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髪カットの後、VOLVOディーラーにふらっと立ち寄って
みました。

初めて入ったディーラーの整備工場にはボルボがぎっしりと停められていました。
当たり前でしょうけど、整備工場に車の数が多いのは
国産車ディーラーと違い、店舗数が少ないからなの
でしょう。(それとも故障が多い？)

ショールームにはパリッとスーツを着こなしたセールスマンと、受付の女性スタッフが数名で、
来店者は5名程度といったところ。
外車ディーラーにしては、気楽に入りやすい雰囲気のディーラーでした。

入って入口真正面に赤のV60 Rデザインが置いてあり、右手には青のV60 オーシャン・レース・
エディションがありました。

奥にはセダンのS60とXC60と比較的狭いショールームに4台車が展示されていました。

初めてV60を目の前にして、そのデザインに正直素晴らしいと思いました。
Rデザインと言うこともあり、専用バンパーやリアディフューザーをまとった精悍な姿と、独特の
リアテールランプは一目でボルボと判ります。

あまり大きく見えない車でしたが、ディメンションを見ると全長は4m超え、幅も1.8m超えでした。

運転席より後部座席に座った方が広さを実感できました。
頭や足元にたっぷりと空間があり、これなら後部座席も快適そうです。
また、前席シートベルトの取付けられているBピラーから後部座席用のエアコン
吹き出し口がありさらに快適度アップです。

革シートはしっとりとした手触りですが、サイズが大きめでサポートがちょっと不足気味でした。
実際は調節できたのかもしれませんが、セールスマンはこちらから声を掛けないと話してこない
スタンスの様で、自分のペースでゆっくり見れるのは良いのですが、判らないことは判らない
ままでした。

それにしても価格は、全く折り合いがつきそうにない470万円。
室内のつくりはソフト素材とカーペットを巧みに使っているのですが、ところどころプラスチック
素材も目立ちました。

特にセンターコンソールや、ダッシュボードの下側半分はプラスチックで、ドイツ車のレベル
にはちょっと及ばない感じです。
価格の安いポロやゴルフの室内の作り込み、素材使いの方が上手な印象です。

でも、数年前のC30試乗時にも感動しましたが、センタークラスターというのでしょうか、あの
空調スイッチなどがレイアウトされているパネルはとてもユニークです。
一部、スイッチが携帯ボタンの様に小さく操作しにくいという声もありますが・・・

残念ながらV60の試乗車は丁度出払っていたので、セールスマンにV60ではなくこれから発売
されるV40について話を伺ってきました。

V60を試乗したかったのは、恐らくV40にも同じこの1.6Lターボエンジンが搭載されるだろうと
勝手に僕が思い込んでおり、どんな性格のエンジンなのか気になっていたからです。

セールスマン曰く、まだどのエンジンが搭載されるか正式な情報はないものの、V40の日本
上陸は来年春とのこと。

ただし、日本国内で発売するためには、道路交通法上の問題があるらしく、特に欧州仕様で
装着されている歩行者エアバッグ(ボンネットからエアバッグが飛び出して万が一歩行者と
接触した場合に、けがを軽減させるらしい)などで、上陸時に問題となれば発売日が長引いたり、
仕様変更を余儀なくされるらしいです。

もし戦略的な価格なら、面白い車になる予感がします。
セールスマンはV50とV60の中間的なところではないかと話していますが、これは搭載される
エンジンや安全装置や装備の仕様によって多少変わるのではないかと思います。V60よりは
手ごろなサイズなので、日本国内にはこちらの方が使い勝手が良い気がします。