2006年10月27日
ホンダも業績の割りに国内では元気を感じないが、現在の日産はそれ以上に良くないようだ。
業績のV字回復をもたらし時代の寵児となったゴーン氏も、ここ最近は国内でやや言い訳気味た会見内容が多いが、彼自身が言うように軽自動車の弾を自身で持っていない日産にとって、これが一つの痛手となっている。
大昔の「いざなぎ景気」とかいうヤツを抜く勢い(抜いた?)好景気らしい日本ではあるが、その一方で以前のような富の再配分が起こりにくい経済体質となった現在にあって【好景気=商品が売れる】という方程式は成り立たず、その一方で長引いた不況の影響もあってか貯蓄率は下がり頭金の蓄えが少なく、携帯電話の通話料でローン分の経費は圧迫され、あまつさえ原油高で一般消費者の自動車購買意欲は下がる一方。こうなると日本独自規格の維持費が安い軽自動車へ売れ線がシフトするのは時間の問題だったのだが・・・流石のゴーン氏も日本国内の軽自動車というジャンルは良く理解していなかったようだ。
アメリカのメジャーと提携する話などしている余裕など無い筈なのだが。いや彼の事だから、国内の業績悪化分をアメリカで取り返そうと考えているのかもしれないが、規模拡大による合理化やコストカットで出来る範囲は限られているし、何より製造業は売れるモノを作ってこそナンボである。彼自身が言うように「自分達の為に車を作るのではなく、お客様のために車を作っている」というならば、日産は早急に軽自動車を開発すべきだと思うのだが・・・さて、どんなもんでしょう?
しかし、もし日産が軽を作ったら、どんな軽になるのかな?
私としては日産の業績より、ソッチに興味あるんですけど。
それとも、もしやこのフランス人・・・
ルノーで技術の共用が出来ない車など、日産で開発させる気が無いのかも。
Posted at 2006/10/27 17:01:12 | |
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