グルグル初体験・首都高の新スポット探索
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雲ひとつ無い良く晴れた週末、首都高の撮影走行に行ってまいりました。天気の良い週末は、行楽に出かける車が高速を使うため、午前中は路線によって渋滞することがある首都高。この日も、その例に沿って部分的な渋滞がありました。週末ということで、走行している車の過半数は乗用車です。
今回のコースは首都高5号(池袋線)からC1(都心環状線)を経由して、3号(渋谷線)へ抜けるものです。
今回は首都高埼玉線からスタート。埼玉県から東京都へ入るあたりで首都高5号線が始まります。東北道や関越道からは、いったん外環道を経由して、5号線へ合流する形になります。首都高5号線は、池袋のサンシャインビル脇を通り、左手奥に東京ドームを望みながら、皇居北の丸へと抜ける、東京の景色を楽しめる道でもあります。さらに3号渋谷線へ抜けると、左手に六本木ヒルズ、その先には渋谷駅があり、こちらも東京の有名スポットを通ります。
さて、首都高5号に入ると早速渋滞案内板が目に留まり、5号竹橋JCT付近を先頭に「赤い線」が延びているのが見えます。これはこの先が渋滞しているということ。竹橋JCTを左に折れる方向、つまり銀座方面も赤い線となって渋滞しているということで、今回私たちのルートでは、竹橋JCTから先はそれほど混んではいないようです。どちらかが混んでいる場合、JCTの手前まで渋滞が延びるため、今回のように違う方面に進みたくてもその渋滞の影響を受けてしまうんですね。
首都高独特の大きなカーブをいくつか抜けると、その先に池袋のサンシャインビルが見えてきます。ここから竹橋JCTまでは結構距離があるのですが、竹橋JCTが混んでいる場合は池袋あたりまで渋滞が延びることが良くあります。今回は、東池袋のSAに寄ってみました。写真のように、サービスエリアと言っても一般高速道路のSAのように広い売店などがある訳ではなく、車も20台くらいしか止めるスペースがありません。トイレと小さな売店があるのみですので、渋滞している時は待つことも良くありますう。基本的には、首都高では渋滞を前提に考えておいて、トイレ休憩は事前にすませておくことをお勧めします。
さて竹橋JCTまであと1kmという所までくると、私たちが進む右側方面は空いてきて、並んでいるのは左側だけ、という状態になりました。JCTを通過すると、左側の銀座方面はずっと先の方まで並んでいます。JCTを通過するともう渋滞はなく、皇居・千鳥ヶ淵のあたりでC1(都心環状線)に合流してすぐに地下道へと進みます。
この地下道は2車線と広いのですが、大きくカーブしており、そのカーブの先で新宿方面へと分岐しています。平日は割と速度を出して走っている車が多いので、慣れない場合は慎重に走った方が良いポイントです。分岐の先には、今度は新宿方面から来る車が合流してくるので、こちらも注意が必要です。霞ヶ関の辺りまでは、慎重な運転が必要です。そして、トンネルを抜けると3号、渋谷方面ですが、分岐する谷町JCT付近が混雑している場合は、トンネルを抜ける前から右車線だけ渋滞していることがあります。初めから右側を走っていないと、途中から右車線へ合流するのが困難な場合がありますので、ここも注意点です。
谷町JCTは多少混雑していましたが、その先を抜けると交通量は多いものの渋滞はありません。2車線で渋谷を過ぎるまでずっと直線的に延びるのが、この3号(渋谷線)の特徴です。目立ったカーブはありません。谷町JCTから3号(渋谷線)に入って程なくすると、左手には六本木ヒルズが見えてきます。ここを過ぎると広尾、青山を通って、渋谷駅を通過します。渋滞していなければ渋谷まではさほど時間が掛かりません。3号(渋谷線)は、青山トンネルで一旦地下に入りますが、すぐにまた高架となり、渋谷駅付近は上から見下ろすような形になります。すぐに通り抜けてしまいますが、右下には駅前のスクランブル交差点が遠目に見えます。
渋谷付近を通り越して、しばらく進むと左へ進む分岐路があり、これが大橋JCTです。中央環状線(C2)は、この大橋JCTで3号(渋谷線)まで最近つながりました。ここを南端として環状を描いている訳ですから、ここよりも南側へ通じておらず、北方向つまり新宿・池袋方面へしか行けません。大橋JCTは多重階層の螺旋構造となっていて、建造物としても特徴的な構造として注目を集めています。実際に通過してみると、下りカーブが連続する形になっていて、思ったよりも勾配がきつく感じられます。周りの車も、時折ブレーキランプを点滅させながら走っています。できるだけコンパクトな空間で地下へ移動させるために、許容できる範囲でギリギリの勾配になっているのではないでしょうか。3周ほど回った後は、新しい首都高中央環状線(C2)へと続き、ひたすら地下内の直線道路となります。まだ新しい道ですので非常にきれいで、同じトンネルでも都心環状線(C1)のトンネルと比べると、時代を感じさせるほどです。
撮影はここまで終了しましたが、この中央環状線(C2)を直進すれば5号(池袋線)板橋JCTまで戻ることができます。板橋JCTからは、埼玉方面へ進むこともできますし、都心方面へ戻ることもできます。もちろんそのまま中央環状線(C2)を直進し、荒川沿いでお台場方面まで行くことができます。このように考えると、環状線(C2)が充実したことによって、途中から進路を変更してもある程度リカバリーが効くようになったとも言えます。実際、私たちも渋谷まで行きながら、戸田南ICで降りましたので、見た目上はさいたま~戸田までしか移動していないということになります。ということは、ますます首都高の路線を覚える甲斐ができた、とも言えます。C2の延長によって渋滞もある程度緩和されていることですし、首都高を使いこなせれば、東京での行動範囲が広がるかも知れませんね。
ちなみに、参考情報はShift-UP Clubとしては首都高デビューマニュアルをもちろん推しますが、渋滞回避系のロードマップも結構役に立ちます。首都高の覚え方を理解した上で、一般のロードマップを見ると、首都高がより身近に感じられる気がします。混雑した一般道でうまく走る時にも重宝しますし、ナビの指示ではなく全体を把握しておけるという意味では有効です。ということで、おススメしておきます。
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メモ | クルマ
Posted at
2011/03/17 18:34:31