ここ2〜3年ずっとナニシテルに
スターレット車検と書かれているが、未だに取れてない
トゥデイに浮気したり、ランディに手を出してみたり、
エストレヤが足として必要十二分な働きをしてくれたり
けれども、発念発起、初雪に発念されて作業再開したのでした
そして仮ナンでの帰り道、久々のEP71公道走行
エンジンはとても良い、
なんだかんだ言って、これまでやって来たお試しチューンが
すべて入っているのでとても良くフケる
下はあんまりない
発信加速で使うのは 2,000-3,000rpm
ノーマルよりちょっと高い
吸気ポート研磨のおかげか?
最大トルクが高回転寄りなのはシートカットのおかげ?
排気ポート拡大は吸気圧あたりのトルクに効いている気がする
ただ、圧縮比をノーマルに戻したせいでレスポンスがいまいち
ハイコンプターボがなつかしい
慣らし運転中なので4,000rpmまでしか回しませんでしたが、
ブースト0.5kg/cm2、2速、3,000rpmでも
路面のちょっとした荒れを拾ってハンドルが取られる様は
いかにもスターレット、カットビの名の通り、
とにかくカットンでれば何でも許されると誤解してんじゃないかコイツ
な感じがしてなつかしい
ノーマルのボディに、まだ仮組の6点ロールバー、
足は豪勢にビルシュのシャコチョーF:8kg/mm,R:6kg/mm、
スタビは何かの縁で手に入れたGABのアホみたいに硬い社外品、
デフはTRD、ミッションAE111の6速
これからボディを仕上げる
(ホントはサスもOHして仕様変更したいけど金が無いので後回し)
久々に運転する
この間、実はEP71よりもいい動きをするJA3トゥデイや、
設計ミスの見本市からすべてを買って来て合わせたようなOんでoや、
インチアップしすぎたセルシオや、ジムカーナEG6
に乗せてもらってきたお陰で、
ナナイチを運転しながらいろいろな情報解析が頭の中ですすみます
舗装の荒れに車体が共振する・・・
高速では共振が収まる・・・
その一方で、ボディが波打つ・・・
サスペンションに溜まる荷重・・・
食い入るフロント・・・
ついて来ないリヤ・・・
逃げるトラクション・・・
そのくせに一瞬でキまる姿勢・・・
トゥデイの快速速度は90-100km/h・・・
スターレットの快速速度は70-80km/h・・・
昔の自分でゆってた言葉を思い出しました
タイヤの硬さ、サスペンションの硬さ、ボディの硬さのバランスが大事
今回浮かんだ仮説は、
「すべての要素がバネ特性と減衰特性を持つ」
です
考え方の基本は、いわゆる減衰振動というやつ
車の場合は連成減衰振動系
バネと減衰装置で固定された物体に力や運動量やエネルギーなどの外力(環境変化)を加えると、
揺れ動きながら減衰して、やがて力がつり合う点で静止する
例えば、ハンドルを切って、車体が曲がる姿勢になるまでを考える
初期状態は直進状態、終状態(力のつり合い状態)は旋回状態である
ハンドルを切ることでタイヤの向きが変わる
タイヤがひずみ、ホイールに横方向の力を伝える
Sタイヤみたいに硬かったり、インチアップされているとこの力の伝わりが速い
アームを通じてブッシュに横方向の力が伝わる
ブッシュを通じてボディに横方向の力が伝わる
ブッシュが硬いと、この力の伝わりが速い
ブッシュの変形は小さければ良いかと言うと、うまく力を溜め込めれば加速の際にトラクションとして活用できる、ジムカーナではノーマルブッシュが使われることが多いのはこのため
ついでに、軟らかいブッシュは荒いハンドル操作を柔かに受け止めてくれる
まだ曲がらない
アームの付け根に力を受けたボディは歪む、
その歪みの影響を受けて、エンジンミッション、前後サスペンションが動き始める
ここで役割を果たすのがエンジンマウントや各部のブッシュ類
エンジンマウントを交換してコーナリング性能が変化するのを実感する人は多いが、それはここでのタイムロスが減少するためである
車体全体に伝わった歪みはサスペンションを通じてタイヤに反作用を返します
こうして、ようやくタイヤは横方向の力を受けて曲がり始めるのでした
そうすると遠心力がかかります
車体を構成する各パーツが動き、それはそれはもう複雑な動きをします
それらはいずれ落ち着き、一定の旋回状態に落ち着きます(スピンはしないことにします)
ここに登場したすべてのパーツに、
受けた力に対する変形量、変形の速さの特性があります
ここまでは曲がり始めるまででしたが、
今度は、立ち上がりの際の
変形から戻る時の特性があります
これすなわちバネ特性と減衰特性
これら1コ1コの総合として車体全体の硬さとかが出てきます
スポット増しの効果に感動して全結合部溶接補強とかすると、
ラリー用の柔い足回りにも関わらず、小石1つを踏んだ衝撃が
全車体を揺さぶるようになったりします、なりました
ボディはとても重要なのです
ボディのセッティングもまた足回りのセッティングのうち
そこで、こんなん考えました
パンチング加工したA2017ジュラルミン材の板をボディ要所に貼り付けて剛性アップ
A5052アルミ合金パイプによって純正で弱い方向を補強
ロールバーは高張力鋼が使われている純正強化部位とステー止めし設計思想を尊重踏襲
純正で特別に強化される部位は、新型車解説書に書いてあったります
