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2011年06月29日 イイね!

真夏快晴…思い出すトラブル

普通のクルマに乗っている人にとって「夏」は、自分のカラダを暑さから守らなければならない季節ですが、スポーツカー、チューニングカーオーナーの場合、自分だけでなく、愛車も守ってあげなければなりませんね。

とくにロータリーエンジン車の場合、何かと「熱」に厳しく、否応なくオーナーは気を遣わされます。人間を守るためのエアコンを「クルマのために使用しない」という選択肢が、ロータリー車オーナーにはあったりします。

真夏を前に車検整備をしていたとき、「今年も何とか乗り切れますように」と祈りに近い思いを抱きながら、そんなことを考えていました。

「普通のクルマに乗っている人って、そういう苦労がないよなぁ」

何しろ、ワタシのFC3Sは「7月登録の黒ボディ」なので、新車のときから「そりゃぁ暑いクルマ」でした。納車引き取りの際、家に帰るまでにエアコンをオンにしたぐらいですからね。でも「効かない」。思わずディーラーに引き返し、「エアコン、壊れているんじゃないの?」とクレームを付けましたが、「黒なので」と一蹴された記憶があります。

そんな新車からちょうど1年後の夏、「事件」は起きました。

昼間、ある場所に行き、2時間ほど駐車しておいたところ、エンジンがかからなくなってしまいました。スターターを何度か回しているウチに、どうやらカブらせてしまったらしく、点火音さえ聞こえなくなりました。でも、FC後期モデルには「ディチョーク機能」があるので、アクセル全開でスターターをON。それでなんとか「ボボッ、ボボッ」と始動してくれました。

まるで「キャブ式エンジンのご機嫌うかがい」のような心理状態でした。完全ノーマルなのに…。

これはすなわち、今どきのロータリー車オーナーには常識となっている「温間始動不良」でありますが、当時、そんなことは全然知りませんでした。チューニングショップに相談しても「パーコレーションじゃない?」といわれる始末でした(当時の常識としてはまっとうなアドバイスだったと思います)。

だって、いくら黒ボディでボンネットの面積が大きいためにエンジンルームの温度が高くなりがちといっても、新車から1年、3000kmほどしか走っていないのに、そんなワケないですよね? フューエルフィルターが詰まるわけはないし。

結局、「異常ではあるがトラブルではない」という結論となりましたが、それ以降、夏場はなるべく「クールダウン」してからエンジンを止めるようにしました。

今なら「電動ファンコントローラー」が活躍するケースでしょうかね。
ただ、FC3Sの電動ファンにはそれほど期待できません(後期の途中から廃止になっていますので装備されないモデルもあります)。

以前、FD3Sと2台並べてでテストしたことがあります。FD3Sではクールダウン時に電動ファンを回しておく(直結配線の外付けスイッチを使う)ことで、水温がそこそこ下がりましたが、これはそもそもFD3Sは電動ファンに依存しているからです。同じ状況で「停止、アイドリング状態」を続けても、FC3Sの場合、いくら電動ファンを回しても大して水温は下がりませんでした。ワタシのクルマの場合、真夏でエアコンONなら、水温が87度以下に下がることはありませんでした。むしろ、ボンネットを開けてアイドリングさせた方が効果が高かったほどです。84度まで下がりました(※いずれも純正ラジエター、バンパー、ボンネット仕様の車両でのテスト結果です)。

まあ、気休めですかね、純正電動ファンは。やらないに越したことはありませんので、ワタシも外部スイッチを付けて、真夏はほぼずっと回し続けていますが、高速走行ではこの「一定回転数」で回るファンはラジエターの冷却風の通過を阻害する可能性があるので、そのときは止めています(100km/h程度では違いはわかりませんが…)。

そうそう、温間始動不良時には、もちろん「フューエルフィルター」を疑ってみるべきだとは思います。走行距離が多めのクルマですし、中古車の場合、最後に交換した時期がわかりにくいですからね。

さて、では今年の夏はどうでしょうかね。出先で「始動不能」は恥ずかしいですからね。「だから古いクルマに乗るなっつうの」と通行人に後ろ指をさされてしまうのだけは避けたいところです。

そのためにもちゃんと整備しておかないといけませんね。
Posted at 2011/06/29 09:41:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | トラブル | 日記
2011年06月29日 イイね!

