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71publicarのブログ一覧

2014年10月17日 イイね!

EP71 エンジン修理 1日目

春に異音を出して以来、ずっと乗らずにいたナナイチだが
いよいよ修理するときが来た

思い当たるのはピストンの棚落ち

突如不具合が発生したことと、
一応走れているところからすると、
1stリングと2ndリングの間が割れたのだろうか

プラグの焼けを見るも
どの気筒が悪いのかはわからず

東北震災で食べ物もろくに手に入らなかった時期
(当時、福島の郡山に住んでいたのでした)
原発での爆発をテレビで見ながら

- 4E-T 鍛造クランク(2E は鋳造)
- 4E メタル(2E とは形状が違う)

を主な変更点とした 2E エンジンの腰下を組んでいたのでした

そのエンジンからピストンコンロッドセットを1つ外して使えば
問題無く直って、また動くことになるだろうと見積もってます

エンジンはひととおり経験したので、
今度はボディの方の経験を積みたいと思っているのですが
相変わらずエンジンを弄る日々です

ボディのあちこちに歪みゲージをつけて
「第1コーナーで左Bピラーから力が逃げている!」
とか分析したいのですが、いまだ望みは現わずです

とにもかくにも、エンジンを問題無く動くようにせねばなりません

エンジンオイルを抜きました

間に合わせで入れていたホームセンターの 1,500円/4L でした

- 粘度はまあまあ、距離を乗ってはいないので、残ってくれているはずです
- 表面張力と言えばいいのか、指先に吸い付く感じは、安いオイルなので皆無です
- 黒いのは、当然、気にしません、燃えればススがでる
- 茶色い、時々見るあんまり良くない色です、焼けているのでしょうか?

総合的には、オイル交換後 600km くらいしか走っていないのに
とても悪い状態な気がします

車上オーバーホールなので、
シリンダーはマウントで載ったままで、
ヘッドとオイルパンを外して、
下からコンロッド下部を外し、
上からピストンを抜きます

さて、ヘッドカバーを外して、カムを外して
そしてヘッドを外します

大きなトルクで止められているヘッドボルトですが、EP71 はここが弱点
ブースト 1.5 kg/cm2 以上では伸びてヘッドとシリンダーの隙間から
オイル漏れが始まります

強化のためには、20V 4AG 用が長さとピッチが一緒です
しかし残念なことに径が 0.5mm 違う
次回、落ち着いて作業できる時に採用予定

ここで気付きました、ヘッド内のオイルが灰色です
いや、銀色です、金属の微粒子が多数浮いています
よく見ると、大きな金属粉が沈殿してます

どうやら、状態はかなり悪いようです

ヘッドを空けると、真っ黒な燃焼室が見えました
ヘッド側もピルトン側も真っ黒

これは...

オイルが下がってるのか
オイルが上がってるのか
オイルがタービンからもれて来ているのか
(あとで原因が判明、吸気圧センサーの空気もれでした)

だんだんイヤになると共に、やる気もわいて来ます

燃焼室はキャブクリで洗浄&雑巾がけをしました
カーボンの 70% は取れた気がします

次に、オイルパンを外しました
内部はすごくキラキラしています
とても悪いです
全部が金属粉です

コンロッドのクランク側を外して行きます

あ、1番コンロッド、クランク側がカタカタ動く
メタル死亡確認

これが、
「ガタタタタタ」
という激しい異音の主原因だったのでしょうか

コンロッドのメタル側をすべて外し、
ピストンをヘッド側から抜き取ります

ピストンは、4気筒とも棚落ち無し
けれども、4気筒ともスカート部にヤスリで削ったような縦摩耗痕があります
ついでに、シリンダー側はつるんつるんに摩耗し、高温にさらされたのでしょう、虹色に輝いてます

このエンジン、どうすっかなあ

手前に、少し引き伸びたメタルが見えます
画像が悪くてすみません

Posted at 2014/10/17 14:17:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | スターレット | 日記
2014年10月15日 イイね!

スパイクタイヤについて

「スパイクタイヤは全国的に禁止されているのではないか?」
「北海道ではいいらしい」
「ここは山奥だから使っていいんだ」

あれこれ意見があったので、調べてみました。

『スパイクタイヤ粉じんの発生の防止に関する法律』によると、
「何人も、... スパイクタイヤの使用をしてはならない」とあります。
なんぴとも、だそうです。

ただし、例外があって、

- 指定区域外である
- 積雪又は凍結の状態にある
- 消防用自動車、救急用自動車その他の政令で定める自動車である

雪が積もっていれば使って良いようだ。
ただし、雪が積もるたびにタイヤ交換をするのは現実的ではないから、とにかく禁止する、
という但し書きもあった。

あとは、『指定区域』との言葉。
もともと、スタッドで削られた粉じんによる公害防止が目的なので、
その適用の『指定区域』としては人が多く住むところを中心としているようだ

この区域を調べてみると、北海道でも札幌などは
『指定区域』に入っており、使用不可なようだ

私の住んでいるところは指定区域外、
よかった、購入まで済ませて、やっぱりダメ、ではつらい

普通のスタッドレスも持っているので、
スパイクタイヤを使わないに越したことはないのだが、
申し訳ないが生活環境の確保を優先させてもらうことになるかもしれません

以下、『スパイクタイヤ粉じんの発生の防止に関する法律』より抜粋です

(スパイクタイヤの使用の禁止)
第七条  何人も、指定地域内の路面にセメント・コンクリート舗装又はアスファルト・コンクリート舗装が施されている道路の積雪又は凍結の状態にない部分(トンネル内の道路その他の政令で定める道路の部分を除く。)において、スパイクタイヤの使用をしてはならない。ただし、消防用自動車、救急用自動車その他の政令で定める自動車に係るスパイクタイヤの使用については、この限りでない。

(地域の指定)
第五条  環境大臣は、住居が集合している地域その他の地域であって、スパイクタイヤ粉じんの発生を防止することにより住民の健康を保護するとともに生活環境を保全することが特に必要であるものを、指定地域として指定しなければならない。
Posted at 2014/10/15 11:57:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日常 | 日記
2014年10月14日 イイね!

