
綿々と続けてきたエンジン系似非チューンの仕上げとして、
デーラーでバッテリーとオイル交換をした。
バッテリーについては、かねてより噂に伝え聞いていた『Optima Yellow』を
搭載しようと画策していたが、
本当はもう少し先のはずだった。
究多弄をゲットした時サービスで付けて貰った、見た目の素っ気ない安そうなバッテリー。
搭載されてから2年半の間に、
庵蔵の渡米(しかも冬)で1か月以上エンジンを廻さずに放置されるのを
2回ほど経験するなどハードな使われ方をしたにも関わらず、
バッテリー上がりなど全く無かったという高性能っぷりを発揮。
なれど最近は今年の極寒のせいもあるか知らないが、日によっては大分元気を失っていた。
急に死なれてもヤだな、と思ってこの時期の交換に踏み切った。
念願かなってゲットしたオプチマは、ディープサイクルバッテリーとか云う奴で、
所謂『高性能バッテリー』の部類に入る。
とは云え、未だに何がノーマルバッテリーに対してのアドバンテージなんだか
理解してないけど、コスト的には昨今の円高効果により
ガイシャ用としちゃぁ結構安く買えたと思ふよ(それでも22kしたけど)。
蛇足だが、PTに搭載可能なバッテリーはかなり種類が限られている
(狭いエンジンルームに無理やり詰め込まれている)為、
何気にオプチマへの換装率が高い様子。
閑話休題。
今回Dには持ち込みで取り付けて貰ったが、バッテリーってクソ重いって知ってた?
宅急便の受け取り時にドライバーの人が辛そうな感じで持ってきたが、
受け取ったら本当に重かったもの。あの大きさ(D23位)で16kgとか何なんだ(笑)。
で、取り付け後の効果としては、まず従来の『ブルンッ、ブロロロロ…』って起動音が
『ヴォン!!ブババババ…!!』位の力強さを感じさせたのが印象的。
オノマトペでニュアンスが伝わるか微妙(笑)。
また、カーステの音が劇的に向上している。過去に実施したデッドニングとの
相乗効果だろうけど、停車時なんかは本当にクリアな音だ。すげー。
後、丁度交換時期でもあったので、エンジンオイルも持ち込み交換。
世間で評判の良いENEOSの『SUSTINA』って奴をまとめ買いで安価にゲット。
ENEOSは米系だしメジャー過ぎるので、実はあまり好きなメーカーじゃないのだが、
(サイトで見る限り)ニホン独自での気合の入り過ぎた開発っぷりに惚れた。
詳しくは『整備手帳』に記したが、こちらも今のところ良い感じ。
具体的にはトルクだか馬力がUPした感じで、
従来に比べ出足にあまりストレスを感じる事無くすいすいと進む印象。
ただ、従来と同じ踏み込み量でエンジン回転数が2~300位余分に廻ってるのかな?
こっちが気を使って2,000回転固定で運転しようとしてても、あっという間にオーバー。
しかもアクセルペダルを放しても速度が中々落ちる気配が無く、
ブレーキのタイミングが掴めねぇ(汗)。
謳い文句のひとつに『省燃費』とあったはずだが、果たして…。
また、特にアイドル中のエンジン音がかなり静かに成ったっぽい。
正直これらの効果が、オイルによるモノなのかバッテリーによるモノなのかは良く分からない。
けどエンジン廻りのソフトチューンは今回の処置で完成の域に達した。
(詳細は今後紹介予定)
概ね満足である。
ちなみに、デーラーから戻ってきた究多弄は何故か朝の起動時に30秒程度、
毎回マフラーから白煙を吐くようになってしまった…。
オイル下がり?オイル上がり?早くもSUSTINAがシールを攻撃したんか?と
焦ったが、オイル量を調べると『F』の位置から5mm位多めに入ってる様子。
(停車がちと前側に傾斜している場所だけど…)
劇的に減る様子も無い為、『Dのオイル投入量過多』の見込みが強い。
けど、抜くか適量までくゆらせ続けないと、平常時より燃費が悪化しちゃうらしいので
『省燃費性』の正しい検証が出来ないんだけど(泣)。
※'12/4追記:
相変わらず朝の始動時は白煙を吐き続けている究多弄だが、
徐々に吐出時間が短くなっている(気がする)。
気付いた当初、起動30秒後位からエキゾーストがブルブル云い始め、
30秒間程排出されていた白煙。そしてたちこめるオイル臭。
それが現時点では15~20秒の白煙、かつ色合いは薄め。
それに比例してオイル量も減っている事から『オイル量過多』で結論づける事に。
(庵蔵がお世話に成っているDは取扱いが欧州高級車の割合が多く、
どうもオイルを燃やしながら走るのがデフォ傾向にある様子。
故に結構フルフルにオイル投入するのが彼らの標準作業とのこと)
オイル上がり/下がりの可能性を聞いたところ、
『PTは一度そうなったら煙もうもう吐き続けて止まらなくなる』と工場長は笑いながら云った。