
今日、宿泊した箱根ハイランドホテルのプランは、近隣の美術館のチケットがオマケでついてきます。『箱根ラリック美術館』というところへ行きました。
きわめて無知なわたくしは『ラリック』と聞いて『?』でした。
ここからは、パンフ見て書きます
ルネ・ラリック
アールヌーヴォー、アールデコという二つの美術様式を橋渡ししたフランスの装飾美術工芸家…。
つまりはガラス工芸家なんですが、僕が目を引いたのが、彼の作品の『カーマスコット』。
彼が活躍した1930年代。この頃のブルジョアな人々のステイタスシンボルが『車』今もブガッティのヴェイロンが騒がれてますが、この頃も、ブガッティは、いわゆるスーパーな車。あとはベントリィですか?
当時の車はラジエーターキャップがフロントグリル上部にむき出しでした。そこのむき出しキャップを飾るガラス製のキャップ。それをラリックがデザイン、特許を取り販売していたと。
ガラスですから、中に電球仕込めば鮮やかに輝きます。そんなアイデアが当時流行ったんですなぁ

びっくり

日本でいえば昭和初期にそんなアクセサリーが流行っていたとは…。僕も知らない文化でした。
日本でイルミ小物といえば、ST18#系カリーナEDのリアビューのシャイニングエンブレムなんかありましたが、海外でもこんなのあったんですなぁ
特別展示してあったブガッティT57と46はグットルッキングかつ上品な色使い

とくに、46の紺・オフホワイトの外板色にトップは紺。内装はサドルタン

すげー上品

ガラス製とんぼがモチーフのマスコットよりも、ブガッティの上品さには痺れました
こういうセンス、日本のメーカーは見習って欲しい

本当に感激しました…。

Posted at 2005/12/24 23:05:43 | |
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