先日、エンジンが カカカシュン と言って止まった
ミニサーキットを数本走行後、さーてもう一本と思って
暖気をしていた時のことだった
エンジンへの負荷を減らすため、と燃調を濃いめにしたのが禍いだったようである
7000rpm から 8000rpm では ババババババッ と音を立てて加速する
(仕様は、TRD初期型300-300カム)
カッコイイからまあいいか
と思って走っていたのが、原因か、原因ではないか
かっこいい音がする原因は排気容量の不足
高回転の最後のところで本来なら排気容量が不足するところを、
燃調ちょい薄め、点火時期やや遅めにして、
排気温度を上げることによりパワーを絞り出していたのだが
濃いめにすることにより排気容量不足に...
それによりノッキングが発生してエンジン破損
アイドリング中の停止だったので疲労の蓄積かと思っていたのだが
見えたのは
ちぎれた吸気副バルブと
折れ曲がった吸気バルブと
割れたバルブシートと
バルブを挟み込むことによって圧痕が付いたピストンと燃焼室
よく見ると、4気筒全部にバルブとピストンが当たった形跡がある
かなりゼツいクリアランスだとは思っていたが、これほどまでとは...
カムスプロケが1山でもずれればピストンとカムが当たり、
ピンポイントで収まっていたとしても、吸気バルブにも排気バルブにも当たらない角度範囲は6°程度
カムスプロケは、その範囲の中央に設定していました
ちょっとでもサージングが起きれば、そりゃあ当たるわな
いや、 んん? 当たったのは吸気バルブ
サージングで当たるとしたら排気側のはずだよな
そして、当たったのは他よりも長い吸気副バルブ
おお、当たったのは、エンジン加熱によるバルブ全長の増進か?
こんなこともあるのだなあ
圧痕の深さは 0.3mm 程度でした
2E のノーマルバルブスプリングは 9000rpm までいけるという神話が崩れたわけではなさそうだ
つづく
Posted at 2013/08/20 13:25:24 | |
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スターレット | 日記