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2014年01月09日 イイね!

バルブスプリングにご注意 B16A

バルブステムシール?
SSTなんて要るの?

などと暴言を吐いたことを反省しながら、
毎晩 B16A のシールと格闘しています

2E とか、E07A では余裕だったのに

手のひらに豆をつくり、
アザまでできて、
握力に付いて来れなくなった筋(すじ)が関節痛を招いています
夜、寝ていても時々手のひらの筋肉がつる

たった1カ所のシールに2日かかるとは
いつになったら終わるのだろう

アストロで工具を購入することを決意し
SSTを手にして眺めるものの、
こんな、挟んで引っ張るだけのもので抜けるとは思えない

外れたステムシールを見ると、
内部の樹脂部をズタズタに引き裂きながら
抜けて来ているようで、
相当の力が必要であることを物語っています

しかも、ステムの方には溝がきざまれていて
抜けにくくなっている

これも高回転化のための、抜けにくくする対策なのだろうか

特に、熱が加わる排気側で苦戦中、樹脂が硬化しているのだろう
吸気側は苦労しつつもプライヤーで無事外せています

店内で思索と探索を巡らした結果、
 先端90°曲がり内装剥がし
 150mm のミニバール
を購入しました

こいつらで、テコの原理を利用しつつ
下からコジ上げようという作戦です

主役は 内装剥がし
ミニバールは間違えて買ったのですが
しっかりと役立ってくれました

段差つきのスプリンシートのせいで
90° ではカチ上げられないところを、
ミニバールが潜り込んで土台を確保

ステムシールを下から破壊することで
次々と攻略してゆきました

調子に乗ってそのままバルブ擦り合わせへ

バルブコンパウンド細目をうっすらと付けて
すり合わせます

仕上がりは光明丹でチェックするのが一般的なようですが、
私の場合はバルブとバルブシートの貼り付き具合でチェックします

接触面が平滑になると吸盤のようにバルブとシートが貼り付くようになり、
力を加えると カポッ と外れます

この外れ具合で判断します

シートカットして大幅な修正まで加えた時には
バルブが閉まったポートのに灯油を流し込んだりして、
漏れをチェックします

今回は、シートにカーボンを噛み込んだ形跡が少なめなだったので、
ほとんどのバルブで1〜2回の擦り合わせで済みました
(1回とは、バルブにコンパウンドを付けた回数が1回であること
 すり合わせている間にコンパウンドが接触面外に逃げたり砕小化したりするので
 5〜10回もコンパウンドを再塗布しながらすり合わせることも多いです)

その後に、ステム部にオイルを塗って、ステムシール組み付け

ステムに入れる時に、コンパウンド等が残っていないか注意します
あらかじめきれいにはしてますが、指先にちょっと神経を尖らせながら作業です
下手にコンパウンドを残すと、バルブが動くたびにステム部が研磨され、
オイル下がりを引き起こしてしまいます

オイル下がり程度で済むだろうか?
とにかく大変なことになります

16 valve 中の1本で綿棒を使ってステム内部清掃が必要でした
他はもう、燃焼室を下に向けるとスルスルバルブが下がって来るほど
逆に、こんなに抵抗が少なくて良いものか心配になります
クリアランスが広めなのだろうか?

そしてステムシール組み付け

部品箱をあさって取り出すと、2種類ある!
吸気と排気で違うのか!

見た目の形状はおんなじ、
ゴムの樹脂部も同じ雰囲気です

違いは、スプリングの色

なんとなく、黒が排気側っぽいけど

外したステムシールを見ると、
排気側が黒、吸気側が金属光沢です

ここで迷うのは、スプリングを付けとくべきか
こんな小さなスプリングでもフリクションになるという

バイクで有名なドカティなんかでは、
「オイル? 漏れますよ、仕様です
 シールスプリングを付けてませんから」
なんてことを平気で謳(うた)う

今回は、けっこういろんな人が乗るからなあ

性能重視で組んではいるものの、
オイル交換さえ怠らなければいくらでも走れるようにしたい

と、考えると、ステムシールのスプリングは付けたままだな

サイズの合う 12mm のディープソケットで
16valve 分を打ち込みました

さて、次はバルブスプリングだ
吸気と排気で違うんだっけ?それとも同じ?

