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庵蔵のブログ一覧

2011年05月12日 イイね!

前期型PTノ変遷:裏

前期型PTノ変遷:裏イヤーモデルによって、比較的市場の声を拾ったりして
年々ブラッシュアップされているく(ハズ)の米国車。

然しその一方で、コスト削減の思いきりの良さも
半端ない感じ。(少なくともPTではそんな傾向)
まぁ、ブラッシュアップ=コストアップに
成りがちなので仕方ない部分もあると思うけど。

てな訳で今回は、イヤーモデルによって
消えていったモノ達について
庵蔵の知りうる限りのマニヤック情報を綴りやす。


<モデルイヤー変遷:日本仕向け>


◎02モデル:2002/1~9

『FRヘッドレスト前後調整機能廃止』

⇒日本では高級車のみ、ガイシャならクルマによっては
  車格を問わず着いてる機能。
  まぁ余り使わないんだろうけど、高級車感が減ったよね。

『エンジンカバー廃止』

⇒これも高級車には着いてる(ある意味無駄な)カバー。
  けどPTを溺愛してる身としては、有ると無いとじゃ大きな違い。
  でも、廃止の理由は『カバーと擦れてゴムチューブが削れるから』。


◎03モデル:2002/10~2003/9

『FRバックボード仕様変更』

⇒プラッチック+カーペット+ネットポケットという無駄に高価なモノが、
  当初は運転席/助手席双方に装着されていた(Limitdはね)。
  …のが、助手席側ポケット廃止&
  運転席は普通のシートカバー一体型に変更。

『リヤパワーウィンドウスイッチ照明廃止』
『サイドミラースイッチ照明廃止』
『ドアロック照明廃止』

⇒只でさえ夜間の車内明度が低いPTだが、
  『これでもか!!』ちゅう位に室内照明類が廃止。
  …個人的には一番許せん。


◎04モデル:2003/10~2004/9

『シート表皮/カバー意匠変更(Limited)』

⇒明らかに本革比率が減っているそうな(デーラー情報)。
  確かにヘッドレストが合革になってた気が…。
  (愛車に換装した前後可動ヘッドレストの方が質感良し)

『助手席バックボードカーペット廃止』

⇒ポケットだけに飽き足らず、遂にカーペットまで…。
  これで立派な小型クラスのクルマに成り下がった(と庵蔵は思う)。


◎05モデル:2004/10~2005/10

『FRパワーウィンドウスイッチ照明減(4ヶ→2ヶ)』

⇒前席のみ光る。そこまでしてコスト削減?でもハーネス側はそのまま。
  (よってスイッチを旧品と交換すればOK)

『球形シフトノブ白色 ⇒ 内装色化』

⇒確かに白色プラは原価割高…つってもね。
  意匠をそこまで貶めてなおコストを削るたぁ日本でもそんなやんないのに。

『給油キャップリード廃止』

⇒こんなもの有っても無くても原価そう変わらないだろうに…。
  何故か後期型で復活してた(庵蔵のPTに無かっただけか?)

『付属のトランクネット廃止』

⇒大概有っても使わないと思うが、それでもトランクに残ってる引っかけリングが
  単なる飾りと化して居ります。
  (これも庵蔵のPTに無かっただけかも?←中古で買ったし)


◎その他(いつそうなったか不明)

※01年型に比べ、05年モデルのドアトリム裏NVHフェルトが1/2の大きさになってる。

⇒年次を経て、当初五月蝿いと騒がれたエンジンの静粛化に成功したから?
  それとも単なるコスト低減か?

※FR/RRドア下面ウェザーストリップ廃止('12/1/15追記)。

⇒只でさえ部品の継ぎ目に隙間だらけのPTにあって、唯一の良心だったはずの部品だが…
  目立たない部品でもある為廃止された様子。
  ま、国内某大手自動車メーカーも同様の事をするんだけどさ。

※RRドアトリムグリップ材質変更[TPO→PP]('14/2追記)。

⇒PTは、ドアトリムにアームレストを兼ねたグリップが付いている。
FRの其れは、触り心地の良いTPO+PP二層品。
しかし05PTのRRに付いてるのは、見た目激似のPPカリカリ品。
てっきりデビュー当時からその仕様だと思って居たが、FR/RRのグリップサイズがどー見ても一緒。
『こいつぁ当初同じ奴が付いてたんでは』と考え、主治医のK工場長に聞いてみたら案の上そうだった。
その後の調べで、03か04モデルまではRRも快適グリップが備わってたっぽい事が判明。
地道なコストダウンの為にわざわざ型を興したカリカリグリップは、結局1~2年でドアトリムごと刷新された…。