雨が降ると…過去のトラブル

我が家も「節電」の切迫感により、エアコンの使用を控えることになりました。そのため、「扇風機」が活躍しております。

昨日、その扇風機をタイマー作動させて、せめて就寝前の暑さを凌ごうと移動させていたところ、なんと床に落下させてしまいました。するとどうでしょう。スイッチが入りっぱなしになって、タイマー作動どころか、停止させられません。こういうときは感電の危険性を感じつつ、直接コンセントを抜くしかありません。

さて、壊れた扇風機をどうするか? エアコンを使わないと決めた以上、やはり眠る前に直すしかない。どう考えても、このままじゃ寝られない。そう思って、見えるネジをすべて外して分解しました。そして気がつくと、作業中、夢中になっていたこともあって、大量の汗をかいておりました。

「なんで、扇風機を直すのに大汗をかかなきゃいけないんだよ!」

と、ひとりごちた後、
「これじゃ、まるで雨の日にパワーウインドーを直しているようなもんじゃないか」
と、ちょっと喩えが違いますが、過去の忌まわしきトラブルを思い出してしまいました。

そう、あれは15年ぐらい前の夏の夜のことでした。雨の中、渋滞する交差点で信号待ちしていたとき、急にパワーウインドーが動かなくなりました。もちろん「開いた状態」で壊れました。しかし、仕事での移動中だったので、とりあえず訪問先まで走りました。走っていればドライバーはほとんど濡れませんが、後席はビショビショになりました。

帰路は長い道中だったので、そのまま帰ることはできないと、とりあえずコンビニでビニール袋を買ってガムテープで貼りました。幸い、FC3Sはプレスドアなので、ビニールを貼ったままでも乗り降りできます(不幸中の幸い?)。
しかし、いざ走り出してみるとパタパタとうるさいし、透明なビニールであっても、サイドミラーはまったく認識できず、やはり「走行は危険」と判断。

そして路肩に駐め、雨の中、運転席のパワーウインドー修理を始めました。原因が特定できない以上、ドアトリムまで外すのも仕方がありません。もう濡れるのも気にならなくなりました。ただ、運転席側のドアを開けっ放しなので、ちょっと危険です。歩行者に白い目で見られるし…。

で、原因はというと、パワーウインドースイッチのノブが破損していました。そこで、スイッチを分解してからカプラーをつなぎ、ドライバーで「全閉」にしてからトリムを組み直してとりあえず帰宅。

ただこれ、本当の原因は、スイッチではないということが、後になってわかりました。原因は、「ウインドーガラスとガイドレールの形状が合っていない」ということだったようです。そのため、ウインドーが途中で止まってしまい、それにもかかわらず、スイッチを押し(引っ張り)続けるために、スイッチノブに負荷がかかって、壊れてしまったということのようです(オート機構のソレノイドの動きが悪くなるのとは別の現象です)。

これ、ハッキリいわせてもらうと、設計ミスだと思います。試しに、何らかの機会にFC3Sオーナーに出会うたびに、「運転席ウインドーの開閉テスト」をやらせてもらったんですが、ほとんどのFC3Sで同じ症状が見られました(サンプル数は10台以下なので説得力に欠けますが…)。

「パワーウインドーを上げていくと、ある位置で急にガラスが引っかかったりする」
というものですが、FC3Sオーナーの方、いかがですか? 同じ症状がありませんか?

しかもこの現象は天候に左右されるようで、多少引っかかりつつもなんとか閉まることもあれば、完全に止まってしまったりもすると…。ワタシの場合、雨の日に止まりがちだったわけですが…。

対策としては、本来なら物理的にガイドレールの位置を調整すべきなのかもしれませんが、作業的にそれはかなり難しいです。基本的に調整不可ですし、それにもし調整できても、ウインドーガラスを保持するホルダーと、昇降装置のボールチェーンのクリアランス(ガタ)が大きすぎるため、ほとんど調整の意味がないとそのときは考えました。

そこで試しに、運転席ドア後ろ側のガイドレールにワックスを塗ってみることにしました。ただ、固形ワックスではレールの下の方まで塗れません。そこで、液体ワックスを流し込むことにしました。するとなんと、スムーズにガラスが上下するようになったではありませんか、しかも、雨が降っても動き方が変わらないし。

ちなみに、それ以降、ガラスが引っかかることもなくなりましたし、スイッチが壊れることもなくなりました(オート機構が壊れたことはありました)。心配なので、数年に一度、液体ワックスを塗り直していますが…。

と、こんな話を以前、あるロータリー系のプロショップでしたところ、そのお店では「ウチではワセリンを塗ってるよ」とのこと。そうか、ワセリンか。さすがロータリーショップですね。
Posted at 2011/06/29 00:03:18 | コメント(1) | トラックバック(0) | トラブル | 日記
2011年06月18日 イイね!

