PIONEER / carrozzeria TS-Z172PRS  

純正スピーカーからの換装です。

取付け時期は2011年11月ですが，スピーカーが持つ能力を発揮するにはある程度のエイジングが必要ですので，約３ヶ月後（2012年1月下旬）にUPとなりました。


・取付けはカーオーディオプロショップに依頼。
・スピーカーはフロント純正位置にインストール。
・ショップオリジナルインナーバッフル使用。
・フロントドアにデッドニング施行。
・1000円/mクラスのスピーカーケーブルをミッド及びツィーターに其々使用（計４本）。
・フェーダー操作でリアスピーカーはデッド。フロントのみ鳴らします。
・現時点で約100時間のエイジング。
・音は好みですので，あくまでも主観です。

上記の条件で取付け及びセッティングを行ったうえでのレビューとなりますのでご了承ください。

このスピーカーは，鳴ります。
純正にしてはまあまあ良いと評価されていたGOLFⅥのスピーカーですが，一瞬で違いが分かります。

音の輪郭がハッキリとし，純正では聴こえなかった音が聞こえます。
サイバーナビをユニットとして使用していますが，スピーカーのレンジが広いのでセッティング次第で化けますし，そこそこの低域も出ます。

高域と中域が得意。
ヴォーカルやJAZZ，ピアノのジャンルがとても綺麗です。歌い手の息遣いまで聞こえてくるようです。

低域については，出ますが輪郭がイマイチかも。
シマリがないというか，ハードロックやメタルのバンド音楽は多少ゴチャゴチャと。多少不得意か。
サブウーファーを導入するとクッキリするでしょう。

しかしながら総じて音質はフラット。どんな音楽でもソツなく鳴らすことが出来るスピーカーだと思います。


しばらく鳴らしながら走ってみて気付いたことが一つ。
GTI特有の籠り気味のマフラー音。これがスピーカーから流れる低域と見事に共鳴してしまいます。
走り始め２速・３速あたりはそのせいで低音が消されます。
これに関しては車の特性といえども少し残念でした。


カロのハイエンドクラスの入門用ですが，良いスピーカーだと思います。