以上、購入後2年余の調査で気付いたのはこんな処。

然し、良く分からない処で他にも色々やられてるんだろうな…と思うと、
色々考えられずには居られないではないか。


ちなみに庵蔵は『最高の壱台』を仕上げるべく、
気付いたところはパーツのデーラー注文で地道に改良をしております。
Posted at 2011/05/12 21:25:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | PTノ蘊蓄 | クルマ
2011年05月11日 イイね!

前期型PTノ変遷:表

前期型PTノ変遷:表基本的にアメ車は『イヤーモデル』という制度を
導入している。

これは、毎年何某かの改良を加える事で
そのクルマをいつまでも新鮮な状態に保とうって思想。

無駄に部品の種類を増やす事にも繋がるそれは、
消費社会の米国らしいなぁ…と
個人的にはやや否定的に考えている。


そうは云っても、吾がPTもその恩恵に預かっている部分があり、
今回はそれを紐解いてこうかと。

これからPTを買おうと云う酔狂な輩が
どの年式を買えば良いかの指針に成れば幸いです(笑)。

なお、これらの情報が全てを網羅してるかは自信が無ぇ。


<モデルイヤー変遷:日本仕向け>

◎00モデル:2000/7~2001/1

・特に無し(デビューモデルだし)

◎01モデル:2001/2~12

・FRウィンドウスイッチ変更(FRのみ→全席対応化)
・ムーンルーフシェード追加(最初期はシェード無かったみたい)

※上記は北米モデルだけかも。

◎02モデル:2002/1~9

・前後バンパーボデー同色塗装化(高級感UP)
・助手席アームレスト追加(PT=個人輸送だったけど考え直した)
・普通のAT→オートスティック化(MTっぽい手動ギヤチェンジが可能に)

◎03モデル:2002/10~2003/9

・スチールホイールデザイン変更(Classic)
・ファブリック変更/運転席裏ポケット追加(Classic)
・サイドエアバッグ標準装備化(Classic)
・シフトノブ変更(革巻き→白色球形:コスト低減目的だけどクラシック感UP)
・アンテナが伸縮式→ロッド式に変更(これもコストダウンやね。縮めれないなんて無いわ~)

◎04モデル:2003/10~2004/9

・盗難防止システム標準装備化(Classic)
・アンテナ位置フロントフェンダー部→ルーフ後端中央部へ(欧州車っぽいぞ!!)
・燃費向上:エンジン出力104kw→100kwへ(仕様Downじゃないの?)
・キーレス変更(???製→三菱・オムロン製へ:レスポンス向上らしい)

◎05モデル:2004/10~2005/10

・エンジン排気量:2.0L→2.4L(これで大分快適な巡航が可能に)
・ハッチバックラッチ電磁化(高級車っぽくね?)
・オーディオCDのみ&チェンジャー対応化(今時カセット?と思ってたので個人的にはOK)


こんなもんかな?

かように流しで見ると、性能やら商品力やらが段々洗練されてゆく様子が分かる。
その意味では『イヤーモデル制万歳!!』と云える面も多々あったり。

庵蔵の05モデルは当然上記の恩恵をフルで受けており、
それ以前のモデルより、当然快適性とかは著しく向上している。

クルマの原価って面でも、紹介した殆どの項目はコストUPになる筈だので、
高年式ほど消費者的には得した気分。
(庵蔵は中古で買ったけど…)

けど、一寸立ち止って考えて貰いたい。

ユーザーの苦情に耳を傾け、使い勝手を良くするのは企業努力だとしても、
悪戯に原価を上げるモノなのだろか?

そんな訳無いよね。

クルマを手に入れた後判明したのは、実はあんま目立たない処の
コストダウンを地道に図る事で、コストUPを吸収してたっぽい事実。


次回はそこら辺にメスを入れてみよかと。
Posted at 2011/05/11 22:22:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | PTノ蘊蓄 | クルマ
2011年05月10日 イイね!

