紳士の休日の過ごし方、12月4日編
前日なかなか眠れなくて寝過ごし、グータラな日をおくりました…
そして一日の締めにDVD、アイルトン・セナ 音速の彼方へ を鑑賞しておりました。
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僕は生前のセナが好きではありませんでした。むしろ正直に言うと嫌いでした。
僕がF1を見始めたのが1991年からで、早いものでF1ファン歴が20年になろうとしております。
当時のセナは世界最速のドライバーという称号、3度のチャンピオン獲得等輝かしい実績を残しておりましたが、91年のドイツGPでアラン・プロストを、92年のカナダGPでナイジェル・マンセルを、92年のドイツGPでリカルド・パトレーゼを、93年の南アフリカGPでミハエル・シューマッハをリタイヤに追い込む様な過度なブロック(どちらが悪いかは判断が難しいですが)が好きになれない、というか嫌いになる理由でした。
しかしセナの死亡後、公表されていなかったチャリティーに多額の寄付をしていた、という事を知って、そしてテレビで報道されていた以外の情報を本などから入手して嫌いではなくなりました。
そしてセナに尊敬の気持ちを抱くようになった理由が
①90年のスペイン、へレスサーキットでロータスのマーティン・ドネリーがクラッシュして車外から放り出された時、ネルソン・ピケが自分の車をドネリーの前に停めて後続の車に轢かれない様に守り、セナは放り出されて横たわるドネリーの写真を撮ろうとする報道陣を追い払ったという事
②93年のベルギーGPでクラッシュしたエリック・コマスに気付き、コマスの容態を心配し車を停めて駆けつけた事
③94年サンマリノGPの予選で亡くなったローランド・ラッツェンバーガーの為にレース前に自分のウィリアムズFW16にラッツェンバーガーの母国オーストリアの国旗を持って、ウイニングランでオーストリア国旗を振ろうとしてしていた(残念ながらそれは叶いませんんでしたが)事
等でセナを尊敬する事になりました。(生前ではありませんでしたが)
このDVDの中でセナは「人生はまだまだ続いていく。人生はまだ長い」と発言していましたが、数年後には彼は命を落とす事になってしまいます。
人の命っていつまで続くのか解らないという当たり前の事を再確認する一日でした。
最近フェラーリやランボルギーニ、ベンツ等が事故ったらしいですが死者が出なくて良かったと思います。今年のF1の最終戦で我らのマーク・ウェーバーが優勝してくれました。今年のF1もクラッシュは数回有りましたが、死亡事故や大きな怪我は起きなくて良かったです。(シーズン前にロバート・クビサがラリーで大怪我をした事、インディでダン・ウェルドンの死、バイクのレースのマルコ・シモンチェリという方の死は非常に残念な事ですが)
来年のF1も無事にシーズンを終えてほしいと心から思います。そして僕もキュービックの運転には十分に気を付けて安全運転をして事故を起こさない様に気を付けます。
僕らしくもなく真剣な内容、僕らしくつまらない内容になってしまった…
Posted at 2011/12/05 01:04:52 | |
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F1 | 日記