2014年01月25日
RS-R 車高調異音 後日談
久々のブログアップ・・)
以前、RS-Rの車高調の異音の件で落ち着いたかに見えた異音が
また発生(笑)
今度は前よりもひどい・・・(・・;
おそらく、ストラットゆえのスプリングの弾き音だとは思っていたのですが
なぜ弾くのか本格的な原因の調査に乗り出した結果を・・・。
因みに、ハンドルを切った際に音が鳴る原因は以下の通り
※個人的な見解です
ストラット車はハンドルを切った際に
一緒にダンパーも回る=スプリングも一緒に回る
という構造の為、
本来であればアッパーマウントの軸がちゃんと回ればスプリングが回転しようとする力で一緒に回ってくれるので、このような音はなりません。
しかし・・・。
このアッパーマウントの軸が仮にベアリング損傷や劣化などで思うように回らない場合
スプリングが回転しようとする力が逃げずに、ある一定のところでスプリングが滑ったり、軸が無理やり回ることにより、その力が逃げます。
この時にボコンとかググッと音が鳴るんですね。。。
ストラット車のフロント異音の原因はこれが多いと思います。
というわけで、早速レガシィの車高調を外して確認・・・
うん・・・(笑)
案の定アッパーマウントがまったくもって回らない^^;;
インパクト等でバラシてみた所、軸受けの深溝ベアリングが中で完全に潰れてしまい、アッパーマウントの軸がまったく動かない状況に・・・。
アッパーマウントがまったく動かないので、シリンダー(ダンパー)内のロッドが無理やり回ることによって
何とかダンパーが回りハンドルが切れていたようです。。
恐ろしい^^;
なぜこうなるかというと
アッパーマウントの荷重がそのまま深溝のベアリングにかかってしまい、寿命が極端に短くなるという
トンデモ仕様・・・。
通常はスラスト荷重(軸に対して軸方向にかかる荷重)は深溝ベアリングでは受けきれません。
他メーカーの車高調ではこの間にスラストベアリングを設けていることが多いです。
あからさまな設計ミス(職業柄、一発でわかります)
軸にかかるスラスト荷重を深溝ベアリングで受けるって、普通は設計段階で気づくと思うけど・・・
現状のやつはスラストベアリングが追加された対策品が出ているようですが・・・。
対策品も結局はお金がかかる為、自分は買いません。。バカバカしいので。
普通はリコール扱いにして対策品と無償交換してもおかしくないと思います。そのままだと最悪、ハンドルが切れなくなりますからね。
現状、スプリング側にスラストベアリングを設けて(内径65のタイプ)
スプリングを回転させることにより暫定処置をしていますが、早急に違う車高調の購入を考えています。
こういう事があると二度とRS-Rの足は買いません。
※因みに、対策品かどうかはアッパーマウントの材質で調べられます。
対策前のやつがアルミ製なのに対し
対策後やつは鉄製になっているようです。
磁石でやるとわかりやすいかな?
アルミはつかないので(笑)
定かではないので、一度ご自身でお調べになったほうがいいかと思われます
参考まで・・・。
愚痴になってしまい申し訳ありませんでしたm--m
現状RS-Rの車高調(ストラットタイプ)を使っておられる方は
愛車のアッパーマウントを確認してみるといいかもしれません・・
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Posted at
2014/01/25 14:32:01
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