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近鉄かとのブログ一覧

2023年01月06日 イイね!

プロボックス ハイブリッドGL に乗った感想

今回は引っ越しで積載量のあるクルマが必要になりました。
愛車の2シリーズグランクーペでは話にならないので・・・
セダンってメリット無いなあ。

プロボックスとADバン、そしてタウンエースと迷いましたが、
高さのある荷物は無かったためタウンエースは脱落。(少しレンタル料金も高いし)
プロボックスはHVが配車されたらオトク!と思って賭けてみたところ・・・

なんと運良くHVが当たりました!




言うまでもなく1.5Lハイブリッドは一般的な商用車と比較して、
動力性能や燃費、静粛性に優れていますから、
車種指定無しでHVが当たるのは超オトクです。

個人的には、似たようなパッケージングのカローラフィールダーHVとの比較も気になっていたところです。
(フィールダーHVは以前営業車で乗り回していた経験有り)

肝心の乗り味ですが、やはり乗用車に遜色ない仕上がりで、
荷室もフラットなのでアウトドア派の人には特におすすめできます。

商用車ながらオートエアコン装備、グレードによっては間欠式ワイパーや
AC100V電源もあるので、装備としてはなかなか上出来です。

一方で、感覚的にはギア比が低いような印象を受けました。
そのくせ回生ブレーキの効きは弱く、特に低速時では止まりが悪く感じました。
そのへんの制御はフィールダーHVに比べると荒っぽい印象です。
あとはタイヤが全然ダメですね。
トーヨーのH11というライトバン用タイヤですが、やはり乗用ラジアルと比べると相当な違いがあります。

乗用車に遜色ない仕上がりと書いたものの、
裏を返せば乗用車と比較してやや劣るというのも事実です。
フィールダーHVとの価格差はおよそ30万円。
プロボックスHVとフィールダーガソリン車を比べると、
フィールダーガソリン車のほうが安いわけで、
常時大量の荷物を積むニーズが無い限りはフィールダーを選ぶケースが多いでしょう。

あと個人的に気になったのは燃費で、
プロボックスは画像の通り20km/Lには達しませんでした。
同条件でもフィールダーHVは20km/Lを軽々超えていたような・・・




ガソリン車のプロボックスは売れるのにプロボックスHVは売れなくて
トヨタは困っているという噂を聞いたこともあります。
競合のガソリンプロボックスとフィールダーHVが素晴らしい出来ですから、
同じメーカー内でカニバるのも理解できます。
贅沢な悩みだと思いますが笑



(ちなみに、現行プロボックスのデザインは有り得ないぐらいダサいと思うので、早く直してほしいです。)
Posted at 2023/01/06 21:54:52 | コメント(1) | トラックバック(0) | トヨタ試乗記 | クルマ
2022年12月21日 イイね!

CX-30 XD Proactive に乗った感想

友人と香川旅行に行ってきました。

今回は成人男性4名での旅行だったので、後席の広さも大切です。
無難に行けばカローラアクシオあたりがコスパ良いのでしょうが、
ここはタイムズカーレンタルで面白いクルマを借りてきました。



CX-30が来るのはある程度予想していましたが、
まさかXD(ディーゼル)の4WDとは嬉しい誤算です。
グレードはProactiveなので下から二番目。
(最廉価グレードのSはガソリンのみですが)



感想ですが、総合的には70点ぐらいです。

素晴らしい点はシャシーと乗り心地です。
ハンドリングは申し分なく、ガタピシ音がすることもなく、非常に組み立ての精度が高いと思います。
乗り心地も程よくマイルドで、後席も快適だったという感想でした。
4WDでしたが、感覚的にはFF車です。
舗装路では後輪のトルク感をあまり感じませんでした。

