ドラ猫ちゃんのブログ一覧

春に車検を控え、休みの日は車庫に籠ってターボの整備をするのが通例となりました。

不具合のある部分は部品の交換で良くなるのが普通だったりしますが、不具合をホッタラカシてケミカル頼みで誤魔化すのがキライな私は、大掛かりになるのを覚悟で整備していたりします。



・・・・ところが、ケミカル品も使いようによっては、部品の寿命を延ばしたり、後々の整備を楽にしてくれる物も多くあります。

ポルシェを整備していると、多くのボルト、ナット類に焼付き防止剤は塗られていることに気付きます。

アンチシーズとかスレッドコンパウンドなどと呼ばれるグリスの一種なんですが、高温の耐えるように調合されている物もあります。



特に排気周りなどは高温になり、ネジが焼きついたり、錆びて回らなくなったりします。

足回りなどは水分などで錆びる事も多いですね。



以前から排気周りなどのボルト、ナット類にはスレッドコンパウンドを使うようにしていたのですが、ある部分の焼付き防止と潤滑の目的で何か良い物は無いかと探していました。

メーカーや種類も多く、銅に使えなかったり、余りにも高価だったりで、結構時間が掛かりました。


今回はコレを買ってみたのですが・・・・・


ロックタイト　アンチシーズＨＤ



多種多様な金属に対応し、1315℃までの耐性を持つ(含まれている油分はそれまで持たないと思いますが)。


コレの上のグレードはnuclear仕様(原子力発電所)だったりするので非常に高価だったりします(汗)

使ってどうなるか楽しみではありますが、適材適所という言葉もある通り、一つの物で全てを賄うことは難しいと思います。



足回りには別の銅グリスを使おうと思っているんですがね。




それにしてもいつ整備が終わるかは・・・・・アタシ次第(＾＾；)ゞ