
たまには真面目なオーディオブログでも。
タイムアライメント調整、ホームのオーディオにはない言葉ですよね。
タイムアライメントとは、クルマの中でオーディオを聞く場合、多くの場合スピーカーの真ん中に座ることができない為、スピーカー毎に音が出るタイミングに時差を設けて擬似的にスピーカーの中心に座っている状況を作り出す機能です。
Sピーカーの位置や座る場所を比較的簡単に変えられるホームオーディオには必要のない機能だというわけです。
さてこのタイムアライメント調整。
音は当然見えないものなので基本的に耳を頼りに合わせていくことになります。
僕が使っているCarrozzeria Xの場合は耳からスピーカーまでの距離を入力する事で音を遅延(ディレイ)させて距離差を感じさせなくする方式です。
が、僕の場合は耳からスピーカーまでの距離を測って入力するようなことはしません。
理由は簡単、実測値では合わないからです。
タイムアライメントの理屈
、「音を遅延させて距離差を感じなくさせる」。
ということは、
「遠くにあるスピーカーから順に音を出していき、一番近くにあるスピーカーからは一番最後に音を出す。」
ということ。
でもタイムアライメント調整でディレイがかかるのはプロセッサーから信号が出るタイミングです。
そこから先のタイムラグについては計算していません、ってかできません。
だってみんなシステムが違うから。
プロセッサーから先、RCAケーブルを通ってアンプへ行き、アンプの中で増幅され、スピーカーケーブルを通ってスピーカーへ伝わり、スピーカーの振動板が動いて音がでる。
「電気なんだから時間差がそんなにあるわけ無いじゃん!」
って方、さにあらず。
Carrozzeria Xの場合、タイムアライメントの調整幅は0.77cm。時間にして0.02ms = 0.00002秒。
アンプから音が出るタイミング、色んなケーブルの中を通る時間が0.00002秒単位で同じでしょうか。
百歩譲ってケーブル内、アンプの増幅速度が同じだったとして。

これだけ大きさの違うミッドとツイーター、さらに...

直径38cmのアルミ製振動板を持ったこのウーハーと直径25mmの液晶ポリマー製振動板のツイーター、音の出るタイミングが同じとは到底思えないんですよね。
どー考えてもウーハーが一番遅いっしょ!
なので僕がタイムアライメントを調整すると

こんな数値になります。
自分から一番近い右側のミッドは0.00cmのまま他のスピーカーに距離差をつけていきます。
ウーハーから自分までの距離は

2mはないですね。
でも数値は326.48cm。右ミッドまでの距離も入れれば380cmくらいですか。
これが上で書いた反応速度の差です。
ってか、0.00002秒の差が解るって...人間の感覚ってすごいね!
Posted at 2015/01/19 01:41:43 | |
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