2010年12月19日10時23分
提供:Sakura Financial News2
【12月18日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 年の瀬の風物詩、年末ジャンボ宝くじ。皆さんもう買いましたか? 今年は1等2億円が74本、2等1億円が370本(1等、2等の本数は74ユニット発売の場合)で、なんと444人もの億万長者が誕生するんだそうですよ。1等の当選確率は1000万分の1ですが、2等も合わせた1億円以上の当選確率は、約167万分の1。ということは、ボーナスはたいて1000枚購入したら、確率的には1670分の1。
…あれ? もしかして、億万長者って意外と簡単になれるんじゃ? そこで今回は、全国の公営くじや公営ギャンブルで"億万長者になれる確率"を調べてみることにしました。
まずは、宝くじでも数字選択方式をとっている「ロト6」。1~43の数字の中から6つの数字を当てる宝くじです。毎週木曜日に抽選が行われ、1等当選者がいない場合には当選金がキャリーオーバー(繰り越し)されるため、最高で4億円が狙えます。その当選確率は約610万分の1。
次に、スポーツ振興くじと言われるサッカーくじ「toto」の「BIG」。これは土日に行われるJリーグ14試合(J1・J2)の試合結果の、勝ち・負け・その他(引き分けなど)をすべて当てると最高で6億円(キャリーオーバー時)が手に入るというもの。1等の当選確率は約478万分の1。ちなみに、2010年は40人もの6億円長者が誕生しています。試合結果は機械が選択するため自分の予想を買うことができません。予想したい向きには通常の「toto」もあります。こちらも当選確率は同じで、最高2億円です。
公営ギャンブルでは、競輪くじの「Dokanto!」があります。今年9億円の当選者が出たことで一気に知名度を上げた「チャリ・LOTO」もその一つ。“重勝式”と呼ばれる複数のレースを的中させる方式をとっており、「チャリ・LOTO」の場合は、1日のレースの後ろから7つのレース(1日11~12レース)すべての1着を当てることで、最大12億円もの払戻金が得られる可能性があります。的中確率は478万分の1で、確率的にはサッカーくじと同じ。「チャリ・LOTO」も「BIG」同様、コンピューターが数字をランダムに選択するため予想はできませんが、自分の予想で買える「チャリ・LOTO SELECT」も用意されています。なお、「Dokanto!」とは競輪の重勝式車券の総称で、「チャリ・LOTO」以外にも対象競輪場が異なる「Kドリームス」「競輪TOWN」、「オッズパークLOTO」が、重勝式車券を扱っています。
最後は競馬。日本中央競馬会は6日に、毎週日曜日の対象5レースの1着馬を的中させると、キャリーオーバーの有無にかかわらず最高で2億円の払い戻しが受けられる「WIN5(ウインファイブ)を、2011年4月24日より開始すると発表しました。この新馬券、買い方は3種類で、全部自分で予想する「完全セレクト」、一部のレースをコンピューターに選択してもらう「一部セレクト」、すべて機械任せの「ランダム」があります。で、肝心の的中確率ですが、競馬の場合は1レースの最大出走頭数が18頭なので、全5レースすべてが18頭立てだった場合でも約189万分の1。購入単位は普通の馬券と同じ100円なので、例えば300円で3点の違う買い目を買えば、ジャンボ宝くじ1枚と同額で、しかも63万分の1という高確率で億万長者になれる可能性があるんです。
こうしてみると、億万長者が狙えるくじって結構あるんですね。ただし、よーく考えてみたら、こんなに高確率に見える「WIN5」でさえ、確率を100%にしようと思えば1億8900万円も必要なんですよね…。億万長者への道は、やっぱりそんなに甘いものじゃないようです。【了】
1/100のナンバーズミニでさえ、当たらないのに・・・
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2010/12/19 19:56:25