
1月の
千里浜なぎさドライブウェイから数ヶ月、滅多に遠出しないにもかかわらず、早くも再び遠出してしまいました。
プロフィール欄の好きなものに書いておりましたTBSドラマの「青い鳥」のロケ地めぐりをしてきました。
ドラマ開始が1997年なので、20年前のドラマになります。年とったなぁ…
このドラマを好きになったきっかけは、主人公の豊川悦司の相手役の夏川結衣の超絶な美しさ、「S.E.N.S.」によるBGMの美しさ、そして景色の美しさでした。加えて、現在のゴリ押しジャニーズや、顔が小さいだけの糞ガキの学芸会レベルの糞ドラマではなく、これまた大好きな北野武初監督映画の『その男、凶暴につき』の脚本を務めた「野沢尚」による骨太の脚本も大きな魅力でした。
あ、あと、何年経っても顔が変わらない永作博美もかわいかったし、今では見かけなくなってしまった山田麻衣子のクセの強い顔も魅力的でした。
ロケ地めぐりを特集しているニュースなどを見ていると、「こいつら馬鹿だな」と思っていたのですが、結局自分も同じことをしているのでしたw
ただし、最近流行っているものではなく、青い鳥は20年前です。気合の入り方が違います。
さて、ロケ地めぐりなんですが、ネット上には断片的な情報があるので、ある程度の場所は特定できるのですが、数多くの場所を特定するのには無理があります。なんせ20年経っているので。
ところが、そんな諦めムードの中、救世主が現れました。
それが、今回宿泊でお世話になりました。
ペンション・ラクーンさんです。ラクーンさんの近所では様々なドラマのロケが行われているそうで、なんと中の人が独自にロケ地情報を収集していました。しかも、グーグルマップの機能の「マイマップ」でしっかりとまとめてあり、その情報を提供していただきました。本当は画像を載せたいぐらいですが、この情報は長年の調査の賜物ですので載せることはできません。本当にすごいです。
ロケ地めぐりの旅1日目ですが、初日から試練でした。
4月1日だったのですが、

このありさまです。
確かに天気予報では雪となっていましたが、湿った雪と書いてあり、舐めていましたが裏切られました。当然、すでにスタッドレスから夏タイヤに替えてあり、正直キャンセルしようかと思ったくらい雪が降っていました。
まず最初に、このドラマの基点である「清澄駅」として登場した「信濃境駅」へ向かいます。

ほとんど雰囲気は変わっていません。一発でドラマの記憶が甦りました。
実はここでちょっとした出会いが。
ほとんど人はいなかったんですが、駅にいるのは青い鳥ファンだと勝手に思い込み、数人に声をかけてみました。ところが、どうやらこの駅は鉄ヲタにも人気らしく、「青い鳥?何それおいしいの?」状態で赤っ恥をかきました。しかし、最後に声をかけた青年(鉄ヲタではない)に思わぬ偶然が。色々話をしていると、なんと宿泊場所が同じラクーンさんでした。数多くの宿泊施設がある中で本当に偶然でした。彼は中の人に迎えにきてもらうとのことで、自分は先にペンションへ向かいました。

こんな感じで雪が積もっていました。名古屋人からすると考えられません。4月1日ですよ、これ。
ロケ地めぐりに話を戻します。
色々写真を撮ってきたので、手持ちのDVDキャプチャと比べてみます。
まずは清澄駅こと信濃境駅です。
青い鳥で最も印象に残ったシーンである夏川結衣演じる町村かほりが雨の中を真っ赤なソアラで駅前に到着するシーンです。

雰囲気はそれほど変わっていません。感動ものです。

赤いソアラは用意できませんでしたが、マネをして赤い傘を用意してみましたw
外観はそれほど変わっているように見えませんでしたが、残念ながら中は変化がありました。



なんと無人化してしまっていました(泣)
駅内には青い鳥に関する展示写真もありました。

待合室

連絡通路

ホームと鳥かご


駅長役の前田吟が鯉?に餌をやるシーンの池

駅の中には青い鳥のファンのためのノートもありました。
自分が行った際には2冊ありました。

ほとんど書けるスペースが無かったのですが、一応自分も書いてきました。
しかし、困るという漢字を間違えて因ると書いてしまった。小学生からやり直します。
駅を離れまして、
豊川悦司演じる柴田理森が自転車で駆け抜けるシーン
永作博美演じる秋本美紀子の秋本食堂。


現在は取り壊されて駐車場になっちゃっています(涙)
かほりと理森がすれ違うシーン



鉄塔もそのまま残っていますし、972mと書いてある標高の看板も残っています!
理森の家


20年経ってもほとんど変わっていません。駅よりもむしろこっちに感動したかも。
実は現在も住人の方がいるようだったので、お話を聞ければと訪問してみましたが留守でした。
ただ、もっと感動したのは、

理森が玄関の表札を外すシーンがありまして、実際に行った際に発見したのですが、なんと外した位置に外した跡があったのです。現実とドラマの世界が絶妙にリンクして、一人で感動していました。
ぜひとも住人の方に話を聞きたかったので残念でした。
ここからは理森と山田麻衣子演じる綿貫誌織の別れを切り出すシーン
諏訪大社


図書館前



大武川橋

まだまだロケ地はたくさんありますが、時間の都合上全部は行けませんでした。
雪の影響で行けないところもあったので、今度は夏場にリベンジで行きたいと思います。
本当にラクーンさんにはお世話になりました。

肝心な夕食を撮りわすれて朝食しか撮れませんでしたが、本当においしかったです。
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Posted at
2017/04/05 23:54:48