内装もアシンメトリックで個性的です。
素材の感触もなかなか良いですが、一部青色が使われてるのが謎かな・・・




さて、残念なのはエンジンです。
CX-5の2.2ディーゼルはなかなかパワフルですが、
このCX-30の1.8ディーゼルははっきり言って非力です。
トルクが細く妙に回りたがるエンジンが、悪い意味でガソリン車チックで、
ディーゼルの旨味を感じないエンジンでした。
燃費も田舎道で16.3km/Lなので、特別良くはないと思います。

また、妥協できるレベルではあるものの、後席は狭いです。
後席の乗客が、リクライニングができない点と、左右方向の狭さを指摘していました。


ちなみにタイヤは下ろしたてのグッドイヤー アイスナビ8を履いており、これもなんとも興味深いw
グッドイヤーのフラッグシップスタッドレスなど試すことのできる機会も少ないですからね・・・
舗装路の感想としては、結構スタッドレス感のあるタイヤだなという印象。
初期応答性は少し悪かったです。
ただ、直安性や転がりなどはそこそこ良いイメージでした。
図らずも旅行中に雪がパラついてきたので、雪道も試せるか!?
と思いましたが、積もるほどではありませんでした。




さて、このクルマの総合的な評価ですが、
やや掴みどころのないクルマだな・・・というのが正直な感想。

良く言えばエンジン、乗り味、広さ、使い勝手などは全て平均点以上だと思います。
これ一台あれば困ることはなさそうです。
ただ、飛び抜けて良い点は無く、中途半端な感じも受けます。
個人的には、エンジンはもうちょっと尖ってても良いと思います。

余談ですが、このクルマに乗る前日にトヨタ・ライズ(1.0ターボ)で
そこそこの長距離を走ったのですが、
クルマとしての出来の悪さに辟易しました。
せっかく良いエンジンとトランスミッションがあるのに、
全体の調律が全く取れておらず、極めて完成度の低い車です。

それに比べると、マツダのクルマは非常にちゃんとしたクルマです。
乗っていて疲れず、安心して運転できるというのが
マツダの一番優れている点だと思います。
Posted at 2022/12/21 22:06:09 | コメント(1) | トラックバック(0) | マツダ試乗記 | クルマ
2022年11月20日 イイね!

ワゴンRスマイル HYBRID Sに乗った感想

今回はワゴンRスマイルに乗ってきました。

ある意味で非常に割り切ったクルマで、とても印象的でした。





ワゴンRスマイルはすごく雑に言えばワゴンRのリアドアをスライドドアにしたもので、
敢えてスペーシアとは棲み分けをしているようです。

とはいえ、乗ってみると室内は非常に広く、必要十分だったので、
逆に言えばスペーシアは高さ方向が広すぎるのかもしれません。


乗り味はかなり個性的で、よく言えばマイルドで運転しやすいですが、
悪く言えば緩慢で運動性能が期待できるものではありません。

ステアリングレシオが大きくサスペンションが非常に柔らかいので、
真っ直ぐでキレイな道を60km/h以下で走る分には
非常に快適で、軽自動車の枠を超えているといっても過言ではありません。

一方で、レーンチェンジやカーブなどでは
ステアリングの舵角とロールがとにかく大きく、
緊急回避などのシーンでは明らかに危険性を感じるレベルです。

ヒトコトで表現するならとにかく穏やかで、
他の車種との差別化を図っているのかもしれませんね。

エンジンはNAですが、モーターアシストのおかげで思いの外トルクがある。
特にアイドリングストップが極めて自然で、
CMの「キュルキュル言わない」は本当だと感心しました。



長所と短所がハッキリしているクルマですが、
遠出せずに街乗りや買い物だけの用途なら結構オススメできるクルマです。
意外と気に入りました。

Posted at 2022/11/20 21:35:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | スズキ試乗記 | クルマ
2022年11月04日 イイね!

