2006年12月12日
好調な受注を受け、現在は受付を一時停止しているらしいホンダジェット。小型ビジネス機とはいえ高価な、しかも全くの異業種分野であるジェットエンジン搭載の航空機を開発したホンダであるが、何でも社内の経営会議で“誰かが”『創業者の夢でありました航空機事業の件でありますが・・・』と切り出されて企画が通ってしまったという。ある意味ホンダらしいが、普通の神経をもつ出資者なら卒倒モノのエピソードである。ホンダ内における創業者の存在感が、いかに絶対的存在だったかということを窺わせるものだが、本当にそんな事で良いのかと思ってしまう
のは私だけだろうか? 何故か航空機製造事業推進派に、創業者が利用されたようにも受け取れる気がしてならない。
世間的にはホンダらしい(?)面白いエピソードなのだろうけど・・・
私には、あまり良いエピソードとは、思えないのだった。
Posted at 2006/12/12 18:54:58 | |
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