メーター照明ダウン

メーター照明ダウン7月初旬の「車検」に向けて少しずつ整備しています。

昨日・今日は、燈火類の点検をしていたんですが、なんと右外側のテールランプが点灯しないじゃないですか。

果たしていつから点いていないんだろう? そういえば最近、夜間走行をした記憶がないので、もしかすると、ずっと前から切れていたのかも…。

と思い、バルブ(電球)を摘出してみると、不思議なことに「切れてない」ではないですか。
そこでよく見ると、端子がかなり小さくなっています。電球ですから、摩耗しているわけではないですよね。でも点かない…。
試しに通電させてみると、ちゃんと点く…。
たぶん、このバルブは20年選手です。交換した記憶がありませんから。
小糸製だし。

ということはつまり、「届かない」ということですか?
端子が浮いてしまっているということでしょうか?

きっと、点灯のたびにバルブの熱で端子は少しだけ柔らかくなり、スプリングの力によって徐々に潰れるのかもしれませんね。それでも「ホット」なときはバルブケース自体も膨張しているので、何とか端子を押しつけているのでしょう。しかし、消灯後にバルブ全体が冷えると端子が届かなくなり、次はもう点灯しないから二度とホットにならず、それで「もう点きません」という瞬間が、いつかやってくるということなのでしょう。

「電球」というのは切れて寿命を迎えると思っていたんですけどね。
意外な結末でした。

残りの3個のバルブも、それなりに「フラット」になっていましたから、ここは「全交換」ですかね。ひとます1個だけストックがあったので交換。外したバルブで「ハンダ盛り」を試してみることにします(貧乏クサ!)。

さて、その後、ほかの燈火類を調べていると、どうやら右クラスタースイッチの「イルミネーションコントロール」が死んでいる模様。
ふだん、イルミの明るさを調整することなんかないので、壊れているのに気づかなかったようです。どうやら、MAXの明るさで固定されてしまっています。

何度かダイヤルを操作しても無反応なので、とりあえず、そのまま出かけることにしました。ヘッドライトの光軸を合わせに行くつもりだったんです(いつも、他人の家の壁を使っています)。

するとどうでしょう。走り始めた途端、メーター照明がいきなりダウンしました。パチスロ流にいうと「全消灯」です。エアコンの照明も。

「もしかして、テールランプのバルブを交換したせい? オレ、何かイジった?」

ヘッドライトは点灯していますが、テールランプは走行中なので確認できません。
「このまま走り続けるわけにはいかないと、コンビニのPにインして点検しました。ところが何ともないようです。

家に帰って配線図をチェック。どうやらテールランプとメーター照明は別系統のようです。ポジションランプ、グローブボックスランプはテールランプ系統、メーター照明と各イルミが照明系統らしいです。でも、ヒューズは共用していますから、テールランプが点灯するということは、ヒューズは切れていないということになります。

「じゃあ、何だ?」

さらに調べてみると、イルミネーションコントロールは、ヘッドライトスイッチの内部に独立した機構(可変抵抗器)を持っているとわかりました。
つまり、これがトラブルの元凶だったようですね。

まさか、ヘッドライトスイッチが壊れるとは。

ただ、その段階でも、実はまだ疑っていました。「ほかに原因があるんじゃないか?」と。でも、ひとまずストックのスイッチがあるので、それに交換してみることにしました。

するとどうでしょう。何事もなかったようにメーターが点灯します。イルミ調整もできます。やはり、スイッチだったようですね。

車検ではメーター照明までチェックしませんけど、それでも事前に気づいてよかったです。

しかし、ヘッドライトの光軸調整のために、また夜を待たなければいけなくなりました。
Posted at 2011/06/18 01:42:39 | コメント(1) | トラックバック(0) | トラブル | 日記
2011年05月08日 イイね!

逆チャイルドロック

逆チャイルドロックついにやってしまいました。
「アウター・ドアハンドル」の破損です。

出先の駐車場でいったん降りて、再度乗り込もうと思ったらドアが開かないんです。

「ん? ロックしたか?」

ワタシのFCはリモコンドアロック式なので、それで開閉しているんですが、たまに無意識に触ってしまうことがあるので、またソレかと。でも、リモコンは車内にあったのでちょっとアセりました。

しかし、もう一度アウターハンドルを操作してみて違う種類のイヤな予感が!
ハンドルは動くが途中で「ゴリゴリ」と引っかかり感があるんです!