アクア X(MXPK10)に乗った感想(ヤリスとの比較)

今回は新型アクアに乗ってきました。

今回のアクアはヤリスHVから遅れて登場しており、
そのヤリスHVが出色の仕上がりということもあり非常に売れているため、
果たしてアクアを出す意味があるのか?と思っていました。

が、乗ってみたらその下馬評は覆され、さすがトヨタといった懐の深さを感じました。



カッコよさという観点から見ると、
個人差こそあれどヤリスのほうが好きという人が多いでしょう。

内装はやや意匠が異なっていて、
アクアは先進的なシフトレバーといかにもHVというメーターパネルが特徴的です。



最も違いを感じたのは乗り味の部分です。
ヤリスはホットハッチと言っても差し支えないようなクイックな動きですが、
アクアはどこをとっても穏やかなフィーリング。

特にハンドリングなどはヤリスと同じシャシーとは思えないぐらい穏やかです。
その代償として、キビキビと走る感じはありません。

パワートレインに関しては、ヤリス以上にEVモードで走ろうとします。
これはバイポーラ型ニッケル水素電池というものを使っているらしく、
そのせいかはわかりませんが、ヤリスHVと比較すると、
非常にトルク感があり、ピュアEV感が強いフィーリングです。
速度がある程度上がったところでもEVの比率が高く、かつ加速感も衰えないところはすごいですね。
エンジン音もヤリスより抑えられている印象で、
後述するタイヤからのノイズを除けばエンジンがかかったのがわからないぐらいです。

ヤリスとの比較という意味では、
ヤリスはホットハッチで、アクアは一昔前のGTカーというぐらいの違いはあります。
これは人によって好みが違うと思うので、どちらも選べるようにしたトヨタはすごいと思います。

ちなみに、ヤリスもアクアも廉価グレードだと軽バン並のショボい一体型シートですが、
ヤリスのときは気にならなかったのに、アクアのときはドラポジが全く定まりませんでした。
着座位置のせいか、あるいは味付けのせいかわかりませんが、これは少し残念でした。

致命的な問題点が2点あります。

1つはパーキングブレーキが足踏み式なこと。
せっかく先進的なモデルなのに、足踏み式ゆえにオートホールドが使えず、
個人的にはこれだけでアクアを選ぶ理由が無くなります。
(ヤリスが電動パーキングなので尚更)

2つめは純正装着タイヤのエナセーブEC300+で、これはひどい。
ロードノイズがうるさい上に硬く、路面に吸い付く感じが皆無。
相当エコ性能に振っているのでしょうか。
ヤリスのようにハンコックkinergyだったらだいぶ良くなると思います。



ちなみに、ヤリスよりアクアのほうが室内は広い、といったレビューを見ますが、
ヤリスよりマシと言った程度で、特に後席の狭さは実用的ではありません。
Posted at 2022/11/04 20:06:34 | コメント(1) | トラックバック(0) | トヨタ試乗記 | クルマ
2022年10月01日 イイね!

BMW M235ix(B48A20E)のエンジンオイルについて

【はじめに】

私はメカには疎いほうですが、
エンジンオイルについては一時期Mobil1の販売員アルバイトをやっていたこともあり、
非常に強い関心があります。
そのため、下記の内容はそれなりに理屈に基づく情報だと思いますが、
機械的・科学的に正しい情報とは限りませんので、
その旨ご了承の上ご覧いただければと思います。
(むしろ間違っていたら指摘してください)


今まで、エンジンオイル交換は非常に興奮するイベントの一つでしたが、
BMWに乗るようになって、交換方法や規格の煩雑さ、
とりわけ車載コンピュータのリセットができないという理由から
ディーラーでのオイル交換を余儀なくされていました。
(保証期間内だったということもある)

今回、初めて純正オイル以外を入れる運びとなり、
インターネット上の数多くの識者の方の情報を拝見しましたが、
BMW(B48A20Eエンジン)のオイル交換に関する情報は非常に少なかったので、
少しでもお困りの皆様のお役に立てればと思い、
この記事を綴らせていただきます。


【大前提】

従来の一般的な車種のオイル交換といえば、
指定粘度さえ守れば、入れるオイルに特段の制限は無かったかと思います。
(なんなら、意図的に指定粘度を外すことすらよくあることかと)

