フジヤマ55 刈谷店
出張の合間に刈谷駅付近を散策、ついでにラーメンでも、と思い「麺屋 らいこう」というお店に行ったのだけれど、コロナのせいか開店時間になってもシャッターが開く気配がなく、、ということで、途中でたまたま見つけたこちらに立ち寄りました。
以前豊田で「つけ麺・ラーメン 五十五番」というお店のつけ麺を食べたのですが(2012年)、こちらのお店も55を冠しているため同系列だろうと予想し、今回はあえてつけ麺を避けて「刈谷二郎(800円)」なるインスパイア系にしてみました。
「東京在住なら二郎直系だってしょっちゅう行けるだろ!こんなところまで来てインスパイアなんて!!」という声が聞こえてきそうですが、さにあらず。東京から300km以上西、新幹線の停車駅ではないが、デンソーという巨大企業のお膝元のこの刈谷の地で、二郎はどのように解釈されているのかむしろ楽しみでしかたありません(笑)。
店員さん、私の食券を受け取るなり厨房に向かって「二郎です」と。。(これまた随分と他店名をハッキリと言うのね)また、料理提供の直前で「ニンニクいれますか?」と聞かれたのだけれど、どんなコールなら受け付けてもらえるのかサッパリなので、とりあえず「ニンニクちょっとだけ」でお願いしました。
で、いよいよお料理実食です。いや~、驚きますよコレ。
まず、スープが激甘です。。なんか、味噌カツ?どて煮?みたいな。しかし、ここで気がついたのですが、例えば私は白河ラーメンを食べても、あの醤油過多のスープを美味しいとは思いません。であれば、東海住みの人が東京に行ったときに二郎直系を食べても、やはりあれは単なる醤油過多でしかなく、美味しいとは思わない可能性がある。。
麺は恐らく200g程度と少なめな半面、チャーシューは一般のラーメン店に比べると相当に厚切りなものが3枚も奢られており、この東海のラーメンチェーン店が二郎をどう解釈したのかも分かって面白い。
確かに東京住みの私が、二郎の味を念頭に「刈谷二郎」のスープをすすれば妙に甘く感じるし、何か角切りみたいで乳化する素振りもないアブラも不思議ではあるが、この一杯はあまりに印象的で、いろいろと考えさせられました。そして、もちろんスープまで完飲。ごちそうさまでした!!
また行きたい度:100点
住所
愛知県刈谷市桜町1-46-2
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