
【今回のタイヤレポートに関する免責事項】
私は・・・
1.今回のKinergy Eco2が人生初の新品タイヤです。
2.本企画前に装着していたタイヤは、サイズも、タイプも全く異なります。(自己紹介参照。)
3.ここ5年ほど「たまたま安かったから」と、通年でずーっとスタッドレスを使用してきています。
4.今回のタイヤを、自分でホイールに組み込んでいます。(いわゆる手組み)
(もっとも、これに関してはミニカ時代のFALKEN ESPIAに関しても同様ですが。)
そのため、一般の人の感覚とずれているところがあるかもしれません。ご了承ください。
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先日ちょっとした失敗でかなり精神的にモヤっと来ていたので、憂さ晴らしに寒風山ルートを
走ってきました。フジグラン西条からスタートで道の駅木の香で引き返してまたグランに戻ってくる、
というのがお決まりのルートです。なお、グランじゃなくて伊曽乃神社の時もありますw
というわけで、今回のシチュエーションは「峠・ドライ」です。
【あれ、このコーナーこんなに速く走れたっけ?】
寒風山は私が高知へ行く際のド定番ルートなわけですが、ミニカのときもあの勾配には
かなり泣かされました。友人のH56Aパジェロミニにはいつも置いて行かれましたw
低速トルクが薄いHA23Vならなおのこと、なかなかスピードが乗りません。
・・・が、今日は違いました。
まずはヒルクライム。
いつものように走ると、全体的に+5~10km/hだったのです。
コーナリングスピードも、明らかに上がっています。
やはり、前回お話した「コーナーで粘るようになった?」は正しかったです。
そして、何よりも気持ちよく走れます。
例えるなら「つっかえていたモノが取れた」ような感じでしょうか。
本当に、「軽く」走れます。
「あれ、もう寒風山トンネル?」という感じでした。
で、ダウンヒルもこの変化を感じました。
ダウンヒルはアクセルから足を離して自由落下で進むことが多いのですが、そうはいっても
勾配の変化でアクセルを踏む時は当然来ます。
しかし、そのタイミングが明らかにあとになっています。
そしてやはりアベレージスピードも上がっています。
コーナー進入速度が気がついていたら上がっていたので、刺さりかけたこともw
コーナーで粘るようになってくれて、ありがたい限りです。
総じて言えば、「"緊急車両"に注意」、ですかね(マテ)
【余談】
同じ韓国メーカーのタイヤの話で、職場でクムホ・SOLUSを履いてる人がいます。(車両はH81W)
フロントがそろそろスリップ出そうなのでそのことを指摘したのですが、交換して3年半くらいだったとのこと。(実際にどれくらい走っているのかはわかりませんが・・・)
しかもFF車の宿命というかリアはまだガッツリ残っていますので、ローテーションすればあと半年、ともすれば1年延命できそうな感じでした。
クムホでこれであれば、当然ハンコックにも同等以上のものを期待してしまいます。
タイヤライフネタで、どこかの雑誌のコラムに書いてました。
「減ってるんだったらアジアンタイヤでもいいからとっとと交換しろ!」と。
(製品がJISやDOT等の規格に合格しているという前提で)全くそのとおり。反論の余地もありません。
タイヤはゴム製品ですから鮮度が重要になる。よほど恵まれた環境下に置いてない限り、ある程度年数が経てばどんなブランドでもゴムはカチカチのヒビだらけ。
「騏驎も老いては駑馬に劣る」ということわざがありますが、まさにそのとおりなんです。
国産や欧米ブランドに拘ってるばっかりに、カネがないと言いながら"スリックタイヤ"を履き続ける・・・
そんなのはナンセンスこの上ないです。
そんなものを履き続けたがために
愛車がこんなことになってしまっては元も子もないですよね?
このV36はマジで雨の日の高速で"スリックタイヤ"履いてとっちらかったとか・・・。
そしてもし、そのとっちらかった先にバイクがいたら・・・!?
想像するだけでも怖いですよね。
たかがタイヤで親韓だ反日だわめくネトウヨ連中は放っておきましょう。
そんなことより目の前の交通と自分の安全のほうがよっぽど大事。この雨の多い国、ましてこれから梅雨ともなれば"スリックタイヤ"で走り続けるほうがよっぽどテロリストです。
「梅雨時分にカチカチのスリックタイヤでアルファード」なんて最悪の組み合わせ、もう無差別テロ準備罪として罰していいくらいです。コンビニになんか突っ込んだら「プリウスミサイル」どころの騒ぎじゃないですよ・・・!?
※xH30系の乾燥重量1920~2220kg、つまり運用時の総重量は2.5tなんてことも・・・!?
だからこそ、これからの梅雨のシーズンでのKinergy Eco2の、ひいてはハンコックの実力は気になるところです。
【課題ネタ】
1.前のタイヤと比べて何がいいか?
上述のとおり、走りに軽快感が生まれました。
私の住む愛媛東予地方のように「どこに行くにもワインディングは避けられない」という場合、
ショッピングリストに入れてもいいのかなと思います。
2.装着してハンコックへの印象は変わった?
「変わった」どころか天と地ほどの差です。
ごめんなさい。これまで15年間もの間韓国車バカやってきたのに。
日本国内仕様車でも三菱やダイハツに純正採用された事実を知っているのに。
ぶっちゃけて言うと、心の何処かでハンコックのことをナメてた自分に気が付きました。
でも今ならいえます。それは間違いだと。
今までの感触から、少なくともKinergy Eco2に関しては「アジアンタイヤ」という括りで見下すことは、もはやできないのではないかと思っています。
このままライフに問題がなければ、人に薦めてもいいと思うのです。
まぁ、上述のSOLUSの件を考えれば「そんなにライフに問題があれば、とっくにクムホに抜かれてる」でしょうから「問題はない」と予想するのが妥当でしょうね。