
◆国民車カローラがフルモデルチェンジを受けて10代目となった。
いかにも最近のトヨタ製セダンらしいプロポーションで、写真を見ると結構グラマスな感じがする。エクステリアデザインは上はレクサスから下はヴィッツまで、その共通したラインは今回のカローラでも健在であり、全てとは言わないまでも、多くのユーザーの琴線を擽る事だろう。
ただ、少し気になるのはフロントの顔付きだろうか? 少し現行ヴィッツ的な硬さが感じられる。もう少し柔らかなイメージがあっても良いような気がするのだが、さて、どんなものだろう。そして、グリルの両脇から下へ走るキャラクターラインは微妙な気がする。現行ヴィッツから感じていた事だが、最近のトヨタ・デザイナーはVWやアウディに傾倒しているのかと、そんな事を思ってしまった。
メカニカルな部分では、ほとんどが先代から譲り受けたものらしく、枯れた技術で作り上げられているだけに、良い意味で熟成された車であろう(と願う)。とにかく早く現車を見てみたいものだ。特に内装等がどうなっているのか大変気になるところである。先代は良い意味で旧来のトヨタ車の質感を保っていたが、この新型の出来がどの程度のものなのかが大いに気に掛かるところだ。
それにしても、今回からセダンにも【アクシオ】なるサブネームが付いた事が気になる。確かにカローラ・クラスの車で昔からの名前を受け継いでいるのは無くなってしまった(シビック? ああ、そういえばまだあったね・・・でも、アレってクラスが違うんでしょ? ね、ホンダさん)が、トヨタもカローラの名を消し去るつもりなのだろうか? そう言えばコロナもプレミオの名前が付いた次代にプレミオと名前が変わってしまった。
とうとうカローラの名前も、今代限りとなってしまうのだろうか?
それはそれで、悲しいものである。
Posted at 2006/10/10 18:37:52 | |
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