Based on the PT

Based on the PTPTが世に出る迄。

他のクルマがどんなんかは知らないが、
意外と奥の深い経緯があるのだ。
コイツが『見てくれ』だけのパイクカーでは無いって事を
今回は紐解いてみよう。




俗に『ミニバン』ってカテゴリのクルマが世に出て久しく、
何がミニやねん!!と心の中では皆思っているんだが、
そのルーツが米国で、フルサイズバンより小さいからミニなんよ。

で、このミニバンの元祖『ヴォイジャー』を創り出したのがクライスラー。

ミニバンが北米で流行し、『Mam's Van(だったかな?)』と呼ばれる様になったものの、
女性が運転に疎いのは万国共通。

もっと小型で使い勝手の良いクルマを…という世間のニーズを受け、
頭上空間を広げる必要があるものの、着座姿勢を立ち気味にすれば
室内が広がる(様に錯覚する)事を発見したクライスラー。

『neon』という手頃な大きさのプラットフォームもある事だし、というノリで
PTへと続く『アップライト』で『トール』なクルマのスタディが始まったんである。


1994年1月。デトロイトモーターショーでコンセプトカー『Expresso』が発表。

90年代っぽいヌメッとした気味の悪いフォルム(当時で云うポップな感じ?)。
残念な事だが、こいつがPTの始祖モデルである。

と云っても、面影を辛うじて残しているのが
垂直気味に切り落としてあるインパネ位ってのが救い。


1997年1月には『Pronto』が登場(プリムスブランド)。
今で云うクロスオーバーの先駆けっぽいスタイル(クロスポロとか)。
『アップライト&トール』を遵守しつつ、大分クルマとして無理の無いスタイルに
磨き上げられている。

同年世に出た『プロウラー』の顔をパクった逆三角の特徴的なグリルと、
後付けした様なバンパーにPTの面影を見ることが出来る。
(が、多分レトロとかホットロッドを狙った訳じゃなく、単にデザイナーの趣味だと思う)


続く1998年、随分アールデコったいでたちの『Pronto』がジェノバモーターショーでお披露目。
3ドアだしアップライトでもトールでも何でもないのが玉に瑕だが、
ここでようやくPTの持つ『レトロ感』が醸し出されてきた。
VWのニウビートルに対するクライスラーの回答(挑戦?)って触れ込み。

先のProntoとは顔が若干似てる位なのに何故同じ名前かと云えば、
この車種がいつの間にやらグローバル戦略車という役割まで持たされてしまい、
「世界で勝負するにはどんなスタイルを持つべきか?」という命題を背負わされた事に起因。

「どうせなら世界中で愛されてる『Coca Colla』や『Levi's』みたくしたいよね」という思いから、
「これがアメリカじゃ!!」と強気に出てく方向へ。
という事で、アメリカ独自のクルマ文化である『ホットロッド』を売りにしよかと相成った。
(本国で成功してたプロウラーの存在もそれを後押ししてたと見ている)

評判はかなり良かったらしく、これでエクステリヤの方向性が確定。


そして1999年、5ドア版として『Pronto Cruiser』の名を授かった其れは、
現在のPTほぼそのままの姿で世に登場。
(違うのはルーフ部がカンバストップってトコ位)


その後は推して知るべきだが、これらの経緯から浮かび上がるのは
パッケージとしてのコンセプトが先に在り、外観は後から付いてきたと云う事。

この点が他のレトロチックカーとの大きな違いであり、
120万台という結構な生産台数を弾きだすに至った大きな要因だと思う。

あと、企画から生産開始まで6年位を費やしている点も素敵だ。
今時(でも無いけど)そんなクルマって中々無いよ。
Posted at 2011/05/10 21:35:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | PTノ蘊蓄 | クルマ
2011年05月08日 イイね!

中途半端ナPT

中途半端ナPT少なくとも日本でPTを購入する人は、
それが日本で云うカローラクラス(下手すりゃヴィッツクラス)の
クルマだなんて余り思っていないかもしれない。

『どちらかというと高級な部類に入るクルマ』だと
思ってないか?