そして、もちろんドアは開きません。
助手席から乗り込み、インナーハンドルで開けることはできたので、帰宅困難者にはならなくて済みましたが、これじゃ「逆チャイルドロック」です。外から開かないんですから。ウォークスルーのミニバンならともかく、FCで毎回助手席側から乗り込むのは相当ツラいです。

これまで、他人のFC3Sでは、何度となく聞かされてきた「ドアハンドル破損」でしたが、自分が遭遇するのは初めてです。かつて、友人のドアハンドルの交換を手伝ったことはありましたので、どんな壊れ方かは想像できましたし、自分でもキーシリンダーのイルミシャッターを交換したことがあったので、帰宅後、早速ドアハンドルを外しました。

やっぱり、レバーがパッキリと割れている(写真)。

「コレ、鋳造アルミだな。補修効かないかな」なんて悪あがきしていましたが、よく見ると「非分解」です。分解しないと溶接もボルト結合もできませんから、あきらめて部品を買うことにしました。

しかし、なんでだろう?

そもそも、ワタシの中では「ドアハンドルを壊すのはインナーロックをするからだ」と思っていたんですが、自分は新車当時からキーで開閉していましたし、10年ぐらい前からはリモコン式なので、自分のFCではこの種のトラブルは発生しないと考えていました。

「インナーロック」って呼び方は違うかもしれませんが、要するにドアを閉める前にロックし、ドアハンドルを持ち上げながらドアを閉めるアレです。ホンダ車なんかだと、ハンドルを持ち上げながらロックしたりしますよね。

インナーロックはドアハンドルに負荷がかかります。何しろ、開閉する際の人力とドアの重みがハンドルのヒンジに集中するわけですから。

でも、結局、それをやらないワタシのクルマでも、トラブルが出てしまいました。リモコンロックのリンクがドアハンドルに負担をかけたのかな? とも思いましたが、でもあのリンクはキーシリンダーにつながるロッドしか動かしていないはずだし、それに10年前に付けたもので今頃トラブルが出るというのも…。

それはともかく、ドアが開かないと困るので、ネットオークションで探してみました。以前は、かなりの数のドアハンドルが出品されていた記憶があったんですが、今はほとんどなく、しかも純正ブラックはありません。それに、何だか異常に「値段」が高い。出品数が少ないから相場が上がっているのでしょうか?

そこで、すぐディーラーに問い合わせました。夕方6時を回っていましたが、閉店前に在庫と納期を調べてもらおうと思ったんです。

ディーラーメカ(いつもメカに直接部品発注します)の最初の答えは「部品、あるかな?」でした。そうです。欠品のオソレありです(Dメカは同級生なのでタメグチです)。

お互いに「EPC」の画面を見ながら電話で会話していたんですが、ウチのパソコンはもちろんマツダのオンラインには入れません。やきもきしながら検索結果を待っていました。

ワタシ:「黒がなければ、ほかの色でもいいよ。塗るから」(相手は検索中…)
Dメカ:「あ、あったね。広島在庫。黒もあるよ」(こちらは嬉々!)
Dメカ:「火曜日か水曜日には届くかな。金額は8XXX円」

在庫があったことに「嬉々」だったゆえ、正確な金額を聞き漏らしましたが、オークションでは8000円ぐらいだったので、即断。さらに割引で6000円台で買えそうです(FCの純正部品はこの4月に定例の値上げが行われました)。

というわけでひと安心。あとは部品待ちですが、ひとつ気がかりなのは「色合い」ですね。
これまで外装部品を一度も交換したことがない(純正リップは一度新調しました)ので、ドアハンドルだけ交換すると、「浮く」可能性があります。
黒なので、それほど目立たないとは思いますが…、ちょっと心配です。

部品が来たら交換の顛末をお知らせします。
Posted at 2011/05/08 13:42:58 | コメント(2) | トラックバック(0) | トラブル | 日記

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「グッドイヤーの最新タイヤは実際どうなのか? http://cvw.jp/b/1090502/37362313/
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ノーマル風ストリート仕様をテーマにイジっています。車高はコンビニの輪止めに合わせてセットしています。現状維持すら困難ですが、まだまだ乗り続けたいです。よろしくお...
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