2012年12月26日
ハイコンプ、ハイブーストが最近の流行だという
「昔の設計の車でやったら壊れちゃうだろ!」
と思っていたのですが、そうでもないかも知れません
一番ピストンに加重がかかるのは、
点火して燃焼室全体に火炎が伝搬した直後
そのピストン位置で、ハイコンプだと負荷がかかりすぎる
ならば、
ずらせばいい?
点火時期を圧倒的に遅らせる
ローコンプに近くなる
デメリットとしては、
1300cc 中の 数cc が無駄になる
その一方で、ローブーストでのレスポンスと両立できるなら
いいことの方がたくさんありそうである
ウチの EP71 はちょいハイコンプ仕様なので、
ブーストをあまりかけられないのが
玉に傷なのでした
ハイコンプのレスポンスを保ったまま、
ブーストを掛けられるのだろうか
遅らせる点火時期は・・・
2E, 4E は、ピストン位置が 1mm ずれると
圧縮比が 1.0 くらい変わる
2E, 4E のストローク 79mm のうち 1.0mm は、
角度で言うと、
79 * (theta^2/2) = 1.0
theta^2 = 1/40
theta = 1/6.5
theta = 360/6.28 * 1/6.5
theta = 1° くらい
こんなものなのか?
計算間違い?
感覚的には 4° くらいかと思ったのだが
まあ、良い
これくらいのオーダーだということだ
その他にも様々な要素があることと思うので、
2〜5℃ くらい、最大トルク発生点火時期から
遅らせれば良いのであろう
ふう〜む
点火時期がビタッと決まった時の
あの微振動が好きなのだけど、
それではイケナイのですね
ピストンの負荷を感じる能力を付けなければ・・・
Posted at 2012/12/26 10:11:29 | |
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