ＡＦＳ 点滅 初期化 リセッティング

リアスタビライザー交換時にスタビライザーリンクを外した際、助手席側リアにあるＡＦＳセンサーを正規の位置で固定せずにイグニションオンしてしまったが為に、ＡＦＳが異常を検知してメーター内のＡＦＳ灯が点滅してしまいましたので、初期化作業を行いました。

①　リアスタビライザー取付時に画像の状態になってしまい、ＡＦＳ灯が点滅の原因となってしまいました。

②　ＡＦＳセンサーを初期化・戻すには画像の位置のスタビライザーリンクをロアアームに固定しているボルト・ナットを緩めて、少しボルトを抜いてあげるだけで、ＡＦＳセンサーのリンクは動きます。（完全にボルトを抜く必要はありません。）

③　元に戻してボルト・ナットを締め付け固定した状態です。

この画像の状態がＡＦＳセンサーの正規の状態です。

車両後方側から見た状態です。

足回りを弄ったあとに、ＡＦＳセンサーが点滅してエラーになってしまうのは良くあるようで、ググると結構出てきます。

それだけ頻繁に多発してしまう事例なんだと思います。

④　ＡＦＳセンサーのリンクを正常に戻したら、運転席足元にあるＯＢＤカプラー（自己診断コネクター）の４番と８番を短絡させて点滅を解除します。
手順は以下の通りです。

１、車両を平坦（フラット）な場所な状態にして、エンジンはかけずにイグニッションＯＮの状態にします。

２、ＯＢＤカプラー（自己診断コネクター）の４番と８番を短絡させます。

３、短絡させてから２０秒以内に１秒間隔毎に３回パッシングを行います。
（パッシング→１秒→パッシング→１秒→パッシング）

４、初期化が成功すると３回目のパッシング終了直後に３回ＡＦＳ灯が点滅して、ＡＦＳ灯の点滅が解除されます。

５、点滅が解除されたら、一旦イグニッションをＯＦＦにして、再度エンジンＯＮにして点滅が無ければ正常稼働していますので完了です。


もしパッシングを行ってもＡＦＳ灯の点滅が継続（２回点滅）している場合は再度行ってください。
（自分も何回か失敗しましたが、パッシングの間隔が早かったり・遅かったり、短絡が甘いと失敗しやすいです。）


※ググるとリア側をジャッキアップの状態で作業。
等の記事がありますが、標準車高（純正車高に近い状態）であれば、リア側をジャッキアップした状態で行うと成功しません。
標準車高の車両はフラットな状態で作業してください。
（自分はコレに惑わされ、３０分もＡＦＳ灯と格闘しましたwww）