大分前に出掛けた時の写真です。
鳳来寺山、カメラ買ったら行ってみたかった場所でしたが、当日は空気が汚かったのが残念でした。

絶壁に建てられてる神社を遠くから眺めると、どことなく中国みたいな感じがします。

木の脇に石碑がありますが、だれが置いたのだろう。ふと不思議になります。
この時の写真は買ったばかりの広角を楽しみにしていたのですが、やはり道具の力って偉大ですね。
腕で変わる事もありますが、道具で出来る事、どうしても出来ない事ってありますよね。
知らない頃は向きを変えても何をしても広く撮れない、難しいものだと思ってましたが、何て事はない。広角で撮れば雑誌で見たあの写りが実現出来ました。
素晴らしい!
後は腕を磨き使いこなせればいいのですが、そこはまだまだで、やっと慣れて来た24㍉単焦点の構図が広角の導入で分け解らなくなってしまいました。
後は広角を活かした撮り方がありそこいら辺を覚えたいです。
さて私このお出掛けで初めて日本庭園の美しさを知りました。

実に読みにくい名のお寺ですが、凄く有名な場所では無いのと、平日ということもあり貸し切り状態で散策出来ました。

お寺に入って直ぐに所の襖が少し開いていました。
そこをもう少しだけ開けた時に美が飛び込んで来た。

小さな空間に閉じ込めた自然の美。
それを四方から眺められる様になっています。
襖から離れて見るとそれは額に収められた絵画の様で、離れて楽しむもよし、縁側で眺めるもよし、この建屋の構成はこの為に作られたのだろうと思うと驚きと感動でした。
そして圧巻だったのが巨大パノラマ。

縁側に腰を下ろすとそこには一面池、滝、橋、色とりどりの木々、空とあらゆる美が詰め込まれていました。
四季により時期によって絵も変わるのでしょう。
この時代の人が何に感動したのか、何と贅沢な感性だったことか。
自然を使った生きてる絵と言えばいいのかな。
初めて美しさを知った貴重な日でございました。
この前日に見てたTVがプロのカメラマンが電車で旅をし旅先の人達を写真の撮って行く、そんな内容の番組でした。
その中で出て来た写真を見ていたら、肉眼で見える明るさより大きく露出を弄り、明暗どちらかに極端に振って表現しているものがありました。
これが私にとっては良い勉強になり、後日上の2枚で活用させてもらいました。
こういった表現の仕方もあるのですね。
道具も揃ったので後は腕をつけるだけ。
またどこかへ撮りに行きたいです。
Posted at 2014/07/13 01:59:08 | |
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