確かに、日本での価格帯を思えば、
アッパーミドルクラスが視野に入って来る。

けどPTは、本国じゃ1,000k後半からラインナップされてる立派な大衆車。
流用されてるコンポーネンツを、ネヲンってな安普請カーから引っ張ってる事からも推して知るべし。

只、レトロモチーフのデザインにアメリカ特有の無駄っぷり(ブ厚い外板)と、
定評のある塗装が加わった結果、不思議な位高級感の漂うエクステリヤが。


だから、実際に購入したオーナーは「あれっ?」と感じるはず。
外装に比べチープな内装と、色んな意味でしょぼいエンジンに(特に2.0Lはそう伝え聞く)。

内装で云えば、シートはLimitedが革シートなので一見騙されがちだけど、
特にインパネ周りがプラッチッキーなのが不満という声が散見される。

エンジンはデーラーの工場長曰く「あんま良いエンジンじゃないよ」。

確かに、庵蔵の乗ってる2.4Lも時折カラカラと異音を発生させたり振動したりする。
(2.4はバランサーシャフトが仕込まれて振動低減されてる筈なのに…)
多分工作精度があんま高くないんだろうなぁ。

そんなのが1.5tの重量を動かすとなれば、性能は一般的なクルマ以下と云っても過言じゃない。
(特に2.0Lはそうなんだろな、って思う)

誰が悪い訳でも無いが、エクステリヤとそれ以外のチグハグなポテンシャルが、
残念ながら『中途半端感』を潜在的に感じさせる要因になっている。

最長所が短所ともなってる点が皮肉…。


で、各々が不満に思ってる点をそれぞれ何とかしようとした結果、

・本来の車格に納得し、『1/1の玩具』と割切る人 ⇒ カスタム派へ。
・何とか性能をUPさせて普通のクルマに近付けたい人 ⇒ スポコン派へ。
・見た目だけでも納得出来る高級車にしたい人 ⇒ ラグヂャリ派へ。

と(かなりの高確率で)進んでいくと見ている。

ちなみに庵蔵の場合は『ファインクオリチー派』と自らをカテゴライズしてみた。
平たく云えばラグヂャリ派とスポコン派を足して薄めた感じ。

何がしたいのかは、パーツレビューを参照して貰えればきっと伝わる…と良いのに。
Posted at 2011/05/08 01:25:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | PTノ蘊蓄 | クルマ
2011年04月20日 イイね!

PTノ(妙ナ)魔力

PTノ(妙ナ)魔力妙な事だが、PTにはノーマルのまま捨て措けなくなる魔力がある。

PT自体にステイタスを感ずるオーナーは、
ノーマルで満足なんだと思う
(し、理想的な扱い方でもある)。

ただPTを買う輩なぞ大概好き者に違い無いので、
結構な比率で弄ぶ事になる様子。

傾向としてはこんな感じ【庵蔵調べ】。


・クロームメッキ(を始めとする加飾類)を内外装問わず沢山付ける。
・ホイールをインチアップしたり車高を落とす。
・フレアライン入れたりウッドパネル貼ったり。
・顔(バンパー、グリル)や外形自体を変えてまう。
・給排気系とか電装系とか足廻りを弄って性能UPを試みる。


…大概のニホンのPTは斯様な改造の何れかを経て、只でさえ浮世離れているのが更に隔世してゆくのだった。

これらの事象に発展する理由の一つは、PTが元々ホットロッドをその起源とする事にある、
と無理矢理こじつけ(笑)。

故に、アホみたいなカスタムパーツが星の数程存在している(いた)。

で、それらが本国から日本に流出したり、触発された国産パーツが造られたりした結果、
ヲーナーズがそれぞれの特色を出すべく切磋琢磨し易い環境が整備。

更に、アメ車をラグヂーに仕上げるヒップホッパー的な(文化に感化された)方々が、
見た目高級っぽいPTをラグじゃるカスタムに興じ始めそれっぽいパーツも多々登場。

…車格的に見て、本国ではベース車なんかにゃ成って無いと思うが。


大分話が逸れていったけど、
確かにPTは外車の中では比較的お求め易い価格な上、高級感漂うエクステリヤ。
玩具的風情もあるし、カスタム前提で買う子達が多いのやも知れません。

でも、それが魔力の本質って訳では無い…と云うのが庵蔵の見解。

何故なら、そんな積りで買ってない庵蔵自身も、
今現在思い描く究極のPTを実現すべく奮闘中の身。

魔力の真因。
それはPTの『中途半端さ』にあるんじゃねぇかと。


何がか?は語らぬまま、中途半端に次回持ち越し(苦笑)。
Posted at 2011/04/20 21:40:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | PTノ蘊蓄 | クルマ

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移動手段であり趣味の対象であり そして相棒である 吾がPTクルーザー究多弄について、 つれづれなるままに 書き連ねてゆくことにしやした。 こいつに...
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