冬支度

今の私の住みかは超豪雪地

雪では有名な会津だが、その中でも
「あそこは、雪が多いぞ〜」という西会津の
「西会津でもあそこは別格だぞ、ここプラス 1m 降る」という奥川の
「ここも多いがお前のところは大変だ、ここプラス 1m 降る」という大舟沢である
よくわからないが、最低でも 2m プラス会津地区 くらい降るらしい

そして、降るだけでなく急斜面の上りを経て
自宅へたどり着くのだ

4WD への買い替えを勧められているが、
すんなり従うのもおもしろくない、技術でカバーしてこそ技術者

そこで、アクティアタックのミッションを購入。
R駆動のままデフロック機能のみ移植できそうなのである

ついでに、スパイクタイヤおっけーな地域なので、
スパイクタイヤも購入

改装の完成期限は雪が降るまで、
この地区の初雪は10月下旬から11月上旬
あんまり余裕は無い

と、ここで感動

スパイクタイヤ4本で送料 2,600円 !
なんて良心的!

アクティアタック トランスミッション、送料 2,210円 !
なんて良心的!

これを見ると、
安い海外産のタイヤで送料 2,000円 として
格安感を演出しているのがよくわかる

軽自動車用のタイヤなら、 4本 2,600円 程度で
送り届けられるのだ

そんなことを考えつつ、
今週末の THKG に向けてナナイチのエンジンオーバーホールです
Posted at 2014/10/14 16:53:58 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日常 | 日記
2014年10月05日 イイね!

ジムニー5 仕上げ

説明を省いていましたが、
組み上げたエンジンの仕様は以下な感じです

- ビッグタービン:IHI RHB3 (HITACHI HT06と同程度) --> HITACHI HT07
- ガスケット増し:圧縮比 8.5 --> 8.0

タービンをワークスRと同じくらいの容量に変更し、
レギュラーでも走れるように圧縮比を落としてます

HT07 の取り付けでは、
HT06 や RHB3 とは別方向に向いている冷却水のホースを延長迂回加工し、
オイル供給ラインをぐいぐい曲げ、
オイルのリターンホースを取り替えながら取り付けたのでした

オーバーホールするからにはノーマルを越えねばならないという、
完全に趣味の領域です、やっちゃいました

タービン交換に合わせて、燃調をとります

吸気側の流量は Dジェトロ。
吸気圧力で計測してます、要注意です。

同じ吸気圧力でも、
マフラー交換、エアクリ交換で吸気空気量は増えているのに、
燃料はそのまま

つまりは、マフラーを替え、エアクリを替えるほど
燃調は薄くなって行く

そこで、吸気温センサーに疑似信号を送ることで
燃料を調整します

今日は初秋の 25℃
タービンを通ると吸気温は40℃くらいだろうか?

10%くらい燃料を増やしてみようか

40℃ に対する吸気温度センサーの抵抗値 1.0k に対して、
20℃ 程度ずらして、2.4k の抵抗を入れてみる

すいすい加速する!

試しに、40℃ 程度ずらしてみる

ぐいぐい加速する!

わかりにくいが、
『すいすい』加速するのか、
『ぐいぐい』加速するのかを選ぶのである

思案して、マージンをとって、
濃い方の『ぐいぐい』を選んだ

上り坂で全開キープし、プラグをチェックするとキツネ色。
燃調に問題は無さそうだ

インジェクターは 100ps まで対応する容量である

ここで補正した吸気温度は 40℃
これは、燃料の 13% に相当する

もしかしたら、馬力も 13% 上がっているのかも知れない
確かに、64ps に対して、70ps、いや 80ps くらいのパワーは
発揮してくれている気がする

点火時期はデスビの角度で調整。
燃焼室が大きくなり、火炎の伝播完了に時間がかかるようになっているので、
それに合わせて点火時期をちょっと早めます

BTDC で、標準が 5.0° のところ、+2.5° して 7.5° としました

こんな感じで、プチ現車合わせな感じです

吸い込まれるような加速をする、
極上のエンジンに仕上がりました!
Posted at 2014/10/05 13:10:34 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日常 | 日記
2014年10月05日 イイね!

ジムニー4 試走

「スッと進んで、音が太い感じがしますね」
「おお、体感できるか」

「あれ!? オイルランプが光ってます!」
「!! ちょっと待て! すぐにエンジン切って!」

オイルが漏れてました。
原因はオイルホースの亀裂。

新品に交換しました。

「よし、最終チェックだ!」
「甘い臭いがします!」

冷却水が漏れてました。
ホースを新品に交換。

タービン変更により小加工したオイル、クーラント周りが
トラブルしたのでした

「オイル漏れ無し、クーラント漏れ無し、
 総仕上げ、燃調、点火時期調整だ!」
Posted at 2014/10/05 13:08:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日常 | 日記

プロフィール

「CB750用たぶんCVKキャブ、トゥデイ用、FCRとかよりもずっと安価で、そこそこの性能を示してくれると期待」
何シテル?   01/17 09:32
71publicar です。 トヨタEP71スターレット と ヤマハRZV500R に乗っています。 べ、別に、古い車が好きなわけじゃないんだからねっ ...
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