すしかありませんでした。
当然数日後に迫ったイタジョブ行きには間に合いません、
手持ちの物は金属芯線のしかありませんから持って行くことは出来ず、
何もトラブルが起きないことを祈りつつ、使い慣れたTAYLORのプラグコードを再び取り付けたのでした。
出発当日の金曜日にしたのは雨対策、
ガラコは事前に施してありましたからワイパーがちゃんと作動するのを確認して、
それからヒーターはデフロスターの位置に予めセット、
ベンチレーターのフラップは全開になっているのを再確認、
ここからフレッシュエアを取り入れて、開けたリアクオーターから抜くことで内窓の曇りを防止します。
もっとも、ある程度の速度で走っていないと効果はないんですけどね
(苦笑)
後はこんな小細工もしました
お嬢には小さなグローブボックスを除けばドリンクホルダーはおろか収納スペースが皆無ですから、助手席に誰かが乗っている場合にはペットボトルや喫煙具、ペンライトや眼鏡といった物はシートとサイドシルとの間のスペースに置いてあるんです。
先週の佐倉の時も雨降りでしたからここに水が入って、煙草の箱が悲惨なコトになりました。
ドアの閉開時も含めてここに水が入るのは仕方ありませんから何か対策をという事で
ここにフロアマットを敷く事にします。
用意したのはEunos500で使っていた古いマット、
別にカーペットの切れ端とかでも良いのかもしれませんが、わざわざコレを引っ張り出してきたのには理由があって
まず裏面が防水になっていること、
本来これは濡れたマットから下に染み出さないようにこうなっているのでしょうが、
それって下からの水も防いでくれますからね。
それとおそらく滑り止めの役割でスパイク状の突起が並んでいるのですが、これのおかげで気持ち程度上げ底になるんです。
(笑)
ほつれ止めに切り口をバーナーで炙って敷いてみました。
ちゃんとした物は今度時間がある時に作りましょうね。
支度を終えて、あとは息子が塾から帰ってくるのを待って出発
仮眠するほどの時間は作れませんでしたから、長めに入浴して少しでも疲労を和らげておきます。
食事は摂取すると…
眠くなっちゃいますから抜きで、晩酌代わりにドリンク剤とカフェイン強化コーヒー
(笑)
さあ、行きますか♪