
こんな本を買いました。
べ、べつに、らき☆すたが好きなわけじゃないんだからねっ
ただ、ニーチェが好きなだけで、でも、美水かがみも嫌いなわけでは・・・
とにかく買いました。
と、そこでちょっとがっかり。
実はこれ、ニーチェの言葉を編集したもののようなのですね。
有名どころでは、「ツァラトゥストラかく語りき」「この人を見よ」とかがありますが、
それらの編集版のようなもの。
本来なら、それぞれの書にメッセージがあって、そのメッセージを伝えるのを目的として
あの文この文を使って書物となし、1冊の本が出来上がっているはずなのに・・・
(と、私は個人的に思っている)。
こんなのは、車名「ニッサン」として、
マーチのコンパクトボディに、シーマの豪華な内装を組み、
スカイラインのRB26エンジンを積んで・・・
てな感じの車を作るような、訳わからない所行ではないかッッッ
今日買った本のタイトル「若き人々への言葉」をとってみて、
最後の解説、そして、この本の構成を示す目次を読んでも
何をもって「若き人々への言葉」としているのかわからない。
まるで、「若い人のための車」とか言われたようだ。
車には1台1台コンセプトがある。
スターレットなら、多くの人が車に乗れなかった時代に、
大衆車、パブリックカー、パブリカとして生まれ、
位置づけは変化しながらも今ではヴィッツがPの称号を受け継いでいる(UP, KP, EP, NCP)。
1つの大きなコンセプトの元に作られた車はバランスしており、
「エンジンだけパワーアップさせた」「ブレーキだけ強化した」「ボディ剛性だけ上げた」
としても良い車にはならない。
足回り1つを1つを取り上げてみても、
タイヤ剛性/アーム剛性/ショック&バネ特性/車体剛性
がバランスされている。
むやみにインチアップすると・・・
・縦横のGをダイレクトにホイールに伝達
・アーム過剰変形
・ショックは増幅された加速度を受け止めきれず
・わけの分からない力を受けた車体は不安定
になりかねない。
自車の弱い点を見極め、ちょっとずつ強化する、のが得策なのだが、
難しすぎる。
けど、やれないこともない。
事象の構成要素を把握し、どの要素がどう働いているかをいっしょうけんめい想像すれば
何とかなる、こともある。
EP71で弱いのは、やはりボディ剛性だよな〜
強化スタビを付けると車体がギシギシ きしむ し。
EP91なんかは車体を構成するパネルの厚みが全然違う!その分重いわけだが。
しかも、一度ケツを出すとしゅぴーんと回る様子からは、
リヤ周りの剛性バランスの悪さ具合(縦方向剛性不足)が感じられる。近日実験予定。
各パーツ1つ1つの形状を見て、それがその形をしている理由を理解しないで加工すると
明らかなデチューンとなってしまう。
私もたくさん経験しました。
こうゆうのは何事も同じかな?
まず同意して相手を理解した後、否定する、そしてもう一度見直すと新たなものが見つかる。
ニーチェさんの言葉の中で、私のお気に入りの1つ
「我が弟子たちよ、旅立て、そして私に教えを受けたことを恥ずかしいと思え、
その後に再び会おう」(ツァラトゥストラかく語りき)
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Posted at
2011/08/17 00:21:12