領空侵犯機撃退 エピローグ

( 遅まきながら 本当に申し訳ありません m(__)m ) 管制官(妻)からの 待機指示の間 若いパイロット(覗き中学生)との沈黙の時間が過ぎて行く 国連軍(警察)に 引き渡されると観念したのか 無言で三人がすすり泣く声だけが 聴こえる やがて 無線(携帯)に 管制官からの 「三名を 解放されたい なお この件については 今後一切不問とされたい」との指示が届けられた 措置内容に疑問をもち問い合わせると ぶっきらぼうに「(貴方に)説明の必要は無いので 速やかに(解放の上)帰還されたい！」憮然と しながらも 不安そうに 見つめる 三名に「もし 国連軍(警察)に 引き渡されると すぐに 噂になり 今後 どんなに勉強しても 良い学校 更に 就職は (身内も含め)出来ない 親御さんも 仕事を失うかもしれない 」と伝えると 三名は 号泣しだした 少しなだめながら 今回は 全て不問にし 解放する旨伝え 「もし 君達を 法律どうり 警察に引き渡せば 桜を見るたび (君達も含めて)親御さんは 悲しい思い出を 思い出す 本来 人は新しい季節を希望を持って迎えるべき生き方をすべきものだ 軽はずみな行動でそれを迎えることが出来ないような事は 今後絶対しないことが約束できるか？」 と 問いかけると 涙声で「約束します」と 答えた 「今後は 一生懸命頑張って 勉強するか？一生懸命頑張ってどうする？」と尋ねると キョトンとした顔で 見つめるので 「一生懸命頑張って勉強し 良い学校に進学して 自分の為に 働きなさい そうすることが 世の中の為になり 国家の為になる!」と伝えると 少し理解したようで 三人は 「これからは 一生懸命頑張って勉強し 社会でも一生懸命努力して 国家に奉仕します！ 本当に ごめんなさい！」と 言いながら月明かりの下 何度も頭を下げながら 足早に立ち去った そのあとを追うように 桜の花びらが ハラハラと 散っていった 戻ると 妻が 「よく見たら 知り合いの子供が いたの マァ よくある 大人の都合ってヤツよ♪ 」と 言いながら 少し上等の お酒を グラスについだ