ひとつ摘まみ上げると、
緑の塗料が端に付いてる

さらにいくつか摘まみ上げると、
塗料が付いていないものもある

それぞれを、握力70kgfのマイフィンガーで挟み込んだ感触からすると
レートはおおよそ同じようだ

緑バルブと、塗料無しバルブ、それぞれ8本ずつありました

そして、セットで使われている細くて柔いスプリング

足りない? いや、少ないんだ、8本しかない
リフトの大きな吸気側がダブルスプリングのようだ

ちょっと調べとくか



intake main:
自由調 41mm
コイル太さ 3.5mm
レート 4.0mm/xxkg

intake sub:
自由調 36mm
コイル太さ 2.4mm
レート 8.0mm/xxkg

exhaust:
自由調 42mm
コイル太さ 3.8mm
レート 3.5mm/xxkg

「xxkg」には、私の親指の最大握力が入ります

バネをいじっていると、
反発力は非線形であることがわかる
押し込み量の比例以上に反発がある

吸気側でダブルにしている理由は、
小リフト時のフリクション低減と
最大リフト付近でのサージング防止を狙ったものだろう

ちなみに、B18C も B16B も
吸排気ともにダブルスプリングであるとのこと

バネレートはコイル断面積に比例しているのか?

断面積比は
9.6 : 4.5 : 11.3 (mm2) = 1 : 0.47 : 1.18

バネレートは
1 : 0.5 : 1.14

それぞれ [intake main] : [intake sub] : [exhaust]

面積比の方が誤差がないので、そっちを採用しよう

すると、吸気のトータル[intake total] と 排気[exhaust] の比率は
1.47 : 1.18 = 1.26 : 1.00
吸気の方が 26% ほど強い

リフト量の差が1割と、
バルブ径が大きいことによるバルブ重量差を考えてのことだろう

もしも強化したいなら、
 排気側には、B16A吸気側のメインサブいっしょに移植
 吸気側には、B16A排気側バネと、吸気側用のサブバネの組み合わせ

レートは、
吸気側:1.1倍
排気側:1.25倍

ちょっと強くなりそうです
社外品を3万円で買うよりは安く済むだろう

Posted at 2014/01/09 15:20:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | VTEC | 日記
2014年01月08日 イイね!

HA3アクティが来た

アクティがわが家に来た
東京みずほ町から運転して来ました

4速MT はすこぶる不便
最高巡行速度の設定は 50km/h と言ったところか

30km/h で4速に入るのに、
それ以後ずっと同じギヤとは...

あと、エキゾーストパイプ割れ、
いや、割れではない、もげていた
ゆえに爆音

まずは車検だな

夢に アクティ? が出て

お兄ちゃん、3万で買えたんだから
あと7万くらいはかけてもいいよね
いっしょにピストンじゅうりょう合わせしないな〜

いもXと設定だったようだ
どうやら、いっしょにピストン重量合わせやら
ポート研磨をしたいらしい

そんなわけで、
今日は
- アクティ5速ミッション
- ピートエキマニ
- CB750用4連CVKキャブ
に入札したのでした

せっかくなのでキャブで進めます
Posted at 2014/01/08 17:10:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | トゥデイ | 日記
2014年01月06日 イイね!

久々のオイル交換

エストレヤ
21,7000km
オイル交換

前回交換
3ヶ月前
17,500km

4,200km 走行

ちょっと失敗しました
オイル交換で失敗なんて、15年ぶりくらい?

久しぶりのオイル交換だったのですが
シフトのフィールが悪くなって
オイルを何とかしなければな〜
と思い始めて

交換か? 注ぎ足しか?

量をチェックすると(バイクは側面の窓でチェックします)
油面が見えない

まあまあ、ちょっとくらい減っても問題無いさ

バイクを傾けてみる
やっぱり油面は見えない

マズい
もっと傾けた
コーナリング中でもないのにステップが擦りそうだ

けれども油面は見えない

減ってるのか?
オイル上がり対策ピストンに換えてあるのに?

原因究明は後にして、
注ぎ足しでいけるか?

気になるのは添加剤とかベースオイル
使い切った(減る種類の添加剤があるんです)添加剤は
補充でなんとかなるとして
ベースオイルの方が問題

注ぎ足してもエンジンの雑音とか
シフトフィールが改善されなければ
次は全量交換だな

オイルを注ぎ足しました

なかなか油面が見えて来ません
そんなに減っていたのか?

