2007年01月31日
シビック・ハイブリッドが省エネ大賞を受賞したそうだ。
でもその実体は“資源エネルギー庁長官賞”とかいうヤツらしい。
一体何やねんソレ?
まあ取り敢えず悪いニュースではないのでソレはソレとして・・・。
やっぱり今回のシビックはハイブリッドオンリーにすべきだったと強く思う。そうすればシビックのブランドも生き返っただろうに。ホンダはこの“巨大”で何の変哲もない1.8Lセダンが、国内で商売になるほど売れると思っていたのだろうか? だとしたら、ホンダ経営陣の市場との意識乖離は如何ともし難いものがある。
もっとも、ハイブリッドを沢山売りたくない可能性はあるけど。
以前の話だが、福井社長がフィットクラスのハイブリッドを出したいという話をしていた。けれど、研究所の方からは猛反対を受けたらしい。多分コストの問題でとてもフィットクラスのハイブリッド車など出せないと強烈な反発を受けたのだろう。実際、ハイブリッド車の展開が一番活発なトヨタを例にしても、もっとも安いのはプリウスであり、それ以外の車は結構コスト的に楽の出来る車種ばかりである。もしフィットのようなコンパクトクラスで商売が成り立つなら、真っ先にトヨタが投入したことだろう。それをしないということは、やはり未だにハイブリッド車のシステムはコスト的に問題のあるということなのだろう。そんな状態で、ある意味トヨタ以上にコストにうるさいホンダがフィットクラスのコンパクトにハイブリッド車を出せる筈はないだろうし、仮に出したとしたら価格が相当高いか、相当装備をケチった車になるのは間違いない。
取り敢えず、ホンダの研究所には頑張ってもらいたいですね。
そうしないと重役になんて絶対なれませんから。
今の研究所経験の重役達はCVCCとかで頑張った世代でしょうし。
まあ、今と昔を単純に比べるのは、酷だろうけど。
Posted at 2007/01/31 19:06:02 | |
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