しかし、昨今の輸入車は独自のメーカー承認規格があり、
それは必ずしもSAE粘度とは一致しないようです。
特にBMWの基準は厳しいようで、
VWやMBの承認を取っているオイルでも、
BMW LL-01やLL-04は対象外となるケースも少なくありません。
(代表例でいうとMobil1)
これは、大人の事情であえて承認を取らないケースも考えられるようですが、
教科書通りにいけばBMW承認オイルを入れるべきなのは間違いありません。

【考え方】

BMW純正オイルの交換サイクルは25,000kmということで、
一昔前の国産車から言うとあり得ないぐらいの長さです。

BMW純正オイルは、正式には「ロングライフオイル」で、
Shellが製造しているものです。
ロングライフオイルというのは出まかせではなく、
高品質なベースオイルと、適切な添加剤が加えられているのでしょう。

そこで、純正オイル以外を入れると何が問題になるかと考えると、
・十分な性能を満たしていないために、エンジンへの損傷や劣化を引き起こす
・BMWが指定する25,000kmを待たずしてオイルが劣化してしまう
といったことが想定されます。

前者については、下記URLのブログの方が、
「動粘度」にフィーチャーして解説してくださっています。
https://ameblo.jp/ark-japankyoto/entry-12531202932.html
これについては、「動粘度40度75cSt以上」を満たしていれば、
BMW LL-01相当の性能が確保できるのかと思います。

後者については、十分な情報が得られませんでしたが、
25,000kmサイクルでオイル交換をしたいのであれば、
BMW LL-01規格のオイルを入れる必要があるかと思います。


【選択肢】

色々と調べましたが、十分な知識をお持ちの方か、自己責任で交換される方以外は、
おとなしくLL-01規格のオイルを入れるべきなのかと思いました。

スーパーオートバックスかしわ沼南に置いてあるオイルをピックアップしました。
ちなみに、評判が良さそうな「Sunoco SVELT EURO」は1L缶が置いてなかったので
今回の対象からは除外してあります。
(1L缶の設定自体はあるがオートバックスに置いてなかった)



※2022/9/30現在

あえて4L缶と1L缶の記載を分けているのは、
それぞれのリッター単価が違うのはもちろんですが、
オートバックスは4L缶を特価として設定しているケースも多いため。

これを見るとダントツで安いのはクエーカーステートですね。
しかもクエーカーステートはレッドアンドイエローのブランドで、
レッドアンドイエローといえばシェルやペンゾイルも取り扱っていますから、
もしかしたら中身はたいして変わらないのでは?とすら思います。
(もちろん、細かい添加剤などは違うでしょうが、素性が近いという意味で)

次点のMobil Superは気になる存在です。
というか私は結局これを入れました。

Mobil1はメジャーなオイルとしては相当高品質なのは言うまでもなく、
同じメーカーのこのオイルにも期待が持てるところです。

ただ、同社フラッグシップのMobil1ではなく
あえて「Mobil Super」としているのが気になります。
各社の認証を取るためだけに、作りたくないオイルを作っているというようにも見えますw
もっとも、Mobil1 0w-40などは言うまでもなくトップクラスのオイルで、
かつてBMW認証を取っていたようですが・・・
オイルの品質が下がったのか、はたまた認証を取るのが嫌になったのか・・・

最後にFuchsのオイルも非常に気になる存在です。
お膝元のドイツのブランドで、
なにより0w-40でLL-01認証を取っているのは非常に珍しいです。
お値段が張るので気軽に入れられるものではありませんが、
懐に余裕がある時に試してみようと思います笑

長くなってしまったのと、相当マニアックな内容ですみませんでした。
私の知識不足もあり、まだまだ奥が(闇が?)深い内容だと思いますので
詳しいことを知っている人がいたらぜひ教えてください。
Posted at 2022/10/01 21:05:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ

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