さらに注ぎ足しますが
まだ見えて来ません

まだ足りないのか?
バイクをチェック窓方向に傾けて、どれだけ足りないか調べます
窓に変化無し

もしや、はじめから、オイルが多めに入っていたのか?
だとしから、どんなに傾けても油面が見えなかったこともうなづける

窓の逆方向に傾けてみた
どんなに傾けても、やっぱり油面は見えない

どうなってるんだ?

一度オイルを循環させる必要があるのか?

ひとまず乗ってみることにしよう

エンジンかけて
1st に入れて、あ、エンストした
クラッチが貼り付いていたか?

気を取り直して、
エンジンかけて、ちょっと煽って 1st へ
入った

発進、おおお重い
重いぞ〜〜〜〜ッッ ジョOョ〜〜ッ

オイルの入りすぎだ

どうする?
入れすぎた分を抜いて、次回使うようにするか?

いや、しかし、
今回2回目の注ぎ足しだし

決意! 交換しよう!

いつも通りレジ袋&ティッシュで交換パックを作製
オイルを抜きます
出てくる出てくる

これは多すぎだ

最後のチョロチョロでオイルがきれいになった
もしや、これは新しくさっき入れた成分か?
急いでドレンを閉めました

チェック窓がアテにならなそうなので
2L きっちりではなくても測って入れます

オイル窓に変化無し

どうゆうことだ!
オイルチェック窓が壊れた?
そんなことあるのか?

とりあえず乗ってみよう

5分ほど走行
オイル量チェック
やっぱり変化無し

どうゆうことだ!

よく見ると...

いちおう、真ん中あたりに
ラインが見える?



こんなんわかんねーよ!!!

オイル、液モノとも言います
エンジンオイル
ミッションオイル
ブレーキフルード
クラッチフルード
クーラント

「中古で買ったら、まず、液モノを全交換」
なんてのは良く言いますが

やっぱり、車検ごととか、
定期的に交換してあげたいものです

エンジンだけでなく、
ブレーキとかクラッチも
ときどきオイル交換していると長持ちします

10年に1回、壊れてから直した方が安いんだよ!
(ブレーキフルード交換:10,000円
 ブレーキオーバーホール:20,000円
 参考価格)
なんて意見もありますが、
壊れた時には路上で立ちおうじょう
それが出張先なんかだともう大変です

リスク分散と思って、
日頃までいかなくても2年に1回くらい
思い出した時に整備しとくのが吉かと思います

連休にみんなで集まって液モノ全交換とか
... 一般人向けに今度やってみようかなあ

(追記@2014.01.06)
エンジンが温まったらオイルチェック窓が復活しました
正立状態で窓上限(アッパー)です
入れたオイル量は 2.0L

ついでに、クラッチワイヤーの伸びに気がついたのでちょっと張りました
Posted at 2014/01/06 10:29:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | エストレヤ | 日記
2014年01月05日 イイね!

一年の計の元旦

あけおめです
元旦から整備初めです

B16A のバルブシートを研磨しました
シートカットの一種です

それが、硬いのなんのって
EP71 の 2E なんてさくさく削れるのに

これ、ぜってー違う金属使ってるよ

純正でもきれいにカットされてるのだが、
どうしても出るバラツキを補正しました

SA1 ではポート研磨は禁止されてるので
できるのは純正でなされているシートカット止まりですな

横では、E07Z に3スロが搭載されようとしていて、
出て来たカムを見比べながら
「うお〜、リフトもオーバーラップもちげ〜」
とか騒いだり

軽耐久エンジン用にと、以前に私が加工したビートヘッドが外れて来たので、
パワーバンドをもっと上にすべくポートを削ったり

正月からみんなエンジンバラしてるという
奇特な集団なのでした

予定していた B16AR 10,000rpm 仕様作製は進みませんでした

けど、協力者が得られて、設計も頭の中で進められたので
あとは作業あるのみ!
Posted at 2014/01/05 13:40:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | VTEC | 日記

プロフィール

「CB750用たぶんCVKキャブ、トゥデイ用、FCRとかよりもずっと安価で、そこそこの性能を示してくれると期待」
何シテル?   01/17 09:32
71publicar です。 トヨタEP71スターレット と ヤマハRZV500R に乗っています。 べ、別に、古い車が好きなわけじゃないんだからねっ ...
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