ヘッドライト内ウィンカーレンズ脱落の修理案

ヘッドライト内部のウィンカー部分についている透明レンズが外れてしまった場合に、ヘッドライトの殻割りをせずに修理する方法案です。

まず部品形状と固定方法について理解します。

Aの部分をインナー側のスリットに差し込みます。
Bの部分のツメ２個をインナー側に引っ掛けて固定します。

殻閉じ状態でこれを行う事を想定します。
レンズ部品を直接触れるのはウィンカーバルブの穴からだけということになります。

なお、黒系の色に塗装を施したインナーに黄色のマスキングテープで保護をしています。

ライトユニットを傾けたりしてレンズをいい位置・角度にもっていきます。
ウィンカーバルブ交換の穴から指を突っ込み、微調整してAのツメをスリットに入れます。

あとはこの２個のツメBをハメ込むだけです。
しかしこの穴からどうやって作業しようか。

極細の配線を使ってみます。
スズメッキ線とか釣り糸でもいいかもしれませんが、
撮影を考えると赤色が見やすいんです。

少し輪っか状にして・・・・

ツメ２本に引っ掛けます。
たわみで力が逃げにくい点では配線を使用して正解でした。

外側から見た図。
ツメ２本に配線を引っ掛けて写真下側に引っ張ると

見事ツメがはまりました。
あとは配線を引っこ抜けばOKですが、
この配線だと被覆の摩擦抵抗で抜けづらいので
無理して破損しないように注意が必要かもしれません。

釣り糸などが使用できればここがラクだと思います。

もし万が一、ウィンカーのレンズが脱落して困っている方がいたらこの方法で解決するかもしれませんね
(^O^)