2007年01月09日
昨年、太陽系の惑星が九個から八個に減ったのは、皆さんご存知の事と思います。冥王星が惑星から矮惑星(仮称)に降格されたのが原因ですが、子供の頃、まるでお経のように『水金地火木土天海冥』と覚えさせられた身としては、ちょっと損をしたような、それでいて『…海』で止るとスッキリしないような、そんな事を感じておりましたが、冥王星といえば超大国USAが唯一発見した惑星でありました。それだけにこの降格問題がUSAから大きな反発が起こった事をご存知の方もいらっしゃるでしょう。USAは大国としては若い国故に、今でも権威や伝統を作る事に躍起になっている国ですので、自国で発見した惑星が降格なんぞされるのは、きっと我慢できなかった事でしょう。
で、そのUSAでの冥王星の立場も、現在ではかなり失墜しているようで、何でも昨年のUSAの方言学会で冥王星が『評価を下げる』という意味の動詞として使われるようになってしまったというニュースを目にしました。まあ、冥王星が矮惑星(仮称)に降格されるのは理性では分かっていたという事でしょうか? もっとも、そんなに冥王星を陥れるような、自虐的扱いをしなくても良いんじゃないかと思うんですが、如何なものでしょう?
こう私が思ってしまうのも、天文ファンだからでしょうかね?(^^;
Posted at 2007/01/09 21:59:16 | |
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