2014年10月05日
「えっ? マフラーから白煙が出てちゃ
だめなんですか?」
「坂道でがっくんがっくんなるんです」
「このジムニー、けっこう高かったんですよ」
あこがれのジムニー(JA22)を去年買ったのだが
苦労しているのだ
「最近、エンジンがかかりにくて」
「暑い日は止まっちゃうんです」
なかなか難儀な車である
いつの昭和車か
ちょっと、見せて? と、
何気なくダイアグ診断しました
<吸気圧センサー異常>
Dジェトロな圧力センサーの異常らしい
吸気圧センサーが死亡するということがあるのか?
私は経験がないが、ないとは言い切れない
他の可能性は、震動による配線の断烈
カプラーを外してみると、白くサビていました
そうか、サビという可能性もあったか
ひとまず、CRC 5-56 で軽くサビを落として、
翌日、CRC 2-26 で導通改善
2-26 はいわゆる接点復活材
最初にこの名前を聞いた時には、
2-26? 何それ、5-56 の間違い?
などと思ったが、れっきとした別物
私はせっかくだから使い分けているが、
5-56 でも 2-26 でも導通は改善される
その違いを体感したことは一度もない
あえて 2-26 を使う理由は、
他の人がこだわらないところに意味も無くこだわるという
よくわからない優越感のためだ
2-26 には電気を通す油が使われているのだが、
断言しよう、多くの場合は 5-56 で十分であると
ちなみに、ラスペネ(WAKO'S)でも
導通改善の効果があるかはわからない。
今度試してみたいところだ
話を戻して、
吸気圧センサーのコネクターを清掃した JA22 は一時的に調子を回復
その後、そのジムニーを運転する機会があった
貧弱な低速トルク、回らない高回転
坂道を低回転で登っていても、ブーストがかかると発生するカリカリ音
「これ、調子は良くなってなかったね」
「実は、そうなんです」
ついでに、1000km 走行すると
1リットルのエンジンオイルが減るという
オイル交換いらず? 継ぎ足すだけ
「どうすればいいんですか~ 壊れちゃうんですか~」
「すでに壊れているとも言えるけど、
オイルを継ぎ足し続ければ動かなくなることはないよ
でも、オイル代がもったいないね」
乗りかかった船である
「2万5千円、用意できる? 部品代だけでいいから」
Posted at 2014/10/05 13:04:21 | |
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