
今年のお盆にポルシェで北海道に帰るつもりですが、うちのカレ4もついに走行距離10万KMの大台を超え、インタミ問題も少し意識しないといけないのかと思い、あれこれ調べてみました。
調べて見ると、米国イリノイ州にあるLN Engineeringというポルシェ専門ガレージが水冷ポルシェエンジン用のインタミ問題解決ツールを作っている事がわかりました。
内容は、エンジンフロント側のIMSを支えるベアリングと、ベアリングを支えるボルトの強化版というシンプルなキットと、クランクケースを分解してシャフトごと高耐久&軽量のものに交換するというヘビーなキットがあるようです。
【LN Engineering公式サイトのIMS対策キット紹介】
ttp://www.lnengineering.com/ims.html
このHP、英語なのでなかなか読めなかったですが、アメリカで年間に販売されるポルシェの台数は日本の約10倍で、その土地柄、走行距離も多めになるせいか、インタミ破損の発生件数も日本よりはるかに多いようで、9万マイル(14~15万キロくらい?)までの車両のうち10%の車両がIMS問題に直面しているとのこと。
IMS破損ケースのほとんどが「ベアリングの焼きつき」or「ボルトのねじ切れ(折れ)」らしい。
なので、シンプルなほうのキット(4諭吉くらいで買える)で充分対策にはなるはず。
このキットの情報収集のために昨日、名古屋のとあるポルシェショップに行ってきました。
結果、まだ周りに装着した前例がないらしく、信頼性もわからない製品なので保障はできないと言われました。
いちおうペリカンパーツという海外の通販サイトで取り扱っているらしく買うのは難しくなさそう。
ttp://www.pelicanparts.com/catalog/shopcart/101P/POR_101P_BOX014_pg1.htm
なのと、ペリカンパーツではテスト車両を使ってテストも実施しているようなので、おそらく問題はないはず。
アメリカ製というのがちょっ心配ですが、ベアリングの外側は高精度な日本製。
(ボールは高強度セラミックでアメリカ製)
名古屋のショップの社長は、前から気になっていたそうです。
でも、前例がないので保障できないというのはすごくわかるし、何より自分の車だから自分がめっちゃ怖い。
なにせ最悪いきなりオーバー200諭吉コースですから…。
って、ユーザがこの不安を抱いていることを認めているにも関わらず何も対策しないポルシェ社って一体…。
ペリカンパーツではきちんと実車テストもされてるみたいだし、大丈夫だと思うんだけどなぁ。
やるかやらないか、非常に悩ましいです。
国内で試した人or今度試すヨ!って居ないもんでしょうかねぇ?
PS:
昨日はSUZUKIさんと久々にお会いすることができて楽しかったです☆
Posted at 2011/05/29 19:52:43 | |
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