
趣向を変えて「過去の愛車シリーズ」を新たに始めます。
何度も引越しをしてその度に捨てようか、捨てまいかと悩んでいたカタログがやっと役に立つ日が来ました。過去9台の愛車達のカタログは保存状態は完ぺきとは言えないですが、現存しております。
カタログの写真でしか当時を懐かしむことはできませんが、ここで電子化してしまえば半永久的に残す事が出来ますので、自分のためにもこのシリーズを始めたいと思います。
過去の彼女の写真を公開するようで、恥ずかしい気もしますが(笑)私情を織り交ぜてのブログを見てやってください。
携帯電話のカメラなので、お見苦しい写真になってしまいます。ご勘弁のほどを・・・

シビック 25X(4代目 グランドシビック)です。
初めての愛車は新車で購入しました。(1986年12月~1989年10月)21歳で免許を取得しましたが、昔から車が好きで雑誌を眺めては、どの車が良いか迷いに迷った初めての車でした。本当は同時期に発売されていた「バラード CR-X」(中途半端なリトラクタブルライトの奴)が欲しかったのですが、モデルチェンジをしてしまい、CR-X(2代目)とパルサーとスターレットの四つ巴の戦いを勝ち残ったのがこの車でした。
当時HONDAは、Fー1をしており、車を購入した1987年は、マクラーレンがHONDAエンジンで無敵(16戦15勝!)を誇っており、必然的にHONDA車に吸い寄せられてしまいました。
時代はバブル景気が本格的に膨れ出し(私には全く関係ありませんでしたが(笑))日本の車は最盛期を迎えつつありました。
久しぶりにカタログをまじまじと見てみると、今でもカッコいい車だな と思います。当時は「Si」と呼ばれるDOHCの1.6ℓ車があり、金銭的に許せばそっちの方が良かったのですが、先立つものが無いせいもあって1.5ℓになってしまいました。
ツインキャブレターでOHC16バルブ、カタログによると最高出力は105ps/6500rpm、最大トルクは13.2kgm/4500rpm、燃焼室はペントルーフ型で、当時頭でっかち車大好き青年は、カタログを読むだけでよだれを垂らしていました(笑)サスペンションは、前後とも当時珍しかったダブルウイッシュボーンで、5速ミッション、さすがF-1をする会社は違うなぁ(シャーシは作ってないのに・・・)と一人で悦に入っていました。
デザインは、今見ると「平目」をモチーフにしたと言うのが良く分かります。低く幅広く、特に前から見ると胸が見えるのではないだろうかと思うくらいボンネットが低く特徴のあるデザインでした。色はイメージカラー?の黒。タイヤは175/70R13 後でホイルを変えましたが、ホイルカバーが付いていました。

室内も広く、インパネもスポーティでした。パワーウインドーもパワーステアリングも装備され、自分の好きなオーディを組み、少し後方視界が悪いにも関わらず、BOSEのスピーカーをこれ見よがしに付けて元気一杯でした。エアバックは無く、今見ると心もとないです。しかし自分で言うのもなんですが、今見ても「若者が乗る車」(充分贅沢)してます(笑)
走りは馬力がない分、初心者にも安心して操れる車でした。F-1中継録画を見て、アイルトンになったつもりで、山道を駆けまわってました。ただ調子に乗ってガードレールにキスしたり、ボディをこすったり等生傷が絶えませんでした。
車に乗る喜びや楽しみ、走り方、たくさんの大切な事をこの車から教わりました。
ずっとこの車でも良いかな、などと考えていたころ、ある1台の車が発売されました・・・一目見てその車に心を奪われたのでした。

Posted at 2011/08/10 22:46:58 | |
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