ディーラーからA3セダンの内覧会のお誘いがあったので見てきました。
AUDI A3 Sedan 内覧会 #1
AUDI A3 Sedan 内覧会 #2
先にスポーツバックが発表になり、それから数ヶ月遅れで先日セダンが正式に発表されました。
実はA3セダンはアテンザの代替有力候補でして、1年くらい前にぼちぼち情報が出てきた頃から期待していました。
「A3といえばハッチバック」と言えますが、私のセダン好きに加えて無駄に大き過ぎないサイズ感と小排気量+ターボの低燃費と実用性は私のニーズにピッタリとハマる1台です。
もともとアウディは大好きなメーカーでして、シングルフレームになる前(B6)のアウディA4クワトロは現在でも欲しい車No.1です。
現行当時、最終モデルを購入予定でしたが痛いセールスマンにあたってしまい、苦渋の決断で購入をあきらめた経緯があります。
あれから10年。
アウディから気持ちが離れていましたが、最近のVW・アウディの小排気量+ターボ+DSG7速に興味がわき大注目していました(^^;
そんなわけで大本命“だった”A3セダンを見に行ってきました。
あいにく天候が悪いうえに、本命グレードのCOD(気筒休止)の展示および試乗車が無く、ベースグレードの展示車のみという微妙な事態に・・・。
スタイルはスポーツバックにトランクを付け足したものではなく、ほとんどの外装パネルがオリジナルになっています。
特にフェンダーアーチが1段下がっているデザインは「大径ホイールでツライチはデフォですよ」と言われているかのよう・・・(笑)
特に驚いたのが、ドアを閉める音がスポーツバックと違うんです。
セールスの方は終始「違いが分かりません」と言っていましたが私の耳では確実に違います。
周波数的には若干高くなっていますが、ドア全体の響き(共振点)がフラットなんです。
時間をかけてセールスに説明しましたが、
「ぽかーーーーーーん。。。。」
わはは!
全体的なフォルムもカタマリ感があって凝縮されている印象です。
ただ、A4と比較するとどうしても腰高感は否めないのでセダンのスタイルに拘るならローダウンは必至だと個人的に思います。
あくまでも主観ですが、個人的にネガ要素があるとすれば価格設定とLEDポジションライトくらいでしょうか。
オーナーの方には申し訳ないのですが、最近のアウディ全般のLEDライトの主張し過ぎるデザインが苦手なんです(汗)
価格的にはこのクラスの車になると【ナビとかそういうの】は付いてて当たり前なのですが、【ナビとかそういうやつ】は概ねオプション設定となり、【ナビとかそういうの】を当然のように選択すると「80万えんです」とか言われます。
そうです。この車は最初から「80万えんくらい」加算した価格を前提にしないと【心の底から湧き上がってくる不満を抑えるのに苦労します】
アウディジャパンの姑息な策略によって地団駄を踏む我々に「その程度の価格でゴチャゴチャ言う人はうちのお客様にふさわしくないですよ♪」と言われているよう・・・orz
現在のところ私がベンチマークとしている車はVWポロ&ゴルフになります。
そして、自分が現在乗っているアテンザと比較して良いところと劣るところ(主にバリュー的観点)を評価しています。
VWとアウディはコンポーネントを共用しているとはいえ、【似て非なるもの】ですし、マーケティングも違う事は百も承知ですが、それでもポロ&ゴルフの適正(品質における価格)と比較すると疑問点が多いですね。
例えば、ゴルフと比較してA3のボンネットとフェンダーはアルミ製で軽量化され、その走りにも大いに寄与しています。
内装にしても、エアコンの吹き出し口に触れただけでも「ゴルフとは違う」と感じる質感の高さや品質にプレミアム価格を付加させるのは大いに結構だと思います。
国産も含め、最近の抱き合わせ商法には閉口させられますが、A3の設定はその次元を超えているように感じました。
上手くニーズに合致すればそれほどでもないのかも知れませんが、それでもアウディジャパンの策略が強く見え隠れしてきます。
ルームライトとか(笑)
走りに関しては今回試乗できなかった事と、基本的に前回試乗したスポーツバックと同等程度という事でノーコメントです。
某カー雑誌TVの人気投票ではA3SBがダントツ1位のようでしたが、その理由のひとつが
「女性に後ろから抱きしめられているような感覚(乗り味)」だそうです(笑)
ただ、はっきり言える事はゴルフハイラインと比較すると
【ゴルフハイラインのドライビングプロファイル付きのほうが洗練されている印象】
ですね。
と、厳しい評価もしましたがA3セダンは総じて気に入ってます(^^;
という事で自分的ベストバイは
A3スポーツバックCOD+【ナビとかそういうの】+レザーシート
の仕様でつっ込み450万えん也
「え?セダンじゃ・・・???」
あはは!
察してくださいw
購入するとすれば、「2019年モデルの↑が400万で買えるのなら」でしょうか。(^^;
さっそく家に帰り、晩ごはんを食べながら2時間くらい報告&プレゼンするも、
「同じような車が2台になりますねw」
とA1に乗る嫁に笑顔で諭され我に返る・・・。むむむー
あ、それとレクサスのCT200hも見てきました!
私は車に乗り込みステアリングを握るとトラックであろうと例外なくワクワクするタイプですが、このくるま、ワクワクの種類が違いますね!
まるで、ヨドバシやビックカメラに足を踏み入れたかのようなw
スロットルリンケージからつま先までワイヤーで繋がり、お尻とハンドルで路面と対話をしながら走るキャブ車時代を過ごしてきた自分にとって、まるでプレイステーションw
といっても、プレステ2までしか触ったこと無いですけどね♪あは♪
ハイブリットシステムはプリウスと共通だそうで、電子デバイスてんこ盛りのアクティブセーフティーもてんこ盛り。
プリクラッシュにバックカメラ(標準装備)に全方位クリアランスソナーは「当たり前」ですと。
全てモニターを通じての対話する事になるようですw
これがこれからの「車のありかた」なんでしょうけど、この、なんといいますか、「自分が操っている感」とか「ダイレクト感」とかいうワクワク感が希薄になっていくんでしょうね。
サスペンションをはじめ、ステアリングインフォメーションへのこだわりは欧州ヨーロッパ車に1日の長があるように感じます。
あ、でも、これとBMW i3は欲しですw
VIDEO
ちなみにCT200hの個人的ベストバイは、ブランドを考慮して
F(パッケージ?)+レザーシート+ディーラーオプション
の仕様で500万円也(^^;
とりあえずアテンザのタイヤでも交換しますかね・・・。
今日のドライブでハマった曲
Steely Dan/Deacon Blues
VIDEO
http://youtu.be/Ck1N1I-LzWc