ADV150 ランププレート交換

速度リミッター、若しくは回転リミッターが装着されていると思しきADV150。

以前に乗っていたPCX150(KF18型)には特に速度リミッターが効く事はなくプーリーとマフラー交換でスルスルと130km/h程度は出ていました。(メーター読)
しかし上記の理由でKF38型やKF30型はマフラーやプーリーでの最高速アップは期待薄…。
私の場合は遠出もするので最高速狙いではなく、高速巡航時の回転数は是非下げて燃費の向上を狙いたいというもの。

ヤマハ系と違ってアフターパーツ、特に駆動系のパーツが皆無に近いです。
よく出来たスクーターなので開発しても売れないのかもしれません。
以前に乗っていたKF30型PCXにはKF18型用のハイスピードプーリーを組み込んでいましたが、プーリー外径はノーマルより小さいモノでした。
因みにKN企画のウェイトローラー破壊で出先で走行不能になりました。






KF30型PCX150ウェイトローラー破壊時の参考画像。
ウェイトローラー破壊後は変速が高速状態でロックし、だましだまし150km程走行したところで今度はベルトが破断、高速道路で後輪ロックして停止しました。
不幸中の幸いは高速道路IC出口付近だったこと。

というわけで、社外品(特に海外製)は不安なので純正品を改造したランププレートを購入しました。



左側がノーマル、右側が純正改造品。
この製品の効能は加速力をアップしながら最高速も伸ばす優れもの。



ウェイトローラーが転がる部分を中心部に向かって深くテーパー状に加工する事でベルトをより内側に落とし込み低速時に回転数を上げ加速力を確保します。
しかし最外径に向かってノーマル状態なので最高速は落ちない仕組みです。
ボスピンを短くするのと似た効果ですが、ボスピンショート化は低速が得られる代わりに高速もそのまま低速に寄ってしまうので、最高速がスポイルされてしまいます。
それがないのがこの製品の売りです。

最高速度アップに於いては、ボスピンがランププレートに接触する部分が0.5mm程度切削してあるのでベルトを外に出すことで得ているモノと考えます。



早速交換作業開始。2,000km走行で特に問題なし。多少ベルト粉？若しくはクラッチ粉？で汚れてる程度。



プーリー外しました。



最外径まで使えている模様。
因みに「120km/h」が私が見た最高速度。

換装後の感想(洒落ではございません)

発進時にほんの少しですが、回転数を高く維持しています。幹線道路でのテストなので最高速は出せていませんが、70km/h程度の巡航速度はほんのり回転数が低いようです。印象200〜300rpm/mダウンでしょうか。

¥8,150-の製品代の元を取るには30,000
km位に走ればいいか…。